四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

再び 四国の風に吹かれて (6)

2012-02-02 12:32:55 | 

1/9 晴れ

夕食には、六人が食卓に着いた。 その内の、体格の良い六十代の方から・・・お手元の、箸を入れている紙の裏を見て下さい・・・表には、御手もと 安楽寺 四国 第六番札所 上板町 電話 088(694)2046番(代) と、印刷されていた。
 
裏には・・・「食前のことば」が、印刷されています。
私 白浜と申します  作法に従い  一緒に、ご唱和下さいと言う。
 
一粒の米にも 万人の苦労が かけられています
一滴の水にも 天地の恵みが かけられています
ありがたく いただきます
 
食事をしながら、この方は、どうゆう方、何だろうか?  同年代の方との歩き遍路さんは、間違いないが?  お二人で、般若湯を吞まれていた・・・熱燗? 二本  お二人の会話が、耳に入って来た・・・この方は、お遍路さん達の「先達」をされている人と、直感した。
 
食事は、遍路さんの体を考えての内容だった。
夫々に席を立った・・・最後は、その方と私だけになった。
 
その方から、言われた・・・お友達とお遍路 良いですね・・・ありがとうございます。
彼は、私より若いですが・・・現役企業戦士で、疲れて・・・四国へ行きたいと、言うので、一緒に来ました。
 
私は、退職後に縁があって、一人で「結願・お礼参り・満願」をさせて頂きました。
遍路の良さは、身に滲みています・・・思い出す度に、心が温もります。 
何処まで行けるか分かりませんが・・・Aさんが、何かをつかんで貰えたらと来ました。
 
あ~それは良いですね~  四国でのお遍路は、きっと何かを・・・力を授けてくれると思います。
 
あ~明日は、十一番さんまで行かれると思いますが、途中の「法輪寺」さんに、田村さんと言う人がいますので、その方の話を聞いて下さい。
田村さんは、お歳は八十を越えられています。
 
ありがとうございます・・・そうさせて頂きます。  ご接待を頂いた。
 
就寝  今日一日の事など、思いが巡り中々寝着けなかった。 前回は安楽寺さんでは、行きも帰りも雨に出合った・・・・・。