VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

Panasonic、大型TVの今後[VIERA]新商品発表会

2009年02月03日 | 社会・文化
PanasonicがデジタルハイビジョンTV「新・ビエラ」として、3月以降発売する新商品を発表した。
パナソニックの西口本部長から発表
2011年の地上デジタル放送化に向け、これから約6000万台の市場があり
ブロードバンド化による高速ネットワークTVの時代を‘第5の波’と位置づけて攻勢をかける。

私は逆に、約5年間で既に4500万台以上の地デジTVが販売済みなのに驚いた。(新しいもの苦手な私も古TVが故障し昨年購入
全世帯数に近い数字なので、残るは高級大型ゾーンより低額普及型の市場なのかも知れない。

という事か最上位大型シリーズではない、Z・V・Gシリーズから13機種を新発売。

新商品を加え、17インチ~103インチまで6シリーズ24機種42モデルになる。

Zシリーズでは、圧縮せずワイヤレスで飛ばせ壁掛けレイアウトがスッキリ、手元で操作。
それに伴いデッキを置くリビングテーブルやこんなラックにTV台が変わる。

‘ビエラにリンク’も進化した。PanasonicのFAX「おたっくす」とのリンクでは紙を使わずTV画面で確認。これもECOのひとつ。

‘テレビでネット’ではビデオ・オン・デマンドだけでなく『YouYube』の動画をリモコン1つの簡単操作で楽しめるようになった。

省エネ機能も強化され、家電の待機時消費電力の32%がAV機器であることからビデオのリンクも含めた自動節電機能を搭載し
発光効率を高めるなど総合的な年間消費電力を約半減した(42v型の場合、約4400円/年)。

画質は動画解像度1080本に(従来900本)、ネオ・プラズマパネル搭載でコントラスト4万対1で立体感豊かに・・・私には分からない差
(フルハイビジョン液晶も900本で残像が無く、動く文字もハッキリ見える)

左、ネオ・プラズマパネルがフルフラットで約1インチ(2.47㎝)を実現。従来は約9.8㎝。
 
右の写真2つは住宅セキュリティーの実演。センサーカメラを8台まで接続できTV画面は4分割で4台同時にチェックできる。

説明後の質疑応答では「会社の業績関連については明日の発表会で」と質問を商品に限定された。(赤字額が3000億を超える)

そんな中「1月は前年比120%と売上は好調、薄型TV市場は2009年7%Upの1010万台と予測。当社は120%Upを目標に」という。

さて、今回もCMキャラクターの小雪と綾瀬はるかが登場。今回のキャッチは“ビエラ「美しさ」の向こうへ”。
プロポーション抜群の小雪に、今回は可愛いワンピースを着たはるかチャン。(前回は運動着だったもんなぁ)

おっ、2人とも春らしいグリーンのハイヒール!素敵ですねぇ~ 


市場予想価格はZシリーズ54V型が70万円前後、Gシリーズ42V型が約25万円前後・液晶34V型(HD)が14万円前後。
機能・性能か、価格か。厳しい環境の中でテレビ市場はどんな展開になるのでしょう。


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