珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

でかんさんを招いて

2013-12-23 08:49:59 | オフ会
天気が回復した3連休の初日は、でかんさんを招いてサウンド交流でした。前回訪問してからインターバル3週間での再会です。一概には言えませんが、双方に意義のある交流にするためにも、オフ会は相互訪問が基本だと思っています。聴くジャンル、部屋、装置、経験、アプローチ、求める音・・・異なる要素が満載ですので、訪れる度に何かしらの気付きがあります。ネット時代ですから、断片的(画像的)に情報は得られますが、聴くことに勝るものはありません。招く方からするとプレッシャーにはなりますが、それも含めて楽しむようにと考えています。

オフ会の前は恒例の掃除です。この部屋はベランダに通じていることもあり、かなり埃のたまりやすい部屋です。長らくサボっていると大変なことになります。オフ会の前日に慌てないように、本当は小まめに掃除しておくべきなのでしょうね。導入して何とか使えるようになったDEQ2496もオフ会デビューです。


出番を待つレコードとCDです。といってもCDは紹介用で、勿論、Cuboxによるファイル再生です。でかんさん宅ではアナログ中心に聴かせせていただきましたが、私の方は、アナログ盤は相変わらず脈絡もない品揃えです。結局、デジタル:アナログ比は、3:1で臨むことにしました。


でかんさんはポップス、ロック、フュージョンを中心に聴かれています。私自身もよく聴くジャンルですから、とりわけ、選曲は楽しかったです。オフ会の最初は女性ヴォーカルと決めています。声の定位感や演奏とのコントラストが分かりやすい曲を選びます。以後、ジャズ、フュージョン、ロック、ポップス(洋)、ポップス(邦)と組んでみました。ジャンルを跨ぐ際もなるべく連続性が出るような曲順にしました。最近、一部のオフ会で盛り上がっている八神純子はデジタル、アナログそれぞれかけました。アナログ(ベスト盤)はマイナーな曲で構成されてるA面から、気に入っている「Be My Best Friend」を選びました。


先日の訪問で聴くジャンルだけでなく、追求している音が似ていることは判っていました。数曲聴いただけで、でかんさんも同じような印象を持たれたようです。部屋を音で満たす感覚は、共に求めるところです。それでも違いはあって、拙宅は観客として聴いている感じ、でかんさん宅は一緒になって演奏している感じ、だそうです。平行法か内振りかの違いがあるのかも知れません。かなりヨイショは入っているとは思いますが、低音についてお褒めいただきました。キーワードは解像度、沈み込み、ブーミングレスです。元来、ウィーンアコースティックの低音は豊富ですが、暴れていないとすれば嬉しいです。

これまで、それなりにオフ会の回数を重ねてきましたが、求める音の方向が同じ例は、案外少ないと思います。そういった意味ではむしろ新鮮なオフ会でした。でかんさんのようにチューニング材を駆使しても、拙宅のようにほぼノーガードでも、方向性が同じになるのはオーディオの面白いところです。方向性が異なれば異なったで多様性を楽しむモードになりますが、方向性が同じだと差異に耳が向かいます。結果、それぞれ課題も見つかったオフ会でもありました。お互い音を磨いたところで再交流させていただければと思います。でかんさん、濃い時間をありがとうございました。

オフ会デビューしたDEQ2496の使いこなしは、来年の課題の一つと言えます。オーディオ部屋がノーガードに過ぎる事は認識しています。今年最後のオフ会には、DEQ2496の先生にお越しいただく予定です。
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