インナーヴォイスの命じるままに

　昨日同世代で現役の学者の友人からの電話があり、しばらく話したが

まるで価値観や考え方が違っていて、これがふつうの高齢者なのだと感じ

あまりに違う自分を再認識した。二度も医師に危険な状態と言われた夫を

誰にも頼らず長年試行錯誤し、工夫しながら介護し長生きさせていて

「認知症歴満10年歴の優等生」。また私はこの年齢にして健康度バツグン

心の若さは我ながらスゴイ。それらは長年の心身両面の研鑽、その指導体験

執筆活動、講演活動で培われてものだ。人生最後の仕事としてカウンセリング

ルームで健康長寿のためと、高齢期に向かう方達に私独自のご指導したいと思った。

下記がたたき台ですがその紹介文です。

　令和5年2月開講予定です！　（個人指導　予約制）

１）アンチエイジング・エクササイズス（人生100歳時代楽しく生きましょう！）

２）向老期に向かう世代の方に（厳密には40歳代から老化します）

７5歳を過ぎると介護される人が増えてきます　私は高齢ですが入歯差し歯もなく健康

なのは、自分で工夫し実行するノウハウのためです。それを実感し嬉しかったのは

「75歳で目じりのシワが薄くなった」ことでした。今も認知症歴満10年半の夫を

穏やかで明るく「ああ幸せ」と時々言ってっくれる優等生状態で介護しています

長い人生をイキイキと楽しく幸せに生きるためには、身体的な健康ですが、それだけ

ではなく「明るさ、若さ（見た目）心の機微に敏感なこと」「心の知能指数を高める」

ことが大切です。私自身は長年夫の介護しながら、自分なりに満足して生きています。

心、身体、食生活、見た目、声など、それらを効率よくコントロールするコツ

毎日実行し、それらを実感している小池能里子しかできないご指導法です

ホームページを作り変えたり、パンフレットつくりなどいろいろありので、ブログ

投稿は1週間お休みさせて頂きます。多分私だからできる独自のご指導です。

1年間お読み下さって有難うございました。5年7日からまた毎日書きますね。

皆様方もどうぞ明るく希望に満ちた新しい年をお迎えください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小池能里子

　

年末に改めて感じたこと

　完璧に近い右脳人間の私は、計算やメカに大変弱い。これを書き始めたら、何故か

大昔の事を突然思い出した。それは中学受験のため「内申書」を先生に書いて頂いて

それを父に渡した。すると、父は私の目の前でそれを実に上手に開封して、読んで

くれた。いろいろあったがハッキリ覚えているのは、「感情表現は非常に豊かだが

推理力は少々劣る」だった。それは高齢になっても、「ズバリ今の私だ」それにしても

小学校の先生の洞察力は凄いなと、今更ながら感心した。

継母に育てられた私は、生育時には「怒られ過ぎ､可愛がられ過ぎ」と両極端だった。

　ある意味屈折した面もあったようだが、.計算しない天性の天真爛漫さが、社会に出て

もかなり有利に働いたようだ。そんな性格は今でも夫を楽しませるようで、彼は時々

ニヤニヤしているが、私は面白いらしく、それにそそっかしさも加わっているようだ。

　何歳になっても子供のような私は、「かなり特異な人間かも知れない」と気づいてから

思ったり、感じたりしたことを言葉にしないように気を付けた。

　そのため、まあ普通に見えるらしいが、昔から「三つ子の魂百まで」と言われるが

末期高齢になってもそれを引きずっている、そんな自分に時折辟易している。

太陽がいっぱい

　お天気が良く暖かい日ベランダに洗濯物を干してから、家中全部の戸や窓を開けた。

「家には風通しが必要だから、僅かでも良いから開けて下さいね」と、大分以前に建築屋

さんに言われている。寒いとつい締め切りがちになるが、私それ以来それを守っている。

　家中開けても暖かい、こんな時でも雪に閉じ込められている方が思うと、大変だなと

思うと同時に、一度も雪かきもしたことがないのは、かなり幸せなのだろうと思った。

まだ小学生の頃何故か「田舎に生まれなくてよかった」と思った。

都会育ちの私は自然は大好きだが、そんな環境ではとても暮らせないと思うが

夫も全く同じ考えだ。枕を干してから、ベレンダ側にあるベッドで寝転んで

いると暑いほどで、お日様は本当に有難いと感じた。

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

★感じたらすぐ！心の中にいっぱいに広げて！

 毎日の暮らしは、さまざまな楽しくないこと、腹立たしいこと、悲しいこと、辛いこと

などが押し寄せてきます。そんな事を何時までも引きずっていては、決して幸せな

人生は送れないでしょう。カウンセリングルームを訪れる方達は、実はこんなタイプ

が多いのです。もしも心が空だとしたら、黒い雲がいっぱいな状態で、自分の周りに

ある小さな幸せに気づかないのです。

　明るく前向きになるためには、心の青空を広げることが大切です。

それには、毎日元気でどこも痛くないこと、今日が無事に過ごせたこと。今特別に困った

こともないことなどなど・・・気づかないけれど当り前だけど、小さな幸せが沢山見つ

かるはず。今世界中ではいろいろな事が起きていますが、それに苦しんでいる方も大勢

いるのです。そんな方々をお気の毒と思うと同時に、平和な国日本人だけでも、私は

とても有難く思います。と言っても今は大雪に苦しんでいる地方の方も大変多く、本当に

お気の毒ですが・・・

    　例えば日常にっこんなことはないでしょうか？

　　　車を運転していても,信号についていた。

    　  お昼のランチが思いがけなく美味しかった。

       　　誰かに褒められた。

      　　可愛い犬が自分に近づいて尻尾をふってくれた。

     　　雨が急に止んで日が照ってきた。

    　　いつもと違う道を歩いたら、きれいなお花が咲いていた。

「下らない！いちいちそんなことに喜んでいるほど暇じゃないよ」と思う人は

もしかしたら幸せに縁が薄い人かも・・・脳が感じるのは瞬時なのです。

嬉しさ、喜び、楽しさ、感謝などすぐ、ダイレクトに心身の全てをコント

ロールしている大脳に伝えて下さい。すると、もしかしたら、人生が変わる

かも知れませんよ！私はいつもそうして生きています。

　そのため、何かあってもあまり文句や、愚痴を言わないでいられるのです。

この方法は「能里メソッド」の一つですが、人生観が変わった人も随分

多かったことも事実ですので、お試しになりませか？

※パリ郊外「クロード・モネ庭園」

１２月の大雪に思う

　今各地は12月の大雪のため、亡くなる方が増えたり、大規模停電、道路寸断など

寒いだけではなく、いろいろご苦労して本当に大変だ。そんなニュースを見る度に

本当にお気の毒でならない。降雪量がもっとも多いのは2月だそうだが、12月で

こんな大雪で、これから一体どうなるのだろうと心配になる。

それに比べると東京は、良いお天気が続いていて、道路をふつうに歩けるだけ

でも有難いことだと感じる。

私達は3階に住んでいるが、リビングルームは南向きのため、外は寒くても

冷たい風が吹いても、お天気が良い日はとても暖かく、暖房なしでいられる。

レース―カーテンを全部開けたら、日差しが強くなる事にも気づいた。

夫のベッドと私のベッドも寝室から移したので、生活のほとんどは暖かいリビング

ルームになった。小田急線が高架になり、踏切もなくなり交通量はぐっと減って

今はとても静かで、昔を思うと環境は驚くほど良くなった。

そのため感謝しているが、これからもずっと大雪のためご苦労なさる方々に

今私は何だか申し訳ないような気持ちがしている。