珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Voyage MPD 振り返り(設定編)

2011-07-17 08:42:55 | オーディオ
連日の猛暑にうんざりとしますが、そんな中、なでしこJAPANの快進撃は清涼剤のようです。スウェーデン戦では、サイドバックの鮫島選手の突破が目につきました。最後の難敵が残っていますが、最高の結果となるよう応援します。

今回は、Voyage MPDの設定、チューニングに関するメモ、忘備録です。汎用的な内容ではありませんので、ご了解ください。Voyage MPDは、各種の設定を変えることで、自分好みの音にチューニングすることができます。私も諸サイトを参考にチューニングを施していますが、最近はあまり弄っていません。項目が多岐にわたり、結局、それらの効果を検証する時間がとれず、集中力も維持できません。

したがって、基本的な設定変更しかやっていません。現在の音に不満がないこと、Voyage MPD自体が進化中なので、一旦様子見を決めているところです。以下は、現在私がやっているチューニング内容です。
1)MPD 0.17へのバージョンアップ
私はお手軽にできるバイナリでのインストールにしました。これによりMPDの動きをCPU負荷と関連付けて制御できるようになります。

2)mpd.confの設定
mixer_type "disabled"
audio_buffer_size "2048"
buffer_before_play "100%"
realtime_option関連は、memlock, stack_reverse, heap_reverseはコメントアウト
player_priorityは "FIFO:47"
にしています。

3)rc.localの設定
chrt -f -p 52 `pgrep irq/15-ehci_hcd`
chrt -f -p 52 `pgrep irq/15-ohci_hcd`
chrt -f -p 50 `pgrep sirq-timer/0`
chrt -f -p 47 `pgrep mpd`
chrt -f -p 48 `pgrep cifsd`
setpci -v -d 1022:2094 latency_timer=ff
setpci -v -d 1022:2095 latency_timer=ff
 (irq/15-ehci_hcdなどの表記は環境に依存。あくまでも自分の場合の例です)

全体をまとめると、プレイヤーの優先度を下げ、USBの入出力関連の優先度を高めていることになります。

現在、SSDタイプのNAS2台使用しています。一つはPops(洋)、Pops(邦)、ROCK用、もう一つはJazz、Fusion、Classic用にしています。複数台のNAS接続も簡単で、/etc/fstabの設定は、下記のようにしました。
//192.168.0.2/share /mnt/public cifs username=*****,password=voyage,uid=root,iocharset=utf8 0 0
//192.168.0.5/share /mnt/public2 cifs username=*****,password=voyage,uid=root,iocharset=utf8 0 0。


こちらは再生ソフトGMPCの画面です。publicとpublic2がそれぞれのNASに対応しています。今のところNASは足りていますが、将来、3台、4台となっても設定は大丈夫でしょう。


さすがに最近の猛暑では、真空管に灯を入れることが憚られます。節電要請もあり、しばらくはメインシステムの利用機会が減るでしょう。現在、Voyage MPDはメインシステム直結していますので、必然的にVoyage MPDと接する時間も減ることになります。この夏はサブシステムのテコ入れに、充てようかとも考えています。
コメント
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