珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

歌謡曲に浸る

2011-07-03 08:31:42 | その他
6月25日(土曜日)、お茶の水のStudio K's で開かれたイベントに参加してきました。キャンディーズを始めとする女性シンガーの曲を5時間にわたって聴くという、オーディオのイベントとしては極めて希有な企画でした。Voyage MPD導入後、様々な音楽を聴いていますが、歌謡曲でも発見があり、ちょっと嵌っています。かかる曲がシングル盤が中心で必然的にアナログを沢山聴けることもポイントでした。

キャンディーズが解散したのは、私が中学に入学した年です。中学以降、興味がニューミュージックや洋楽に移行したこともあり、彼女らの曲を積極的に聴くことはありませんでした。ただ、全く無関心だったわけではなく、解散後3年ほどたった高校当時、NHK-FMの「ひるの歌謡曲」のエアチェックを親に頼んだ事を憶えています。その頃、復帰したランちゃんの深夜放送「通り過ぎる夜に」も時々ですが聞いていました。

結局所有しているキャンディーズのCDはベスト盤1枚のみです。「つばさ」を含む18曲のシングルが入っている盤で、コアなファンでなければ十分でしょう。お陰でイベントでかかった17曲も既知の曲として聴くことができました。個人的な好みは、「やさしい悪魔」「わな」「アン・ドゥ・トロワ」といった、活動終盤の大人路線の曲です。「わな」では珍しくミキちゃんがメインです。カムバックして出したスマッシュヒット「夢・恋・人。」を聴いても、歌の上手さはやはりこの人が一番と思いますね。


この日のメインはキャンディーズでしたが、それでも全体の4分の1程度で、残りは昭和歌謡&アナログどっぷりコースでした。アナログは盤の品質にも依りますが、確かにCDやSACDより上と感じさせる場面がありました。ただこの分野のアナログ盤を集めるのは昨今の中古レコード店の縮小を考えると相当困難でしょう。私の場合はやはりデジタルが基本で、それをアナログを手本に改善する・・・これしかないように思います。デジタルであれば幅広く音源の入手が可能です。

何はともあれ、貴重なシングル盤を持ち寄って聴かせていただいたことに、感謝しています。震災前の記事でやはり聖橋からの写真をUPしましたが、随分と緑が濃くなっていることがわかります。もう夏の到来ですね。
コメント (6)
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