VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

Times Square の夜は長い

2010年10月21日 | NYショーハウス2010
Broadwayに近づくにつれ、煌々と輝くネオンが眩しくなって
‘THE NYC’とも言えるTimes Squareにやってきた。TOSHIBA、SONYと日本企業の広告も。

ブルームバーグ市長によって歩行者広場が拡張、テーブル&チェアもセットされWi-hiが無料で使える。
(NYCでは公共施設や駅ビルなど無料ネット環境は充実)
[tkts]が、階段状の建築物になっていた!? 階段に座ってポーズ!
(ちなみに私は15年ぶりのNY、当時はWTCに登りました・・・)

この煌びやかなBOXは米軍[Army・Navy・Air force・Marine]のリクルート施設。
右のトイザらスと同じ雰囲気なのが怖い。

面白いビルボードを発見!
巨大スクリーンにTimesSquareに居る人たちが映し出されていて
スクリーンに登場した女性がポラロイドで私たちを撮って写真を見せている。
インタラクティブな映像広告で「あそこに私!」と皆が指差し注目。

シアター界隈では「アダムス・ファミリー」のミュージカル版を発見。
ハロウィーンにぴったり!
おっと、居たいた!TimesSquareの名物Naked Cowboyだ(最近、小奇麗になったという噂)
私も写真撮影をお願い。一枚のつもりが、次々とポージングさせられ仰天!

Broadwayを抜けて、夕食はMaureenさんの好きなイタリアンへ。「Da Rosina」@342 W 46th St

PriFixコースでデザートまでがっつり(私は飛行機酔いからまだ復帰不十分・・・頭回ってる)
Maureenさんは明日からのPlanをMacやiPhoneを使って説明してくれた(御歳66歳なり!)
 
友人がIFDAの日本会員という事で、いつもNYではお世話を頂いているというが
初対面の私達にも素晴らしいPlanとアテンドをして下さった。
 
初日なのでゆっくりと思っていたが、深夜0時を過ぎて地下鉄に乗って帰ることに・・・安全になったNYCを体感。
 

Visiting New York!! 2010Autumn @Thompson Les

2010年10月21日 | NYショーハウス2010
春のMilanに続いて、この秋は急遽NYへ取材旅行する事になった。
(今回は火山噴火も無いはず!?)
出発の21日は羽田国際線ターミナルOpenの日。
それを尻目に、私は成田空港から米国Continental航空に乗って、
JFK空港ではなく、初めてNewark空港(NewJersey州)から入った。

・・・13時間のFlight。今回はシート指定で大失敗!
3人掛けが空いていた最後列を取って「横になって寝れる」と思っていたら
飛び上がってしまいそうなくらい揺れまくり、食事も喉を通らず死んでしまった.
(飛行機酔いは初めて、やっぱ後列はダメ!)
フラフラになってNewArk空港に到着。NYCへ向かうタクシー乗り場にて。
  
川の向こうにNewYorkCity、Manhattanが見えてきた(車中より)NYCまでは州をまたぐ課金があり$74也。

今回のお泊りは所謂デザイナーズ(こちらではブティックと言いますが)ホテルで
有名なTHOMPSON HOTELの一番新しいホテル[Thompson LES] @SOHO界隈、Allen通り
スタイリッシュな空間と人達(従業員もカワイイ) 
 
広い部屋にしたがバス付きが取れず、オシャレなレイン・シャワー(AXOR)のみ(トイレはTOTO)
NYのホテルは未だに高い!!更にブティックホテルは快適性の割に高いような・・・でも意外にホスピタリティは良くて問題無。

早速、マンハッタンの街へ。何故かスイスのキッチン設備メーカー[FRANKE]のレセプションパーティに。
アッパーイーストのクッキングスタジオ(お料理教室)で新商品の展示、シンクはじめステンレス製品の大手。
  

 浄水器用水栓も
今回の旅のアテンドをしてくれるIFDA(The International Furnishings and Design Association)のMaureenさん(中)と会場で出会ったデザイナーのご友人(左)
そして右が今回の旅のお供、名古屋から合流したインテリアデザイナーの宮地敦子さん。 
 
パーティはそこそこにして、夜のマンハッタンを歩く(中国語で歓迎)。途中、憧れの出版社CondeNastのビルに遭遇。
 


リクルート住宅総研、「愛ある賃貸住宅」調査報告会

2010年10月21日 | 住宅業界
年に1回、大規模なカスタマー調査を実施して住宅市場の課題を研究・提言している我がリクルート住宅総研。
今年は、過去2年「既存住宅活性化プロジェクト」「長寿命住宅大作戦」とストック住宅市場のあり方を研究してきた第3弾で最終テーマ「賃貸住宅」。
調査報告会をマスコミ関係者向けに東京(丸の内、と言っても八重洲)のリクルートにて開催。(NHK「ニュース9」からの取材も)
  
清水研究員から賃貸市場の課題を「賃貸住宅の選択肢が少ないことで、持家投資リスクを日本人は負わされている」などの前説から始まり
矢部所長が「賃貸住宅市場の現状ー公的統計ー」から市場の課題と調査につながった問題意識を紹介。
 
右上グラフは、東京・ニューヨーク・ロンドン・パリの賃貸住宅の面積別戸数シェアを比べたもの。
平均でも東京は42.3㎡とロンドン84.4㎡の半分以下、この広さがハード的に大きな較差となっている。
日本は賃貸用に建てられたアパートが多いが、欧米には賃貸専用の建築は稀であり一戸建ての賃貸も多い為である。

島原研究員から、メインの調査[NYC・London・Paris賃貸住宅生活実態調査]を解説。 
日本では賃貸住宅の暮らしの足かせになっている現状回復義務について、規制変更すべきという提言も(各都市の室内写真も交えて)。
 
ハード的に貧弱である日本の賃貸住宅は周知の事ではあるが
今回、露になったのは住まう人達の精神的健康状態が他3都市に比べて激悪だった事実。(WHOの採点手法採用)
その一つの要因に[地域内の親交人数]親しくしている人の数にフォーカスしてみた結果
同様に、住まいへの満足度や愛着にも関係性が現れたことから
賃貸住宅もコミニケーションづくりの仕掛けにより、救われる可能性もあると思われる。

報告書本体には、他の著者による提言も盛り込まれていますので
是非、リクルート住宅総研HPよりご覧下さい。