身を挺して高濃度汚染地区に入って県内放射能汚染マップを作製している
木村真三さんの報告会が予定されています。
その調査の様子は、2度にわたってNHKのETV特集で放送されました。
その後も、いわき市に入り調査を続けておられるという話を聞いていました。
木村さんは、元放射線医学総合研究所職員で、その後厚労省へ。
しかし、今回の事故の汚染の実態調査に入るため、その職も辞したそうです。
(そのあたりには、上からの圧力が…とか何とか複雑な事情もありそうですが)
詳細な汚染マップを作るということは、今後私たちがこの地で生きていくための、
そして、将来の福島の創生のための、大事な足がかりとなるものです。
それなのに、誰もこれをやってくれません。
何度も言いますが、国も、県も、市町村も、ましてや東電も。
現地に入り独自の調査をするということ。
それは自らも被曝する可能性もあるということです。
とにかく県内いたるところで、専門の研究者や学者の方々の講演会、
研修会が開かれていますが、一般的な話はもういい、
このような、身近な実地調査にもとずいた報告、そこから導き出された意見こそ
私たちが求めているものです。
私も聞きに行きたい!
でも事情により行けません。
行かれる予定の方、お話を聞かせて下さい。
「木村真三氏 いわき地区放射能調査報告会」
6月19日(日) 午後2時~4時
いわき市小名浜市民会館大ホール
入場無料
主催 いわき地区放射能調査委員会
協賛 脱原発福島ネットワーク