台風が東に逸れた影響か、昨日の午後から本日にかけて横浜は爽やかな晴天となっています。先週は週の後半からは気温も下がり、特に、朝晩、着実に秋が迫っていることを感じます。残暑がどうなるか読めませんが、今年は金木犀の香りが例年より早まるような予感がします。さて、7月に真空管交換の話題を記事にしました。これ自体も大きなトピックでしたが、この夏の二大変化ポイント、(1)SP足元へのQuad Ring導入、(2)lightMPD/upnpgw 導入を振り返ってみます。2017年も大型の機器投資はありませんが、サウンド的にそれなりに前進があったものと捉えています。
4月の拙宅オフにHarubaruさん、K&Kさんが来られた際、ジークレフ音響のQuad RIngをお借りしました。1週間ほど試聴して好感触(ニュアンスの向上、音場の広がりなど)を得たので、夏のボーナスを待って導入することにしました。Quad Ringにはいくつかバージョンがあるようですが、自宅試聴し、かつ複数の方のアドバイスも踏まえ、バーチ素材×無塗装の一択としました。SP当たり3つ使うか4つ使うかの選択肢がありましたが、費用対効果も考え3つ使いにしました。3点インシュレーター感覚での導入です。これはお盆休みに訪問したgenmiさんの使い方と共通です。
ただし、トールボーイ型のSPに使うには、転倒対策が必須でした。地震もそうですが、日常生活での接触による転倒も十分考えられました。対策は二つしてあります。一つはSP後の隅にストッパーを配置することです。SPに触れない高さの木材を東急ハンズで調達し、上面にハネナイトシートという制振のゴムシートを張りました。もう一つは前方のQuad Ringの天板と底板の隙間に、余ったハネナイトシートを挿入する、というものです。仮にSPが倒れる場合、天板も傾くため、そこにストッパーを置くというわけです。ハネナイトシートは普段、天板には接していないので音への影響は少ないだろうとの判断です。
こちらのシートは細分化して、数枚重ねてもよさそうです。
続いてPCトランスポートの変更であるlightMPD/upnpgwの導入です。私がLinux系のPCトランスポートを導入したのが2011年の東日本大震災の頃です。以後、ハードはAlixからCuboxに変わりましたが、ソフトはVoyage MPDをずっと愛用してきました。もう6年以上になります。昨年、Windowsで動くJPLAYが話題を呼びましたが、一方でLinux系もlightMPDにおいて動きがあることは知っていました。実際、5月にはOさんのお宅で音も聴かせていただきました。準備は昨年末に済んでいたのですが、忙しさを理由になかなか手をつけられませんでした。himaさんからのプレッシャー?もあり、夏季連休中のトライとなりました。
ハードはAlixの後継のAPU2を2台使っています。写真右側のPCが音楽再生に特化しており、家庭のネットワーク環境から分離されています。一方、左側のPCはコントロール用で、HUBを介してNASに繋がっています。役割分担というわけです。先のそねさん宅でのPCオーディオの勉強会でも、OSこそ違えどPC分離の有効性を実感しました。もはやオカルトではなく、PCトランスポートの音質向上の常套手段として定着するのではないかと、思われます。現在、二つのAPU2をつなぐLANケーブルは格安のクロスケーブルを使っていますが、ストレートケーブルも使えるようです。
lightMPD/upnpgwについては、私自身の備忘録も兼ねて、別途記事を書くつもりです。霞が一段ととれたようなサウンドですね。聴感上のS/N比が上がりました。現在、いろんな音源を聴いていますが、音の出際、消え際の繊細さが上がった印象です。開拓者の皆さんにお世話になりっぱなし、という点では、6年前と変わりません。ソフトはデジファイのおとさん、諸々はhimaさんにお世話になりました。再生中、プレイヤー側がハングアップするのに参りましたが、付属の冷却シートを使ったら問題解消しました。himaさん、その節はありがとうございました。
lightMPD/upnpgwによる音の変化は、Quad Ringによるニュアンス向上、音場の広がりとも相乗効果があり、例年になくこの夏はオーディオしてしまいました。来週からはいくつかオフ会が予定されています。このまま秋のオーディオモードに移行することになりそうです。
4月の拙宅オフにHarubaruさん、K&Kさんが来られた際、ジークレフ音響のQuad RIngをお借りしました。1週間ほど試聴して好感触(ニュアンスの向上、音場の広がりなど)を得たので、夏のボーナスを待って導入することにしました。Quad Ringにはいくつかバージョンがあるようですが、自宅試聴し、かつ複数の方のアドバイスも踏まえ、バーチ素材×無塗装の一択としました。SP当たり3つ使うか4つ使うかの選択肢がありましたが、費用対効果も考え3つ使いにしました。3点インシュレーター感覚での導入です。これはお盆休みに訪問したgenmiさんの使い方と共通です。
ただし、トールボーイ型のSPに使うには、転倒対策が必須でした。地震もそうですが、日常生活での接触による転倒も十分考えられました。対策は二つしてあります。一つはSP後の隅にストッパーを配置することです。SPに触れない高さの木材を東急ハンズで調達し、上面にハネナイトシートという制振のゴムシートを張りました。もう一つは前方のQuad Ringの天板と底板の隙間に、余ったハネナイトシートを挿入する、というものです。仮にSPが倒れる場合、天板も傾くため、そこにストッパーを置くというわけです。ハネナイトシートは普段、天板には接していないので音への影響は少ないだろうとの判断です。
こちらのシートは細分化して、数枚重ねてもよさそうです。
続いてPCトランスポートの変更であるlightMPD/upnpgwの導入です。私がLinux系のPCトランスポートを導入したのが2011年の東日本大震災の頃です。以後、ハードはAlixからCuboxに変わりましたが、ソフトはVoyage MPDをずっと愛用してきました。もう6年以上になります。昨年、Windowsで動くJPLAYが話題を呼びましたが、一方でLinux系もlightMPDにおいて動きがあることは知っていました。実際、5月にはOさんのお宅で音も聴かせていただきました。準備は昨年末に済んでいたのですが、忙しさを理由になかなか手をつけられませんでした。himaさんからのプレッシャー?もあり、夏季連休中のトライとなりました。
ハードはAlixの後継のAPU2を2台使っています。写真右側のPCが音楽再生に特化しており、家庭のネットワーク環境から分離されています。一方、左側のPCはコントロール用で、HUBを介してNASに繋がっています。役割分担というわけです。先のそねさん宅でのPCオーディオの勉強会でも、OSこそ違えどPC分離の有効性を実感しました。もはやオカルトではなく、PCトランスポートの音質向上の常套手段として定着するのではないかと、思われます。現在、二つのAPU2をつなぐLANケーブルは格安のクロスケーブルを使っていますが、ストレートケーブルも使えるようです。
lightMPD/upnpgwについては、私自身の備忘録も兼ねて、別途記事を書くつもりです。霞が一段ととれたようなサウンドですね。聴感上のS/N比が上がりました。現在、いろんな音源を聴いていますが、音の出際、消え際の繊細さが上がった印象です。開拓者の皆さんにお世話になりっぱなし、という点では、6年前と変わりません。ソフトはデジファイのおとさん、諸々はhimaさんにお世話になりました。再生中、プレイヤー側がハングアップするのに参りましたが、付属の冷却シートを使ったら問題解消しました。himaさん、その節はありがとうございました。
lightMPD/upnpgwによる音の変化は、Quad Ringによるニュアンス向上、音場の広がりとも相乗効果があり、例年になくこの夏はオーディオしてしまいました。来週からはいくつかオフ会が予定されています。このまま秋のオーディオモードに移行することになりそうです。