ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

世界心理治療学会で発表した小池能里子のアドバイス

2024-04-27 09:36:24 | エッセー
 ★ポジティブな心のクセをつける 
 明るく楽観的な人は、たとえ失敗したり、嫌なことがあっても、心の中で
(これを何時までも引き摺っていると、気持ちが暗くなるからできるだけ
早く忘れよう)と努力したり、(自分はいつも運が良い方だから、必ずうまくいくはず)と、気分を切り替えるので、心に負担がかかりません。

 ところがマイナス思考や、心配症の人は、その問題をなかなか忘れられ
ないため、いつも心に負担がかかるのです。ストレスは消化器系(胃や
腸など)に悪影響を及ぼしますので、胃が痛くなったり、下痢をしたり
するようです。気持ちが暗くなると、体が敏感に反応しますので、自分
でもどちらかというと悲観的だなと感じる方は「もう過ぎたことだから
忘れよう」とか「この状態が永久に続くわけではない」と、割り切る
ようにすると、気持ちが大分軽くなることでしょう。

 時は恐ろしいようにどんどん流れて行きますので、「今が大切だから
不愉快な気分はできるだけ早く断ち切ろう」と、あまり考えない
「心のクセ」をつけることをお薦めいたします。
 明日は明るい日と書きますので、「不安や心配を希望や期待」に
変換して、できるだけ明るく楽しく過ごしましょう。

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何でこんなエネルギッシュなのかしら?

2024-04-26 03:57:09 | エッセー
 高齢者が抱えているのがひざ痛で、腰、肩の関節痛などもあるようだ。
ダンス教師だった私は、使い方が悪かったためか、40代にディスコダンス
で膝,フラダンスで腰を痛めた。何時も痛い訳ではなかったが、気づくと
足を引きづっていることもあり、定期的に治療院や整形外科に通っていた。
 ある日テレビで見た体操が「これ私に良さそう」とピンときて、すぐ
テレビ局に問い合わせた。それから茨城県牛久市の、有名なスポーツ
トレーナーの先生の治療院へ約3か月間通って、治療を受けると同時に
その体操を習った。それ以来自分でひざが治った体操は、ヨーガレッスン
の準備体操に取り入れて指導した。それから長年間ずっと続けているので
あれほど悩んだ膝痛は、今では全くなくなった。
 
さらに50代後半「突発性難聴炎」で緊急入院、左耳の聞こえが悪くなり
耳鳴りが絶えずあった。また、めまいのため全く動けなくなり、救急車で
搬送され2回入院した「突発性良性頭位めまい症」、約3年間の「座骨神経痛」は、いくら医者通いしても治らないので、そのために役立つ本を買い、毎日
努力し自分で完全に治した。無論年齢なりの老化はいろいろあるが、長年
努力した結果、今はどこも痛くなく、20年前よりむしろ体調が良い。
 自分で驚いたのは、ふつうの人の半分しかなかった握力が、強くなり
重い物を若い頃より持てるようになったことだ。

 さらに今やらなければできないと決心し、高齢者の方に心身両面の
セミナーを開く。残りの人生を楽しく有意義に過ごすために、私の様々な
経験をお伝えしたいからだ。ことに高齢になると、友人や知人達が少なく
なり、誰とも話さなず淋しい人が増えてくるので、参加した方全員が
楽しいおしゃべりをするよう、心理ゲームを応用して加えるのがメインだ。
 88歳の私、我ながらこのエネルギーは凄いと、少々呆れながらその
高揚感のため、夜中に目覚めて、思いついたことをPCに入力している。

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今日の手づくりランチ

2024-04-25 10:00:33 | エッセー
 マグロのづけ丼風にしました。マグロのお刺身と、しらす干し、手作り
紅ショウガを載せました。
 作り方は・・・酢飯を作ります。丼に酢飯を盛り付け、その上に刻みのり
をタップリかけます。わさび醬油にマグロを30分位漬けて、ごはんの上
にのせ、しらす干しタップリと、彩りに手作り紅ショウガ(これが薄味で
とても美味しい)ぬか漬けのキュウリを乗せました。

