ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

今さらながら気づいた愚かな自分

2022-12-19 13:41:03 | エッセー

 今日夫の訪問治療のため、先生が診察に来て下さったが、何時も先生と一緒に

訪れてきた男性看護師さんから「今日が最後の訪問です。お世話になりました」

と挨拶され私は驚き、とてもショックを受けた。この3月から先生と一緒に来て下さる

とてもやさしくてにこやかな看護師さんだ。そして「先日伊勢神宮へ行きました。

ご主人が長生きなさるようお守りを買ってきました」と下さった。

およそ9カ月間毎月来て下さったが、丁寧に挨拶したが、別に親しい訳ではないのに

とても淋しかった。私は自分では全く記憶がない乳児期のトラウマのためか

エキセントリックなほど淋しがりで、心理学を勉強する前には「淋しさは恐怖だった」

それなのに、過去には自分からサヨナラして人達が多かった。

自分では心の機微には敏感だと思っていたけど、相手の気持ちをあまり考えず、プロ

の心理カウンセラーなのに・・・何歳になっても私は未熟なのだと、直面した淋しさに

改めて気づいた。そして心の中で時折うつうつとする原因は、もしかしたら私自身が

招いたのかもしれない、と思ったとても寒い日だった。

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「元気.健康.長生き」は長年の食生活から

2022-12-19 13:41:03 | エッセー

 医師から二度も危ないと言われ、心臓病、認知症その他にも余病がある90歳の

夫が今でもかなり元気だ。その大きな原因は命の元の「食生活」だと思っている。

 血や肉をつくり体に最も重要なタンパク質類は、肉類、魚介類、卵、乳製品

豆類などがある。あまり魚が好きでないが、(実は私も)でも毎日魚も食べるよう

に努力して、タンパク質類から4品目は食べるようにしている。

野菜はイモ類、キノコ類、根菜類、葉物類、実類などもあるが、我が家は毎日

7種類は必ず食べるようにしている。

そのため、買い物や調理は大変手間がかかる。でも幸い料理が好きなので、いろいろ

工夫して新しいものを作る。ことに野菜は手間がかかるが、できるだけ無駄のないように

使っている。昨日は大きなキャベツを半分にし、それを三つ切りにして、いろいろな

スパイスを入れて、牛肉顆粒を加えてしばらく煮た。柔らかくなってからウインナ

ソーセージを入れてトマトケチャップを加え少し煮た。

キャベツは柔らかく、暖かくてとても美味しかったが、私はそんな時いつも思う。

お料理は愛だと。後学のため、たまにはできたものを買ってみるが、基本的には

添加物が全く入らない食事が私のポリシーだ。

無論運動もその一助ではあるが、健康診断の眼底検査で先生に、高齢なのに眼底が

キレイと褒められたことがもっとも嬉しかった。

 本当の健康とは・・・・

「精神状態が安定していること」

「体のどの部分も意識しないこと」

「血液が体の隅々まで駆け巡っていること」だと思う。

最近まだ60代の若さで亡くなる人も多いようだが、器質的な要因の場合を除いては

食生活が大きな原因であることも多いようだ。そんな実体験も新しく作る指導の

中に加えたいと思っている。

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