ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

能里子のワンポイントアドバイス

2024-07-22 02:29:22 | エッセー
☆心で骨折を直した実体験
 願望は「死ぬまで介護されずに生きること」ですが、そのため自分の
健康と若さを保つために、色々工夫して毎日実践しています。
 それは「自分の体の体の中の声を聴くこと、また、各部分に注意を向け
ること」です。すると、あまり甘やかすことなく、無理することなく
適度に運動をしながら健康を保てることでしょう。
 病気は心の悲鳴が体に現れたものと言われますが、それは心身医学、心理学、生理学、脳科学、精神世界、ヒーリング法など色々勉強した私の実感
です。また、絶えず頑張ってくれる自分の心身に感謝するのも効果的なのは「体の中の細胞の一つ一つに意識がある」ためだと、私は信じています。

 これは昔経験した事実ですが、こんなことがありました。
その日はとても暑い日で、ベランダに出ていたら、電話が鳴り慌てて室内
に入りサッシの戸を強く閉めたのです。すると薬指をはさんでしまい
もの凄い激痛で、とても電話に出られませんでした。
 その時急いで冷凍庫から小さな保冷材を出し、痛い指先に巻き付け
ましたが、あまりの激痛にうつ伏せで、しばらくうめいてました。
 幸い小さな保冷材は沢山あり、それを取り替えながら、ズット冷やし
続けました。交通事故など、手術は何度か経験しましたが、麻酔のためか
これほどの痛みは、初めての激痛でした。

 私は自分の薬指にひたすら、「ゴメンね、痛い思いをさせて早く治ってね」と言い続けました。何故なら体は心そのものですから。
 それから2時間あまり、すると痛みはだんだん和らいで、ホットとし
ました。ずっと冷やし続けたお陰か、夕方には夫のために夕食の準備が
できたのです。ベッドに入る頃には、ほとんど痛みがなくなっていました。
 でも、一晩中冷やし続けました。その日は夏休み期間で、整形外科は
お休みのため、我が家の前にあるかかりつけの治療院へ行きました。
 すると先生は、「もしかしたら折れているかも知れない」と言われ
「え!まさか嘘でしょ」と内心驚きました。

 その日にはカルチャースクールの講座があり、音楽に合わせて体操を
したり、ダンスを踊ったりする指導もありましたが、ぶつからなければ
痛くないので、添え木をしてもらったので、講座は無事こなせました。
 それから夏休み明けの整形外科へ行き、レントゲンを撮ったら、何と
薬指の指先は本当に折れていたのです。長年お世話になり私をよく理解
なさっている先生は「もう治療する必要がないほどきれいについている
さすがですね」と、大変褒めて下さいました。
 私の指は、ふつうの人より二サイズ程細く、そんな細い指先がとても
可哀そうになって、「本当にゴメンね」と、薬指に改めて謝り「早くついて
くれて有難う」と感謝しました。私は自分の体のすべてが、たまらなく
愛しく思いますが、お願いを聞いてくれ、きっと自然治癒能力もガンバって
くれたのでしょう。あなたが信じて下さるか分かりませんが、私自身の
過去のさまざまな指導、またヒーラーとしても「細胞には意識がある説」
を唱えていた私が、思いがけなく経験した事実でした。

 医学的に素人のこんな考えは、講談社ビジネスパートナーズ発行
「心のアンチエイジング」川上正也著、北里大学名誉教授、国内や海外で
(医科分子生理学、免疫応答、分子生理学など30冊の著書を執筆)
先生のご著書が証明して下さいました。皆様にお伝えしたいことは、「ご自分
を愛し、心と身体にいつも感謝すること」自己否定や、自己嫌悪からは、何も
得ることはできません。これは、大勢の方を指導し、また、高齢でも健康で
生きている経験から、「ご自身の体の中の声を聴くこと、絶えず感謝すること」
をお勧めしたいと思っています。


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神様はどんな人が好き?

2024-07-21 02:38:20 | エッセー
 引き出しの奥から捨てたはずの、大昔私が神道のヒーリング法を学んで
いたノートが出てきました。その時は数人のグループでの受講でしたが
先生が「神様はどんなタイプの人が、もっとも好きだと思いますか?」と
質問され黒板にこう書きました。
  1)感謝。
  2)素直。
  3)明るい。
  4)人生を楽しんでいる。
  5)やさしい。
 そのとき(これ私みんな持ってる)と内心思いましたが、全員で相談し
どれも必要だけど、神様は「感謝」ではないかと意見がまとまりました。
 すると「人生を楽しんでいる人」が一番で、全員とても驚きました。

