100歳以上の人口は86,510人となり、51年連続で過去最多となり、2047年には50
万人を突破するとの予測されているようだ。同世代の友人達と比較すると、人一倍
元気だと自認している私でさえ80代も後半になると、忘れることも多くなりも、急に
疲れやすくなった、それらは生理的に仕方がないことなのだと割り切っている。
忘れるために迷惑をかけるのは絶対に嫌なので、今までより日常生活もきちんと
メモしてとより注意している。
私はもう十分生きたし、過去にはほぼほぼ満足しているので、夫を幸せな状態で
見送れたら、この世に全く未練がない。只最後にお役に立ちたいと「献体登録」して
いるので、司法の手が入る事故死や自殺はできない。「愛別離苦」と言う言葉もあり
友人達がだんだんいなくなるのは淋しいが、いても私のように元気な人は少なく、年下
の友人達でも、だんだん体力や気力がなくなるのがふつうのようだ。
年齢と共に色々工夫し、毎日心身両面のトレーニングをしているからこそ、同世代
前後の人達より元気なのだと思う。それは私の美的感覚やプロ意識のためだけではなく
楽しいから継続できる。先日改めて書き出したら、それらはあまりにも多いが
生きているうちは元気でいたいからだ。39歳の時から抑圧から解放され、自由に行動
できるようになり「自分だけのためならいつ死んでも惜しくない」と思った、それは
今でも全く変わらない。長年の指導経験を活かして、人様のお役に立ちたい気持ちは
心の中でいつも燃えているが、それがあまり発揮できないのは淋しいことだ。