VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

業界最小のエコキュート

2007年04月05日 | 住宅業界
松下電工がオール電化事業の展開とエコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)の新商品を発表。

この4月から発足した組織、オール電化営業推進本部の飯間本部長から、急成長するオール電化市場について。
オール電化のエンジンとも言うべきエコキュートの販売は、今まで戸建が88%という構成比で
今後、都心部においてマンションや狭小戸建にも対応すべくコンパクトになった新商品の発表があった。
 
業界No1のコンパクト化を達成したのは、冷蔵庫などに使われている“真空断熱材”による保温効果。
松下電器産業のエアコンビジネスユニットの藤原ユニット長から発表。
 
オール電化には大型のタンクが必要なので、ある程度、庭なりスペースが無いと置けなかったのである。
リフォーム市場の拡大にもコンパクト化が課題であった。         (写真右下、断熱材の変遷)
  
左が新商品で右の従来型と比較すると設置面が[約87%(約0.8㎡)]に。マンションのメーターBoxにも収まる。
加熱能力も約32%Upした結果、タンクに貯湯する量が少なくてもOK。300Lサイズで370Lの給湯を実現。
写真中は更に、ヒートポンプとタンクが一つになった一体型。

これで、オール電化市場を更にマンション&リフォームにも拡大を狙うわけである。

発表会の後、松下電工内にあるトイレで全自動お掃除トイレ[アラウーノ]を体験して帰った・・・
ちょっと便座が大きくて落ちそうになった・・・