先週の日曜日(21日)にMFさんのお宅をお邪魔して、MFPCのバージョンアップを行いました。正確に言うと、その日は完了とならず、後日の対応をお願いすることになりましたが、現在は、聴ける状態となっています。バージョンアップの主な内容は、Roonのバージョンアップ(1.7→1.8)、Diretta最新版の導入、Windows10のマイナーチェンジです。今回は投資ゼロの懐に優しいバージョンアップです。オリオスペックから入手したDiretta最新版、3台のPanda(コア、コントロール、Direttaターゲット)をハンドキャリーで持ち込みました。
21日は終日、強い風と雨となりました。舎人公園の桜はまだ三分咲きといった風情でした。翌週、気温が上がったので、あちらこちらで桜の開花が進んだ様子です。私の地元の桜の様子も、日をあらためて紹介します。MFさんにピックアップいただいた後、途中、コンビニで昼食を調達。オフ会の合間に各自、食事をとることとしました。緊急事態宣言が明けたとは言え、オフ会には感染対策を徹底して臨みたいものです。
MFさんのMFPCシステムです。Core i9というスペックの高いCPUを積んだPCと、Pandaを切り替えて比較する企画があったのですが、これが裏目に出てしまいました。途中、PCの認識トラブルが発生し、バージョンアップの進行に影響が出ました。更に私のPandaがUSBを認識しなくなり、ここでも時間をとられました。いずれのトラブルも、物理的な接続に問題があったようです。限られた時間だとどうしても焦ってしまい、些細なミスに気づきにくくなります。ある程度時間が経過した段階で、この日中の完了を諦めることにしました。
MFさんはPC側で工夫して、如何にいい音を出すか、に拘れています。このためシステムの下流はさほど弄られていません。約1年半前のDiretta初試聴が懐かしいですが、その当時とHugo2 →L-509X→HELICON 400 MK2という、ラインナップに変わりはありません。トラブル中、私が待ち状態になったこともあり、Spotify(圧縮音源)→ラズパイをBGM的に聴かせていただきました。ながら聴きならこれもありですね。
と言うわけで、この日、私が持ち込んだMFPCの音を聴くことはできませんでた。代わりにMFさんのシステムでRoon1.8の音を聴かせていただきました。使用したのは私の耳タコ音源、イーディ・ゴーメの「Blame It on the Bossa Nova」です。プロセスカットのレベル6と7の違いをあらためて聴いて驚きました。ボリュームが一つまみ変わった印象で、ノイズが下がり、レンジが広がります。CPUに余計な仕事をさせないことの重要性がよくわかるデモでした。バージョンアップへの期待を持って、この日は終了となりました。
翌週の平日にMFさんに、じっくりバージョンアップをしていただきました。26日の夜に一式が届き、無事、音出しまで確認できました。音のレポートは様々な楽曲を聴いてから行います。第一印象は、音がほぐれた感じです。MFさんにはハードディスクのオフライン分析(これ結構時間かかります)までやっていただき、却って至れり尽くせりの状態になりました。コアPCのシャットダウン方法の再確認など、個人的にも収穫があり、雨降って地固まるの心境です。MFさん、ありがとうございました。