VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

『木づかい運動』 @東大 弥生講堂 

2010年11月04日 | 住宅業界
林野庁管轄のNPO法人・活木活木(いきいき)森ネットワークが主催する「木づかい祭りだ!全員集合」(かなりベタなタイトル・・・)
という国産材利用を促進する異業種交流セミナーの講師依頼を受けて参加した。
 
東京大学の弥生講堂にて。こちらも木造建築、内装も木のあらわしで。
 
NPOの伊藤最高顧問、林野庁の沼田次長がご挨拶。「政府の成長戦略にも森林・林業の活性化を挙げ、木材自給率を50%にすべく(現24%)ろもう整備、公共建築物木材利用促進法などを進めている」と。
 
このイベントのプロデュサーでもある安藤直人(東大大学院農学生命科学研究科)教授から活動報告と提言、
 
 
日本の国土の2/3が森林で、その40%が人工林。人口林が50年選手になってきた今が、林業再生の最後のチャンスと。

安藤先生に加え、森林ジャーナリストの田中淳夫さん・ハートツリー代表の服部進さん・生活アートクラブの富士村夏樹さんと私でパネルディスカッション。
 
後半のプログラムは、場所をアネックスに移り(こちらも安藤先生の木造建築)
  
参加者との分科会。 木づかい企業の商品展示も。
 
国産材利用の号令がかかる中、現場では流通の課題や‘何でも使えば良い’的な自治体などの問題が参加者から挙げられた。
政策も始まったばかりで現場での混乱はあるものの、各所で様々な取り組みが行われているのが分かった。
 
最後は東大構内にあるレストラン・アブルボアにて交流会。何と2階には銀座のBarが出現!?会員制の福利厚生施設だそう。
 こちらも内装はWoodyに・・・


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