珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

スイートサウンドさんを迎えて

2015-03-02 23:24:58 | オフ会
雨となった日曜日、岡山からお越しのスイートサウンドさんを迎えて、音会(スイートサウンドさん流のオフ会)を行いました。岡山での昨年5月の音会からまだ1年経っていませんが、訪問が随分と昔のことのように感じられます。別件で上京の用事ができたと伺い、音会を設定させていただきました。ジャズ喫茶「ちぐさ」へ行ったり、オーディオショップで試聴されたり、充実の週末だったようです。スイートサウンドさんは、私同様にAITのDACを使われていますし、平行法も実践されています。こちらの平行法は、あれやこれやの最中ですが、楽しんでいただければと音会に臨みました。

SP間隔、随分と狭まったことにお気づきでしょうか?音の緻密さと広がりのバランスとって現在に至っています。この辺りは改めて、あれやこれやの中で触れたいと思います。例によってオフ会の午前中は掃除や買い物に追われました。雨もポツポツ降り始めていました。


この日の音源です。スイートサウンドさんのお好みを考慮し、各種女性ヴォーカルを半分、残りをジャズ、クラシックの構成にしました。デジタル中心でアナログは場の流れを見ながらのいつものパターンです。


普段は駅で待ち合わせますが、スイートサウンドさんが午前中「A&Cオーディオ」を試聴訪問されると知りました。お店の住所を見て驚きました。拙宅から余に近かったので、待ち合わせ場所を急遽変更です。「A&Cオーディオ」はスイートサウンドさん愛用のPARC Audioのユニットを使ったSPを販売しています。今回、初めて知りました。灯台もと暗しですね。完成度の高い音だったことが、スイートサウンドさんのコメントからも窺えます。ピックアップ後は、中華料理店「堀内」にてランチです。スイートサウンドさんは黒ゴマ担担麺、私はランチセットを選びました。


音会のリストです。7割ほどの曲はいつも使っている曲で、残りはゲストのお好みを想像して追加しています。
■デジタル
Blue Skies / Halie Loren
Billie Jean / Winterplay
The Gift! / Eydie Gorme
The Thrill is Gone / Julie London
Killing Me Softly With His Song / Roberta Flack
Walk Away Renee / Linda Ronstadt
煉瓦荘 / 太田裕美
朱い馬 / 花*花
You're My Everything / Freddie Hubbard
You'd Be So Nice To Come Home To / Art Pepper
Beautiful Love / Bill Evans Trio
The Shadow Of Your Smile / Baden Powell
タイスの瞑想曲 / Kyung Wha Chung
アヴェ・マリア(カッチーニ) / 古川展生
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313 / Emmanuel Pahud, Claudio Abbado
シバの女王の入城 / Orpheus Chamber Orchestra
ピアノ協奏曲第1番(チャイコフスキー) / Ivo Pogorelich, Claudio Abbado
交響曲第40番K.550 / Sir Charles Mackerras

■アナログ
時代 / 中島みゆき
コーヒールンバ / パコ・デルシア
遠い旅路 / 松任谷由実
伊勢佐木町ブルース / 青江三奈
ティヴェルティメント第1番 K.136 / フィルハーモニア・カルテット・ベルリン

スイートサウンドさんのご様子から、この二つは特に印象が良かったように見受けました。ピアノ協奏曲でセッティングを追い込んだこともあって、少しホッとしました。


音楽を聴きながらもオーディオの話題に花が咲きました。お互い、似たようなセッティングを志向しているので、話が早かったです。キーワードを挙げるとすると、定位(奥行き及び高低)、音場の広がり、低音といったところでしょうか。前の二つはスイートサウンドさんが求める方向と大きなずれは無いように思います。お持ちいただいた村治佳織の「アランフェス協奏曲」も、ご自宅同様の奥行きは出ているとのことでした。ヴォーカルの奥行きは安定していたようですが、高さは耳のポジションの影響を受けやすそうでした。これはニアフィールドリスニング故の問題かも知れません。

違いがあったのでは低音だったようですね。ウィーンアコースティックスのSPは、イメージより量感のある低音が出ます。同じく持ち込んでいただいた、ヨーロピアンジャズトリオの「アランフェス協奏曲」では、逆に出過ぎではなかったかと。嘗てはソナスやJBLを使われていたスイートサウンドさんですが、現在は自作という選択をされています。先日、名古屋でご一緒したRIRAさんもそうですね。正解は無い世界ですし、思ったことをやる(やれる)のがこの趣味のいいところ。相互の音会を経たスイートサウンドさんの音作りがどう進むのか、私も楽しみにしています。

岡山の桃の花が咲くのはもう少し先のようです。何だかまた、瀬戸内や吉備方面を訪れたくなりました。そう言えばお寿司のリベンジもまだ残っていました(笑)。
コメント (2)
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