 また他の先生からは脳天気は「脳に天の気が集まっているから、大変に
良いことだ」と言うことも教えていただきました。
 私が過去に幸運に恵まれていたのは、多分そのすべてを持ち合わせて
いたからだったと感じました。これを書きながら、何故か突然霊気に溢れた
ご神木がある京都の「天川神社」を思い出しました。
 そこでは2泊3日の「前世療法」セミナーを、関西在住の二人の男性医師
から受けて、(ちょっね?)と感じたのですが・・・
 あまりに昔のことなので、今ネットで調べたら、何だかよく判らなく
なった真夜中でした。真夜中は「魔の時間」とも言うそうですが、私は
最近よくその時間に目覚めていますが、悪い事なのでしょうか?
 でも、実は今少々楽しい気分です。




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梅雨明けの暑い日

2024-07-20 10:32:11 | エッセー
 午後から外へ出たらあまりの暑さに驚いた。ポストにはこんなはがきが
来ていた。それは昔検体登録してある大学病院からだが、年賀状と暑中見舞
で1年に2回必ずはがきが来る。検体登録して長年過ぎたが、私は今でも
この年齢にして何の治療も受けていないので、高齢者でも研究材料になる
と自負している。でも、友人の話によると、これらか医師になる学生の
ための解剖になることが多いそうだ。もの凄く憶病でいろいろ恐怖症の
私だけれど、死んだら唯の物体だから、何をされても怖くもないし、お役
に立てることは嬉しいと思う。

 毎日夫のために栄養素やバランスを考えて食事つくりをしているが、今日は
卵料理にしようと思った。ちょっと甘いけれど夫は好きだからと、久しぶりにはんぺんを入れミキサーにかけ、卵焼きをつくったら、とてもきれいにできたので、ちょっと嬉しかった。この暑さで熱中症で亡くなる高齢者が多いが
猛暑でも夫が元気で長生きして欲しいと注意している。
 先日私が外出する日の「夫の一人夕飯」と友人に写メールしたら、すぐに「美味しそう!世界で一番幸せな夫さん」と返信が来た。

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冷静に自分を見つめた

2024-07-19 03:51:38 | エッセー
 1回目は映画館、2回目は友人と会って、3回目は求めているものを探
して新宿へ3日間通った。でも得るものは見つからなかった。
  年齢を忘れて動き回った結果、今まで経験したことない疲労となった。
 そしてまた昨日はクラスメートを誘って、3人であることを体験したが
結果は「私には感性が合わない」だった。

 感覚的な私はいつも時代の波に人より早く気づき、その波に押される
ようにラッキーな人生を歩んできた。華やかさは楽しかった、また、世界中
行きたい国全部行ったし,やりたいことはほとんど実現できて、人並以上
の幸せな体験も沢山できた。 心だけ若い私はメンタルな意味で、まだ
その線上にいたことに気付いた。

「何という愚かさ」世の中世の中そう甘くはない。
長年続いた「ツキ」は完全に終わっている。「これからは自分の年齢を
意識して、もっとゆったりと、楽しみながら生きて行こう」と
散々考え決断した真夜中だった。

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長年自分と葛藤しながら生きて

2024-07-17 10:54:31 | エッセー
 夜中にふと眼ざめまた考えた。心の深い部分に「さみしさの湖」を抱えて
生きていることに気づいたのは、「人生の修羅場」と思えた中三の15歳
だった。自分では全く覚えていないのに、生育時のトラウマか、それは
今でもしっかり心の中に存在している。そんな感情にもがき苦しんだのは
20代の後半で幸せな子育てをしているときだった。
 色々な本を読も漁って知ったのが、一遍上人の言葉「生まれるのも一人
死せるも一人、人間みなひとりなり」。また「愛別離苦」確か(自分が
長く生きるほど愛する人との別れが多くなる)「同床異夢」(同じ寝床で
寝ていても、同じ夢は見られない)と言う言葉だった。
 
 昔親しかった精神科医がこう言ったことがあった。「あなたの心の中には
大きな穴が空いていて、それを埋めたくて、いろいろやるんだね」と・・・
 私は「さすが精神科医」と、大いに納得したのを忘れない。
死ぬのは少しも怖くはないが、一人がとても恐ろしい。
 夫をいつまでも長生きして欲しいと、一所懸命工夫し努力するのは
愛情や責任感だけではなく、そんな感情に支配されているのかも知れない。

 心は一筆書きのようなものではなく、同じ人間が決して存在しないように、心もまたひとり一人が違うものだ。私のあまりにも感じやすく細い神経は
天性の天真爛漫さと明るさで無意識にカバーしている。
 でも、もしも心理学や、ヨーガに出合わなかったら、私はもうとうに
あの世に旅立っていただろう。それでも絶えず逡巡して生きてきたが
これは多分一生変わることはできないのだろう。
 激しさと繊細さとを併せ持つ自分の内面、そんな自分に未だに辟易
しながら生きている。
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