ほうれん草と油揚げの味噌汁をつけました。とても美味しかったので
ご紹介しました。外食はしませんが、握り寿司以外は麺類、丼物、パスタ
などはすべて手作りです。味はイマイチかも知れません。
 でも、食材は店屋物よりずっとタップリ、薄味ですので、栄養価は
優れていてヘルシーだとだと思います。手間はかかりますが、休日など
こんなランチは如何でしょうか?
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水ばかり飲んだ日

2024-04-23 20:42:51 | エッセー
今日はシニアスクール、下北沢のタウンホールだったが、午前中に終わり
その後クラスメート達とランチしながら,おシャベりするのも楽しみだ。
そのため認知症の夫を一人置いて出かけるので、お昼を作って食べられ
るよう準備したり、着替えさせたり、薬を飲ませたりなどいろいろ忙しい。
 夫は治療薬とサプリ、私はサプリメントだけ毎日飲むが,慌ててていた
ので、間違って夫の治療薬を飲んでしまった。
 
 薬の内容は心臓、高血圧、痛み止め、などだが心配になり、恥ずかし
かったが主治医の先生に聞いてみた。すると「家で静かにして、水を沢山
飲むことしかない。血圧が下がり過ぎて、もしも夕方まで具合が悪かったら
往診して点滴をしましょう」と言って下さった。
 不注意、粗忽、せっかちがそんな結果になったので、自分でも呆れたが
とりあえず水を2杯飲んで出かけた。講義中も約600cc位飲んだが
気分は全然悪くなく、友人達ともふつうにランチした。

 私は40代と50代に断食をしたことがあった。ヨーガの指導者と
して断食体験をしたかったからだ。予備断食から始め絶食すると、1日
でフラフラになり体が動けなくなり、ドクターストップになった。
 そのためもう一度完全断食を経験したいと、わざわざ淡路島にある
断食道場にいった。でも、やはり完全断食1日で上の血圧が60になり
二度目もともドクターストップになった。

 予備断食から1日水を約4リットル近く飲まなければならなかったので
今でも水はいくらでも飲めた。気分も悪くなく食事もふつうにできたので
先生にその状態の報告と、お礼のファックスした。
 ホントにバカみたいな自分に、反省しきりのゆうつうな日だった。
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今に生きている

2024-04-23 06:46:07 | エッセー
 「老いは迎え撃て」これは私が40代の頃、かなり売れていた女性作家
の本のタイトルだった。「凄い攻撃的なタイトルだな」と、びっくりした
のを忘れないが、 それは現代で言うアンチエイジングのことだ。
「リラックス」という言葉も、その時代はなかった。そのためか、私の
2冊目の著書「リラックスで人生が変わる」は、新聞や雑誌の書評でも
随分取り上げられ、大変よく売れた本だった。

 また、「八重洲ブックセンター」の心理学部門で1位になったが、それは、一流企業研修講師だったため、そのテキストとして企業がまとめ買いをして
くれたからだ。あの時代はどこの書店も賑やかだった、私は八重洲ブック
センターの喫茶室で新幹線を見ながらコーヒーを飲むのが、何とも言えず
楽しかった。でも今はすでにない。時と共に有名な大型書店がなくなって
いくのは、どうにも淋しく感じたのは私だけではないはずだ。

 とても忙しかったけれど、今とは時間の流れが違うような気がする。
カウンセリングのクライアントは、ネガティブな過去を引きずり過ぎて
いる人が実に多かった。そのため、「現在7,未来2、過去は1」と
能里メソッドでカウンセリングをしたが、これは私の理念として現在
でも変わらない。何故なら、過去も、現在も、未来も地続きだけれど
変えられるのは現在だけで、その結果が未来につながるから・・・
 そのため、年齢を重ねても、私はいつも今に生きている。

 
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