ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

いくら元気で長生きしても・・・

2020-01-31 11:18:36 | エッセー

 さっき眼科で会ったその日とは、梅が丘の駅前で長年喫茶店を経営していて、美人

で評判の人だった。芸能人が多い土地柄のためか、その頃有名だった人達が沢山

出入りしていた。その方は今93歳だそうだが、体は元気だが足が弱くなり、補助車で

なければ外に出られないそうだ。ときどき街で会ったが、その頃は足を衰えさせない

ため、毎日羽根木公園を歩いていたが、やはり年齢には叶わないのだろうか?

 ※ダンスのレッスンが多かった頃の40歳代の私

 

 先日健康診断を受けたホームドクターは「今は100歳はふつうになるかも・・・」

と言われたが、長生きなんかしたくない。夫はまた心臓が可笑しいのか、息苦しくなり

あまり歩けなくなったので、大学病院で検査を受けるための予約をした。

 介護する私は自分が健康でなければならないが、先日シニアスクールの講義のため

成城ホールへ行ったが、隣が成城大学なので、学生さん達が沢山歩いていたが、その

スピードで歩ける私は、年齢の割にはまあまあだと思う。

 長年ダンスを意識したレッスンを加えているが、これからもより心して、無理なく

レッスンを続けて、きれいな姿勢と歩き方をキープしたいと思っている。

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老老介護の大変さ

2020-01-29 10:19:08 | エッセー

 私は滅多に怒らなかったが、今朝は本当にキレた。それはデイホームのお迎えの

時間が迫っているのに、薬も飲まず着替えもせず、ぐずぐずしていたからだ。

それは毎回のことだが、どうにも我慢できなくなった。夫を怒鳴るのが嫌なので

流し台の中の瀬戸物を叩きつけた!すると夫が「何しているんだよ!」と言ったので

「あなたを怒鳴れないから瀬戸物にあたっているのよ!」すると夫は「いい加減にしろよ!」

と怒鳴った!怒りは心身に最も悪影響を及ぼす。「怒りは自分で毒を生産しているの

と同じこと」自分にも周囲にも大変悪いことだと、いつも自分をコントロールしてい

るが、今朝はそれができなかった。そんなとき「これが一生続くのだ」と思うとホント

に嫌になる。一般的には認知症の余命は5年、と言われているのは、激昂するため自分で

命を短くするからだ。

 世田谷区の行政で開いている「高齢者認知症介護の会」に参加すると、「夫、妻、親

を殺して自分も死にたい」と時折聞くが、それは介護者の切実な気持ちだと思う。

 心理のプロとして、認知症10年目の夫を只の一度も怒らせず介護してきたが、今朝は

夫を怒らせた。でも、5分後にはそれをすっかり忘れている、認知症はそんな病気だ。

 まだ変わったばかりの認知症専門のデイホームなので、お迎えの時間を勘違いして

玄関でしばらく待たせた夫に気づき、3階に連れてきて「ごめんね。私お迎えの時間

勘違いしたの」と謝り、「後10分あるからお茶飲んでね」とお茶を入れた。

 それに今日は夫の帰る時間は、混声合唱団のレッスンがあるので、鍵を持たせ送り

出した。思えば10年目の夫は「認知症優等生だ」これからも、もっと穏やかに接しな

ければと大いに反省した今朝だった。

              

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孫娘へのプレゼント

2020-01-28 08:31:29 | エッセー

 娘の娘はには今3歳の男の子がいる。産まれたときは命の危険性があるような

状態だったが、今ではすっかり元気で、活発でヤンチャなようだ。

 言葉をどんどん覚えているが、どうも大変要領が良いらしいが、写真を見ると

可愛くて仕方がない。すっかり忘れていたが、私は昔子育てに関する本を、2冊書い

たことがあり、その本を突然思い出し、調べたらまだあったので、今日手紙をつけて

横浜に住む孫娘に送った。

                                         

それはある日京都の出版社「PHP研究所」から出版依頼があり、京都から編集者

が訪ねてきた。初めは心理的な内容のはずだったが、いろいろな雑談の中から、私の

ユニークな子育ての本を書いて欲しいと、急に路線変更になった。

私が子育てをした頃は、母親のほとんどが専業主婦だった時代で、現代とは全く違う。

その本が役に立つか定かではないが、子育ての基本はそう変化はないと思うが・・・

私が49歳の時生まれた孫娘は、その著書を読んでどう感じるのだろう?

昨夜は届いているはずだが、まだ何にリアクションがないが・・・

                           

 

 

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新しいものを学ぶときめき

2020-01-27 08:01:30 | エッセー

 私は過去に絶えず何かを学び続けていたが、その集大成が現在の私かも知れない。

それは今でも続いているが、何しろ行動が素早いので、興味を持ったものは即

トライする。そのため今でも、新聞の折り込み広告を丹念にチェックしている。

先日荻窪のよみうりカルチャーセンターで、興味のある講座を見つけ早速申し込んだ。

実は大昔約3・4年間にわたり、このカルチャーセンター4か所で「実践心理学」

「ヨーガ」「自律訓練法」の講座を指導していたこともあった。

 カルチャーセンターは実にさまざまな講座があり、気軽に受講できるので、私は

過去に一体何種類学んだが覚えていないほどだ。

無論長年いろいろ受講しているので、電話で申し込んだだけだったが、また改めて

カードを書かなければならないと思った。でも、何も書かずに入金しただけで、簡単に

手続きができたのでびっくりした。それは放送作家が教える「コミュニケーション

スキル「雑談と脳ヨガ」と言うタイトルで新設した講座だった。

「どんなことが学習できるのかしら?」と私は興味深々だったが、「期待のし過ぎは

落胆の元」なので、あまり期待はしないで参加したが、想定外になかなか面白かった。

それは感性の元である右脳を活性化できるような内容で、最近老化のためか、物忘れが

多くなったので、いろいろな意味できっと効果があるかもと感じた。

 主婦、介護、時折指導、趣味、学習、自分自身の研究、私の毎日は何時も

いつもエキサイティングだ。

 

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何歳になってもある程度ファッショナブルでいたい

2020-01-26 09:40:42 | エッセー

 高齢になると「沢山あるから、もう着るものは一切買わない」とか「今さら

おしゃれしても・・・」などのタイプも多くなる。でも、私はそうは思わない。

 何故なら「人間が古いから、古いものばかリ着ていると、気持ちも弾まないし

ますます古びて見える」と思う。どんな高価なものでも、私はほとんど処分した。

 猫の目のように変わるファッションを追うつもりはないが、あまりアナクロは嫌だ。

そう高いものは買わないが、適度に新しいものを買う。

そんな私をいつもさりげなく観察している人は、ある日濃いピンク系のシャーリ

ングの効いた細いパンツを履いていたらこう言った。「相当勇気いるわよね」と。

              

皮肉かほめ言葉が知らないが、私が何を着ていても、誰にも迷惑はかけないと思う。

今年の新年会は2度あったが、やはり改めて出かける時は、必ずドレスリハーサルをする。

 前日に決めて置かないと迷うからで、アクセサリー、コート、シューズなど大きな

鏡の前で全身を見て、それらを揃えて置く。そして、必ず夫にチェックして貰うのは

長年の習慣だ。夫が「それ可笑しいよ」と言わなければ、私は平気だが、ことに沢山ある

アクセサリーを選ぶのが大変だが、それはとても楽しい作業だ。

 誰に見せる訳ではなく、自分が楽しいからと、言葉には出さなくても、夫はそんな私が

好きだからだ。いくら年齢を重ねても、ある程度はファツショナブルでいたいから。

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