☆スタンダード大方式「腹圧呼吸法」
3年程前にこの本を読んで(サンマーク出版)「これは素晴らしい」と感じた
呼吸法がありました。呼吸は不随意に自律神経で行われますが、自律神経は心と身体と
の重要なルートのため、呼吸法は心身両面をコントロールができるのです。
それは世界最新の疲労予防腹圧呼吸法「IAP」メソッドで、腹式呼吸ではなく、腹圧
呼吸と言われるものです。腹式呼吸は息を吸ってお腹を膨らまし、吐くときは凹まし
ますが、この「IAP」メソッドは息を吸ったときも、また、吐くときにもお腹を膨ら
ます方法です。呼吸法に慣れてない方は、少々難しいと思いますが、大変効果がある
と思いますのでご紹介しました。
☆「腹圧呼吸法」の効果は本書ではこのように説明されています。
1 腹圧が高まることで体の中の中心(体幹と背柱)がしっかり安定する。
2 体幹と背柱が安定すると、正しい姿勢になる。
3 正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる。
4 中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」(体の格
パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる。
5 体がベストポジションになると、無理な動きがなくなる。
6 無理な動きがなくなり、体のパフォーマンス・レベルが上がり、疲れやケガも防げる。
初めに腹式呼吸をマスターしてから、練習するとわりとやさしくマスターでできる
と思いました。
以前著者の山田先生が日本に帰国しNHKに出演なさり、そのやり方を教えていた
ので、その写真を撮りましたのでご紹介しましょう。
1 やり方はお腹の柔らかい部分に両手を当てます。
2 3秒かけてそこをふくらますように息をすいます。
3 お腹をふくらましたまま6秒かけて息を吐きます。
朝昼晩 8回ぐらいづつ行うとマスターできるそうです、ぜひ練習し疲れない体を
手に入れましょう。私はヨーガ指導者なので、数限りなく呼吸法はできますが、これは
素晴らしい呼吸法だと感じ、毎日朝晩行っています。
若々しく元気になりたい方、疲れやすいあなたも、ストレスフルな方もぜひどうぞ!!
★ もしもそれが面倒なら隙間時間に(人を待ったリ、信号待ち、電車やバスの中
エスカレーターなど)を利用しては如何でしょうか?!