5月27日、甲府のケニティーさんにお越しいただきました。これまで、甲府には2度(2019年、2023年)とお邪魔させていただきましたが、お越しいただくのは今回が初となります。ケニティーさんと最初にご一緒したのは、2015年の静岡でのオフ会でした。その後の交流を通じて、ケニティーさんとはオーディオの嗜好がかなり近いのではと感じていました。オフ会の丁寧な進行、音楽やアーティストへの熱い想いにも好感を持っていました。そういった意味では、約7年半越しのオフ会実現、ということになります。
午前中は掃除、買い出し等、準備に当てました。GWにオフ会をやったこともあって、比較的すんなり進みました。少し早めに待ち合わせ場所に着くと、ケニティーさんもやはり早めに着かれたようです。拙宅近くの蕎麦屋さんでお昼をご一緒しました。そのお店は初めてだったですが、結構賑わっていてリーズナブルでした。二人とも天丼と蕎麦のセットにしました。この日は天候に恵まれ、終日半袖でも問題ない陽気でした。冷房の出番はありませんでしたが、適度に換気をしながらオフ会を進行しました。
ヴォーカル好きのケニティーさんですので、プログラムのほとんどがヴォーカルになることが予想されました。デジタルの方はRoonの画面を見ながら、その場で選曲することにしました。アナログは70~80年代の邦楽アルバムを10枚ほどピックアップしておき、こちらも流れで選ぶことにしました。先日の甲府でのオフ会では、ケニティーさんが綿密に組んだプログラムを、事前にLINEで案内していただきました。実際の進行も、ほぼ計画通りでした。それに比べると、ルーズな進行で恐縮です。
Jポップス、JAZZ、ポップスとジャンルを変えながらヴォーカルものを聴いていただきました。女性ヴォーカル中心ですが、ところどころで男性ヴォーカルを入れてみました。2019年の訪問時に話題に上がった、高田みづえの「緑のかがやき」も勿論かけました。NHKのみんなのうたで放送された曲だそうです。高田みづえは世代的には私に近いのですが、同曲は存じ上げなかったです。幼少期のケニティーさんの耳に刻まれた大切な曲です。皆さんの思い出の曲をフル再生で共有できるのはオフ会ならでは、ですね。
ヴォーカル好きと一口に言っても、聴きどころは人によって異なります。声量の上がるところの音の広がり、破綻寸前の美味しさ等、普段あまり意識してないポイントも指摘いただき、勉強になりました。持ち込んでいただいた池田綾子、柴田淳、上田知華を始め、デジタル系は総じて、満足いただけたようです。声的にはアナログが勝ったようでもありました。竹内まりやの「五線紙」をかけた後、「セプテンバー」のリクエストがありました。この日の一番嵌った声だったようで、当方にとっては想定外でした。
4時間はあっという間に過ぎました。久しぶりに長津田の「みちのく」で感想戦を持ちました。3年以上は間が空きましたが、以前の雰囲気はそのままでした。ケニティーさんの甲府への帰路を気にしながらも、オーディオや音楽、みんなのうた、その他の話題をつまみに、お話させていただきました。ケニティーさん、念願の相互オフ会が実現できてよかったです。今回のオフ会を励みに、さらに声を磨きたいとも思いました。落ち着いたところで、また甲府にもお邪魔させていただければと思います。ありがとうございました。
※ケニティーさんが参加されているPhil-M Communityにて、日記を上げていただきました。