太宰府が38.5度、日本1の猛暑、たまりませんね。昨夜も寝不足で昼間の体調、絶不調。夕食後、妻の制止もきかず、カメラと登山スティックを持ち、いつもの反対のウオーキングコースにでかける。
写真の被写体探しと俳句のネタ探し。大阪、藤井寺市の画家、俳人のFさんに1日1句に挑戦と約束したものだから句材さがし。本来ユックリ吟行としゃれて楽しみべきところをこれじゃ趣味と逆行しているみたいですね
台風のせいか風があるので昼間の暑さと比べるとうんと楽だが道路サイドを歩いていると西日がきつい。その道路サイドに百合の花が暑さにもめげずひっそり咲いていた。
ダンプけたたまし路辺にひっそりユリ二輪
道路からはずれて住宅のあるわき道をゆく。西日で自分の姿が足長オジサン。えらく長い影。何か句になりそう。
影長し 背中も熱し 残暑かな
さらに歩く。交番がみえてきた。都会と違い周辺は静か。このたたずまいもなにか作句できそう。
派出所に 人影見えず 秋の夕
川に沿って歩く。大部暑さもしのぎやすくなってきた。山の上に黒い雲がたなびいている。
川面に空が映り込んでいる。橋をわたりさらに歩く。
田んぼのわきの水たまりに水紋ができていて、そのまわりにイトトンボ(とうすみ蜻蛉)が数匹。
小石に止まっては飛び出し又とまるのを繰り返している
とうすみや 飛んでは戻り 何するぞ
川の流れの段差のあるところに空の紋様が渦により揺らいでいる。
川の上流にダイサギ。なにやら獲物をねらっている。
さっと長い首をのばして小魚をゲットしたようだ。
白鷺や 小魚ゲットし したり顔
1時間あまりネタをさがしながらウオーキング。身体は汗ばんでいるが頭の重いのは消えていた。上弦の月が庭の木の間から見えていた。
猛暑の中のステイホーム。家に引きこもっているとおかしくなりますね。動いて汗をかくと新たな展開がでてきそう。写真をみかえしながら舌頭千転(推敲)してみましょう!!!
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