ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

心のエネルギーで夫も自分もコントロール

2022-12-13 09:46:42 | エッセー

 昨日は区役所へ行ったが、駅前から等々力行に乗って世田谷区民ホール前で降りた。

そのバスは30分に1本なので、帰りは待ち時間が15分だったので、世田谷線

に乗ろうと一瞬思ったが、駅まで5分はかかるので、歩いて帰ろうと思った。

 区役所の隣の国士舘大講堂へは、シニアスクールで通い慣れている、歩くと

多分25分はかかるが、駅に近いところに住む私が、改めてこんな長い距離を

歩くのはホントに久張りだ。でも全く疲れなかった。

学校が二つもあり、人通りもなく静かな住宅街を歩いたが日差しも暖かった。

歩きながら考えたのは、高齢の私自身や70歳で狭心症のため救急車で4回搬送

された夫の事だった。79歳で認知症を発病し、何回目かの緊急入院のとき

「危ないかも知れない」と医師に言われ、子供達は葬式の相談までしたそうだ。

 3月にも帯状疱疹と持病の石灰沈着疼痛症が併発し、歩けなくなり13回目の緊急

入院し、その時訪問治療に変えたばかりの主治医は「このままでは余命は2週間」

と言われた。

※私の守り神妖精ドールの日向ぼっこ

90歳の夫は今ではすっかり元気で、毎日二人でビールを飲んでいるのは、もしかして

奇跡に近いかも知れない。それは私のエネルギーが夫を元気にさせているのだと

思っている。ヨーガ修行の他に、さまざまな精神的な勉強もし、そのために海外まで

行ったが、私が87歳にしてこれほど健康なのも、精神的なエネルギーが大きく影響

しているのだろう。「スタンデイングワーク」という言葉もあるそうだが、歩きな

がら考えるのは、頭が冴えていると感じた。持てるリピドー(心的エネルギー)を

活かして、人生最後の仕事をしたいと、今私の心は激しく燃えている。

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