珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Harubaruさん、Lotus Rootさんご来訪

2022-12-18 11:39:23 | オフ会
先週の土曜日(10日)、Harubaruさん、Lotus Rootsさんを招いて拙宅オフ会を行いました。お二人とのオフ会は、10月のLotus Rootsさんのお宅訪問以来、約2か月ぶりとなります。前回、お越しいただいたのはGWオフ会でしたので、約7ヶ月ぶりのご来訪となります。前回からの変化点はアナログプレーヤーへのWelldelta導入となります。ラックの脚を受けるWelldeltaは導入直後でしたので、その後の時間経過もあります。後半は怖いもの見たさのバベルの持ち込み企画でした。自宅で聴くのが何よりの参考になるので、お願いした次第です。



いつものようにまずデジタルから始めました。なるべく半年前のオフ会と音源が重ならないように選曲しました。こちらは先日のGRFさん宅訪問で聴かせていただいた「恋すれど廃盤」シリーズです。勢いあまって1~3まで一気に揃えてしまいました。ちあきなおみのデビュー曲「雨に濡れた慕情」いいですねー。しばらくメロディーが頭の中を巡ってます(笑)。ゲストのお二人はジャンル不問で聴いていただけるので、Roonの画面をみつつ、進行中に私が思いついた曲を聴いていただきました。ジャズ、歌謡曲を多めに、クラシック少々の構成でした。


一通りデジタルを聴いていただいた後、バベルの持ち込みをやることとなりました。置く場所はいろいろ考えられましたが、ボトルネックと思われるパワーアンプ下に敷くこととしました。まず聴いたのはサン・サーンス「交響曲第3番オルガン付き」の第2楽章です。バベル入れる前(ウェルリング)との直接対決となります。出だしでLotus Rootsさんと共に驚いてしまいました。弦は柔らかく、低音の深みが増すなど、とても豊かなサウンドになったと感じました。上流機器のみならず下流機器も振動対策は効きますね。



本来であれば都度バベルの有無を比較したいところですが、時間の関係もあり、アナログはそのままバベルありで聴いていただきました。というわけで、文字通り、下駄を履いた状態での進行となりました。『ホテル・カリフォルニア』からは、「ニュー・キッド・イン・タウン 」、金井夕子のファーストアルバムからは「パステルラブ」を選びました。他、洋楽ではシャーデー、リンダ・ロンシュタット、クラシックではイ・ムジチ演奏の「バスーン協奏曲」(ヴィヴァルディ)等を聴いていただきました。


邦楽は70年代後半の作品が中心となりました。中島みゆきは、こちらの盤ではなく『みんな去ってしまった』より「夜風の中から」にしました。他、相曽春日、豊島たづみ、松田聖子、山口百恵など。私自身はユーミンの「青いエアメイル」がとりわけよく聴こえました。情報が増えても煩くなりません。声の柔らかさ、細かい音、低音の深みがバランスとれて、確かにずっと聴いていたくなる音だなと感じました。皆さんのご感想も同様ではなかったかと思います。GWよりアナログの音が前に出るようなったとのご意見もありました。


その後、アナログプレイヤーにもバベルを施して試聴しました(フォノイコは底面の突起の関係で実施できず)。レコードを何枚かかけるうちに馴染みが出てきたようです。やはり情報量が増す方向ですが、効果としてはパワーアンプの方が大きいように感じました。一連の試聴を通じて、システムのウイークポイントが見えてきたように思います。危険な持ち込み企画と言われますが、取り組むべきポイントが明確になったのはよかったと思います。アナログを一通り聴いたところでお開きとなりました。

終了後、近所の中華料理店「壺中天」にて感想戦を行いました。オーディオ近況他、楽しくお話させていただきました。Harubaruさん、Lotus Rootsさん、この度はありがとうございました。
コメント (6)
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