VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ベネトン、FABRICA

2008年01月17日 | 社会・文化
ファッションでお馴染みイタリアのBenetton(ベネトン社)は文化・芸術・スポーツなど社会貢献活動に積極的。
そのコミュニケーション・リサーチ・センターであるFABRICA(ファブリカ)の展覧会が、Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター(東京港区)で開催中。
1/18~3/2、入場料700円(一般)。

タイトルは【LES YEUX OUVERTS】英語で言うとOpened Eyes、日本語では【将来を見据えた目】と意訳された。
これはフランスのポンピドゥー・センターが企画、2006年に展示後ミラノ、上海と巡回展示されたもの。
パリからポンピドゥー・センターのディレクター、ジュゼット女史(真ん中)が来日しイタリア大使館、ベネトンジャパンなどと記者会見。
 
安藤忠雄さんは、ベネトン所有の文化遺産を修復拡大したFABRICAの施設を手がけた関係でご挨拶。

天井からぶら下がった本は‘国境なき記者団’と企画した「COLORS Notebook」。
世界各国に全ページ白紙の約3000冊を送付し、約1000冊が自由な表現と共にファブリカへ戻ってきたもの。
FABRICAのクリエーター
(中国の囚人、南アフリカの子供、カナダの聖職者、宇宙飛行士、障害者、アーティストや一般人)
  
これはブラジルからだ・・・仏語圏のデッサン風・・・おっ日本語、メトロカードを貼った作品。

この世界地図では「Webのブラックホール」と題され、政府による情報統制がされているエリアを黒く塗った作品。
映像でインテラクティブなメディアを使った作品も多く、日本人でも分かりやすいものが選択展示されている。
写真中はコマ送りになった私の映像、静止画と連続画で時間の感覚を惑わされる。
  
今日ご一緒したのは、イタリア(世界)最大のタイル会社MARAZZI社(マラッツィ・ジャパン)の玉岡さん。







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