珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

生藤山(初登り)

2021-01-06 20:18:54 | その他
明けましておめでとうございます。2021年が始まりましたが、神奈川県を含む1都3県は、間もなく緊急事態宣言が出される模様です。徹底的な対策をすれば2月末くらいにはかなり収まる・・・そんなシミュレーション結果がNHKニュースで紹介されていました。いち早い収束を願うばかりです。毎年、正月は実家(と言っても同じ横浜市内)に顔を出してましたが、今回は自粛しました。散歩感覚での単独登山であればよかろうと思い、2日、地元神奈川の生藤山(しょうとうざん)に登ってきました。

藤野の低山歩きは、このところのマイブームです。昨年は2月に鷹取山、10月には陣馬山・景信山に登りました。今回のメイン生藤山も藤野15名山に数えられています。本来乗りたかった路線バスに間に合わず、藤野駅から登山口まで歩く羽目になりましたが、冬の低山らしい散歩登山となりました。


藤野駅から鎌沢入口まで路線バスのルート沿いに歩きました。陣馬山の登山口はあっさり着きましたが、底から先が長かったです。バスルートから外れても舗装された道が続きましたが、かなりの急坂で、この時点で登山感覚となりました。漸く登山口が現われました。やはり土の上を歩くのが一番です。


しばらく進むと「桜のプロムナード」の看板のある場所に出ました。ここに来て富士山もはっきり見えるようになりました。テングス病により花が咲かなくなったと記載がありました。復活の道のりは長いようですが。いつの日か再訪して、富士山と桜の組み合わせを見てみたいものです。


すっかり葉が落ちた冬山風情のルートを進みます。空気の冷たさと共に、冬山の良さを感じる瞬間です。何気ないシーンですが、非日常の癒し場面です。こういったシーンが下山口まで続きます。


そうこうしている内に、最初のピークである三国山に到着しました。三国とは相模、甲斐、武蔵を指します。山頂が三つの県を跨ぐ状況はあちらこちにありますから、いろんな三国山があるわけです。


三国山から生藤山は目と鼻の先です。ちょっとした岩場を登ると生藤山にあっけなく到着できました。ヤマケイから出ている「神奈川県の山」を読んで以来、気になっていた生藤山にやっと登ることができました。


生藤山からの富士山です。左側の雲が残念ですが良しとします。


この日、3つ目のピーク茅丸です。この山頂を通らない巻き道もあったのですが、これは登って正解でした。この日のピークの中で一番広い展望でした。標高も生藤山より高いです。


富士山は勿論、


大山~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~大室山の景色が素晴らしかったです。普段、東から丹沢山塊を見ていますが、北から見ているわけです。大山が丹沢と独立していることがよく分ります。


茅丸から先の穏やかな縦走路を、展望と共に進みます。このルートをずっと進むと陣馬山に辿り着けますが、前回登ったので和田方面への分岐を曲がり、下山しました。


登山道を終えて和田の集落に着きました。もう富士山は見えないものと思っていたところにサプライズです。周りの山々に遮られているはずの富士山が見えて嬉しくなりました。


ゆずが藤野の名産だったとは、知りませんでした。秋の名残の柿とのツーショットを撮って、散歩登山の締めとしました。同じ神奈川でも、横浜とは随分と異なる時間が流れていました。



年末年始、毎日のように晴天となっている横浜方面です。特に2日の天気がよさそうでしたので、急遽、散歩登山をやりました。1月は北八ヶ岳の企画も予定されているのですが、緊急事態宣言で流れてしまいそうです。2021年もwithコロナで明け暮れるのでしょうか?
コメント (2)
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