珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ラックスマン アナログプレーヤーPD-171

2011-04-01 05:47:22 | その他
3月27日に行われた、ラックスマンのアナログプレーヤーPD-171の試聴会に参加してきました。今回は、神保町から秋葉原までは、靖国通り経由で出ることにしました。靖国通りの遠い先をふと見ると、建設中のスカイツリーが・・・。普段、横浜に住んでいると、なかなかスカイツリーとの接点がありません。せいぜいニュースや新聞の記事で触れる程度です。おそらく、意識して見たのはこれが初めてでしょう。


ラックスマンが28年振りにアナログプレーヤーを発売することは、アナログファンならご存知かと思います。アナログプレーヤーは、どうしても海外製品が注目されがちですが、価格もそれなりの物量投入型のプレイヤーが国産メーカーから出たことを喜んでいます。写真のようなオーソドックスなボックス型で、すっきりしたデザインとなっています。メーカーの出したい音を追求するために、ダイレクトドライブではなく、ベルトドライブを選択したとのことです。


この日は同社の真空管方式のセパレートアンプのお披露目会でもありました。スピーカーは終始、タンノイ CANTERBURY/SE でした。またカートリッジは、呉越同舟でアキュフェーズ製 AC-5(こちらも27年ぶり)とのコラボレーションです。アナログとデジタルを交互にかける形式でしたが、意外にも両者の音の差は少なく、アナログはまとまりの良い、聴き易い音でした。アナログには”毒”も期待したいでの、その点は他の要素で追い込む必要がありそうです。

これで、デノン、マランツ、ラックスマンがアナログプレーヤーを生産販売する状況となります。裏を返すと、相応の市場があると見込んでの製品投入なのでしょう。カートリッジ含めて、国産の選択肢が広がることは、ユーザーにとってありがたいことです。輸入品へ上乗せされるマージン、昨今の円高そして長期のサポート体制など、考えるとPD-171はリーズナブルだと思いました。ちなみに、私の住んでいる横浜北部は、ラックスマン、アキュフェーズ、フェーズテック、パイオニアが近くにあり、何かあったらすぐ持ち込める、ちょっと恵まれた環境にあります。
コメント (2)
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