ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

 世代交代を実感して

2023-10-31 09:08:23 | エッセー
 娘も高齢者の仲間入りをした。私達の初孫は私が49歳の時生まれたが
今は二人の子育てをしながらダンス教師として活躍している。
 3歳になった娘も4代目として、ダンスの道を歩ませたいとの望んでいる
ようだ。長男の娘は大学の同級生と結婚し、今は遠方の地方都市に住み
専業主婦で子育てをしている。息子の長男は20代だが、この夏に自立
して家を出た。息子の家族は二度目に建てた我が家に私が呼び寄せ、二世
代住宅になったとき、孫たちは3歳と乳児だったが、二人ははあっと
いう間に成人した。
※3度目のハワイファミリー旅行

 長男の子供達は内孫だったが、娘は大学を卒業と同時に私のダンスス
タジオに就職し、やがてヨーガも教えるようになった。
 そのため、一人娘を連れてスタジオへ毎日出勤したので、3人とも内孫
のようで、私達はその成長ぶりや、可愛らしさを十分堪能した。
「光陰矢の如し」とも言うが、月日の流れは恐ろしいように早く、私達も
末期高齢者となった。夫は狭心症のため70歳でリタイアし、その後も
いろいろな病気を患いながらも、今でも他人様に驚かれるほど元気だ。
 ※金婚式孫たちと
 
 私達はそう長く生きられるはずはないし、世代の交代を現実に感じている。来月は久しぶりに孫達がひ孫達を連れて梅丘にきて集い、私達に会えるように
息子が手筈を整えてくれた。いずれにしても・・・小池家4世代は一同に
集えるのは多分これが最後かも知れないと感じている。
 「それもまた人生の流れの最後の楽しみの一つかもね」と、夫と話した
秋晴れの日だった。
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梅が丘キャッツハローイン

2023-10-30 06:20:41 | エッセー
 朝から駅の方から賑やかな音楽が聞こえてが、子供たちが仮装して集まる
ハロウィーンを毎年やっているので、そのためだと分かった。
 午後駅へ行ってみたら、子供や大人がごちぁまぜのようにたくさんいて
驚いた。扮装をした子供たちはそれぞれ可愛らしかった。
 あまりに人が多くとても写真が撮れなかったが、ベビーカーの赤ちゃん
まで顔にメークしていて、可愛らしい子供たちが、駅前にあふれたいた
日だった。



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淋しかった夕方

2023-10-29 09:37:42 | エッセー
 急に暗くなる秋の夕暮れは、少女時代から好きでなかった。
その日はある出来事があり、早く夫に話したかった、でも、すでに帰って
いる時間なのに、まだデイホームから帰ってこない。
 ベランダで見ていたが、白い大きな車はなかなか来ない。
空を見上げたら、東の方に大きな黄色いお月様が出ていたが、15分後には
真っ暗になって、お月様はよりきれいになった。(早く帰ってこないかなあ)

 ベランダで外を見て夫を待っているなんて・・・まるで子供のようだなと
自分でも少々呆れた。でも、亡くなったインドの先生には「エイジレス
ベービー」と言われ、子育て中に娘は「ママは私の妹みたい」息子には
「家は親が子供に甘える」なんて言われたこともあった。
 そのため、末期高齢者になっても、その本質はやっぱり変わらない。
 それから間もなく帰ってきたが、黄色い大きなお月さまは13夜だった。

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著書「本当の幸せをつかむ心のレッスン」より 1998年8月大和書房発行

2023-10-28 06:44:11 | エッセー
 ★今日は女王様になろう
 何となく気分が沈んだりイライラした時にもっともお勧めのメニュー。
それは一日だけ女王様になること。いつも「00したい」とか「00でき
ればよいのに」と思っていることを実行しましょう。
 誰にも邪魔されず、リッチにのびのびと、どんなことでも、あなたが
幸せに感じられることをしてみましう。
 例えば思い切り朝寝坊してから、ゆっくりコーヒーを飲んでソファーに
横になってテレビやビデを見たり、親しい友人に電話したり・・・
 朝風呂に入ってちょっとアルコールとか、好きな飲み物を飲んだり
「ああ幸せ」と思える事なら何でも良いのです。エステやネイルエステ
美容院へ行く。美しくメイクアップして、好きな人とデイト。

 温泉へ行って美味しい料理を食べて、ゴロンと横になりぼんやり景色を
眺める。高級なレストランで、ショーを見ながらディナーなどなど。
 リッチでエキサイティングな日を過ごしてはいかがでしょう。
 私のお勧めは何といってもバラのお風呂。それはバラの花をタップリ
入れて入浴するのです。3年前の誕生日にあふれるほどお花をいただいた
とき、自分の年齢と同じ数のバラの花を切り、バスタブに浮かべました。
 その頃の真紅のバラは、むせかえるように香りが強かったです。
バスタブに体を沈めると、バラの花がまとわりついてきて、まるで女王様
のような、ゴージャスで幸せな気分になってすっかり嬉しくなりました。
 大変お金がかかりますが、いつも頑張っているご自分のご褒美にいかが ?

 こんな女王様気分は滅多にできませんが、お部屋に飾ってその美しさを
十分楽しんでから、バラを切ってお風呂に浮かべると二度楽しめますよ。
 もちろんお金をかけるだけが、女王様気分ではありません。
あなたが楽しめればどんなことでもOKだと思います。
 ふだん忙しい人は、時間を思いのままに浪費するのも素敵なことですね。
そんな命の洗濯で心のゆとりが生まれれば、また明日へのエネルギーが
きっとチャージできることでしょう。

 
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年月の流れの残酷さ

2023-10-27 06:21:15 | エッセー
 昨日スーパーで「小池さん」と声をかけられたが、誰か分からなかった。
「失礼ですが何方でしょうか?」と聞くと「私混声合唱団でご一緒した
00です」と言われて驚いた。美しいソプラノで私の隣で歌っていた
Yさんだったが、まるで面変わりしていて分からなかったのだ。
 3年程在籍したは、合唱団は本格的なヴォイストレーニングもあり
レベルも高く好きだったが、日本のそれも私には好みでない曲目が
多く、一度復活したけれどやはり続かなかった。

 多分あれから3年あまり、年齢は私より多分年下だと思うが、これほど
変わるだと驚いたほど容貌が年老いていた。しばらく立ち話したが、声は
あまり変わってなかった。成長期の子供がみるみる変わるように、老化も
また加速しているのだと改めて思った。私もそうならないよういろいろ
努力しているが、高齢者にとって年月の流れは、かなり残酷だなと改めて
感じた出来事だった。


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