珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

チューバホーンさん宅訪問

2020-03-01 13:35:20 | オフ会
2月23日、チューバホーンさんのお宅にお邪魔してきました。ご一緒はHarubaruさんです。昨年11月末のGerman Physiks友の会に参加されたチューバホーンさんとHarubaruさんの間で話が進み、定点観測している私も含めて、オフ会設定の運びとなりました。個別にはお二人とも多数お会いしているので、初の組み合わせに不思議な感じもありました。セッション感覚で私も楽しませていただきました。午前中は、例によって体の施術を受けました。昼食(中華料理)からHarubaruさん合流です。

チューバホーンさんのお宅は、昨年8月以来となります。この半年間は、台風、ラグビーW杯、コロナウィルスといろいろありましたね。年々月日が経過するスピードが増していますが、この半年はホント短く感じられました。チューバホーンさんがコーナー型のランカスターを導入されてからの4年も、あっという間に感じられます。足元には拙宅でも使用している黒檀のスペーサーが納まっています。


最上流のCECのトランスポートTL3 3.0は変わっていませんが、DAC以降は、機器が入れ替わっていました。


まずDACです。Oさん製作に変わりはありませんが、DACチップを使わないディスクリートDACです。海外の高級プレイヤーやマランツのSA-10と、同じ路線です。そういったDACを自作できるOさんは、流石ですね。かなり細かいハンダ作業を要するそうです。従来のES9018を使ったDACの一部部品を転用し、新生DACが完成しました。


マランツ7のユーザーである点では、チューバホーンさん、Harubaruさんは共通しています。メンテナンスも同じ方がされているそうです。筐体が新しい箱に入っています。箱の素材はMDFだそうで、エッジが丸く加工されています。以前、マランツ7は箱が大切と、聞いたことがあります。


パワーアンプには、ファーストワットが導入されています。導入自体は耳にしていました。ご決断の速さにはいつも驚いてしまいます。昨年2月のBTさん訪問時の「海を見ていた午後」がきっかけになったという話もあり、音源を持ち込んだ甲斐がありました。かなり熱くなるアンプのようで、チューバホーンさんは、時折手で熱さを確認していました。


Harubaruさんも私も全ジャンルOKですので、クラシック→ポップス→ジャズの流れとなりました。写真を撮ったタイミングの関係で入れ混ざっている点はご了承ください。過去にかけた曲も交えて、比較しやすいよう配慮いただきました。



シュライアー/リヒテルの「冬の旅」では、一昨年末、Iさん訪問時にレコード聴いた印象が、再現されていました。暗いけど惹かれる曲です。テレサテンのルイードのライブもそうですが、音のいいCDはアマゾンで高値がついています(涙)。同じタイトルでも音が今一つの盤には注意ください。


ノラジョーンズのCDに、立派な低音が入っていてびっくり(汗)。マイルスやパトリシアバーバーのライブに浸りました。あまりジャズを聴かれないチューバホーンさんですが、鳴りますね。


全体の印象ですが、まず、音がスムーズです。これはDACチップを使わない新DACの効果でしょうか?一方で弦楽器やヴォーカルの細かいニュアンスも伝わってきます。ライブ音源に共通していたのは、会場の空気感が以前よりも増していることです。レファレンスのさだまさしのライブでは拍手の音が手に取るようでした。会場にワープする感覚、いいですね。クラシック特有の下から湧き上がってくるような低音も以前より強まっていると思いました。

これまでジャンルに応じてプリアンプを切り替えられていましたが、マランツ7で何でもござれの状況を作られていました。まだ導入して間もない機器もある中で、音を仕上げるチューバホーンさんの腕には、毎度感心します。ES9018派がいなくなる寂しさはありますが、新DACと新パワーアンプの導入、おめでとうございます。オフ会終了後、Harubaruさんはご事情で帰られました。チューバホーンさんと二人で駅近くの焼き鳥屋さんで感想戦を行い、今年最初のオフ会を終えました。ありがとうございました。
コメント (4)
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