ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

真夜中なのに暑い

2023-07-31 06:16:50 | エッセー
 少々酩酊している私は、先日テレビで見た西船橋駅近くにあるお店で
小松菜が元でできたグリーンのハイボールを突然思い出した。
 大昔に西船橋の読売カルチャーセンターで、ヨーガと心理学のクラス
を2つ持っていたので、あの辺りはとても懐かしい。

 ビールとワインが好きだけど、どうしても飲みたいと思ったのは、美味
いそうだし、体に良さそう!健康志向の私には最も合ってると思うから。
 でも、ちょっと遠いな、長年お付き合いがある編集者だったKさんは
千葉のそう遠くないところに住んでいるから、今度誘ってみようかしら
などと思った真夜中でした。

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つれづれなるままに

2023-07-30 14:30:22 | エッセー
 今は旅行にも行けないし、特別楽しいことはないと思う。
 一生楽しめる趣味をと模索し、いろいろ試して見たが、結局見つから
なかった。私は子育てをしながら、仕事を始めたのが33歳。
代々木駅前のダンス学校や、新宿区のヨーガ教室などで何年か教えていた。
でも、自分で経営をするようになってからは、全て思い通りにできた。
 ※インドシバ神 (世界でただ一つ私のマントラにも入っている)


その半面家庭はかなり大切にしていたので、気分的には40%は主婦的
感覚だった。家族に不自由な思いをさせないため、30年間以上家政婦
さんを雇っていた。男性と違って「家族を養うことがない」から、経営
は折からのブームでもあり、大変楽だったのだと思う。
 現在もカウンセリングルームの看板は出しているが、昔と違って開店
休業状態だ。でも主婦業や、認知症の夫の介護は、現在も休むことなく
続行中だ。(それは案外好きだから楽だけど)
※私のペット妖精

 気分転換は比較的巧みな方だが、去年大好きな北海道へどうしても
行きたくて二日だけ夫を施設にお願いした。安心感はあったが、心から
楽しめなかったのは事実だ。私は「夫が幸せな状態なら長生きして欲しい」と、いつも思うのは、人一倍淋しがりだからかもしれない。
 これから老夫婦は何年一緒に暮らせるのだろう?
でも結婚していた知人や友人達は全員未亡人、私はやっぱり幸せかも
知れないと思ったら、気分が落ち着いた午後だった。
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心ときめくことに出会えて

2023-07-29 04:32:33 | エッセー
 一時的にはすっかりその気になったが、やはり私一人では無理と潔く
諦めたのは,夫の介護と、自分の体力と休みなく続く主婦業のためだ。
 昔と違ってすべて一人でこなしているので、時間的にも、あまり余裕は
なさ過ぎた。でも、また今日先生が私にチャンスを与えて下さった。
 それは広い会場と、比較的長い時間を与えて下さったからだ。

どうせなら心理面と、全員が参加できるトーク面の二部構成にしたい。
最近何となくゆるーく生きていた感じが、いつも企画構成を考えていた
頃のようにビビッドになった。同世代前後の方々と、楽しくコミュニ
ケーションできるのがとても嬉しい。

 どうすれば明るい気持ちを保てるが、元気でいられるか、また、若さを
保てるかなどは、私自身が毎日実行しているノウハウだ。
 頭がくるくる回転しているのは、天性お調子者のためかも知れない。
昔ある大学教授に「ノリノリの能里子さん」と言われた私になっている。
 そのため期待してくださる先生のためにも、できるだけ効果的にその
案を考えている。だからやっぱり人生は楽しい。

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温度差の壁

2023-07-28 14:39:34 | エッセー
 私は夫の介護は絶えず意識していて、彼が最も心地よい状態でいられ
るようにと努力はしている。この暑さなのに私が買い物から帰ると、エア
コンを切ってあるのは度々で、本当に腹が立つことが多い。
 高齢者は暑さに鈍感だというが、エアコンはいつも夫がいる位置には
最も強く当たるようだ。そのため、カーデイガンを羽織らせたりしているが
気づくと消えていることがある。以前はすごく暑がりだった夫も、加齢と
共にエアコンの風が冷たく感じるのかも知れない。

そのため、今日からパジャマを冬ものにしたら「ああ、あったかい」と
言った。この連日の暑さで先日午後から出かけた私は、気分が悪くなった
が、これからいよいよ夏本番だ。私とは明らかに温度差がついた夫と
どう付き合うべきかと、今日は改めて考えた。家の中で高齢者はエアコン
をかけずに熱中症で亡くなることが多いようだが、それほど鈍感ではないが
また介護の難しさが一つ増えた思いだ。

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夫91歳のバースデイ

2023-07-27 14:00:25 | エッセー
 昨日は夫の誕生日でした。いつも盛大に祝いましたが、二人で今回は
新宿へ食事に行くつもりでした。何故かいつも元気な私が朝から何と
なく元気がなく、たまには下北沢へ行こうかと相談し、涼しくなって
から出かけました。

 世田谷生まれ育ちの夫に、あまりに変わった下北沢の一部も見せて上げた
かったこともありました。何しろ認知症のため、全く記憶ができないので
以前も行ったのに全く覚えていないからです。
 駅の上あたりを一周してから、昔からあるお店に入り二人で乾杯しました。

 記憶は全くできなくても、昔のことは全部覚えているので、会話ができ
るのが私には最高に嬉しいことです。夫の好きな「ラルフローレン」の
シャツを着せて写真を撮りました。それから美味しいもの食べながら
生ビールを飲んで、楽しみました。私の希望は夫がこのままの状態で
今年一杯いて欲しいことです。すると男性の平均寿命より、満10年間は
長生きしたことになるのですから・・・「絶対長生きしてね」と
夫を見つめながら、心の中で祈るような気持ちだったバースデイでした。
※子供達から花束と金一封のプレゼント

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