鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

車検

2014年04月16日 | 日記
乗用車であれば、新車以外2年に1回車検を受ける。

車を点検し、自賠責保険を更新する。

自賠責保険は万一、人身事故を起した場合の保険であり
これがない場合は、運転することはできない。

が、彼の車車検切れてた。

実にこれは2度目。


義両親が大学病院での診察のため、朝7時前から我が家に到着。

ご飯食べる前で、あせるあせる。

で、さっさと荷物を下ろして病院に行ってしまった。


昼過ぎ、義父からの電話。

「○○(彼)の車車検切れてるけど。」って。

タイヤを替えていて気付いたらしい。

「えっ、○○(彼)は?」と聞くと

「寝ているみたいだから起してない。」って。

はぁ~~~~って出るため息。

すぐそこに車の所有者がいるのに、何で電話で私に言う?

「起して、本人にそう言って下さい!」と言っても

「いいよ、いいよ。寝ていると悪いし。」だって。

はぁ~~~~しかない。

もしくは、ふざけんなっ!か。

しょうがないので、私が彼に電話する。

「何寝てんの?タイヤ変え手伝うんじゃないの?」と言うと

「気付かなかった…」って。

「あと、車検切れてるって。自分の車の車検もわかんないの?」

と言うと

「あ~、それも気付かなかった…。」って。

気付かなかったら、何もしなくて良いのか?

気付かないことこそ、問題だろうに。

「車検も含め、管理ができなような車なら手放してもらうほかない!」

と断罪してやった。

そもそも、維持もできないじゃん一人で。

ガソリン代も車検代も車税も!


その後、また彼から電話。

「お父さんが、車検代払ってくれるって…。」

それも、ふざけんなっ!だ。

確かに、車検って高額なわけでそれが家計に与えるショックは
大きい。

でもそれも、車持っている以上は当たり前の話で、ぶつけたり
するのとは違って覚悟しておくべき出費なわけで。

それを当たり前のように、義父に払ってもらうってのは私的に無理。

出費は痛いけど、それを当たり前のように思う彼の方が痛い。

しかも、夕方家に帰ると、

「お父さんがお金出すから、クーラー買っていいて…。」とか言いだす。

もう…脱力 orz…。

車も、クーラーも買うお金を出してもらっても、ランニングコストは
どうするの???

つけたら、使うでしょ。

使ったら、電気代かかるでしょ。

その道理がなぜわからない???


誰のせいで彼が病気になったのかはわからない。

でも確実に、甘ちゃんに育ったのは、あの義両親のせいだ…。


髪型

2014年04月15日 | 日記
彼はこのところ、全然お風呂に入っていない。

たぶん、1週間以上は…。

だから、頭がスーパーサイヤ人みたくなっている。

寝癖で頭頂部が盛り上がっている。

でも、赤く染めた頭は時間が経って地の黒と白髪が
目立つようになった。

そもそもがものすごいくせ毛なのだ。

それを無理やり縮毛強制で伸ばしている。

それは私も同じだけど。

私の場合は、年に2回くらいしかしない。

だって、1回10,000円以上かかるから。

昔はもっと高かったけど、もっとしてたな。

彼の場合は、行くたびに強制。

だから、少なくても3ヶ月に1度。

つまり、年に4回…私の倍か。

加えて、前回赤髪にしてきたのでバトル勃発。


昨日帰ると、

「美容院に行きたい…。」って言って来た。

もう、頭が限界なのはわかる。

毎日、目に入るこっちも限界だ。

美容院代は痛いが、その腐った頭見なくて済むのはいいかも。

でも、ちゃんと外出れるの?人と話せるの?って疑問が。

「いつ行くの?」と聞くと

「明日か明後日…。」と言う。

ふ~~~~んって。

ちょっとは鬱が晴れたのかな?

しかし、昨日で言う明日、つまり今日は義両親がくる。

前回入院していた大学病院の定期健診があるらしい。

で、ついでに我が家に寄って、彼の車のタイヤを交換してくれるらしい。

私の住む地方は、寒冷地なのでノーマルタイヤとスノータイヤと履き替え
ないといけないのだ。

私の車は軽自動車なので、先日彼に手伝わせてさっさと変えた。

しかし、彼のバカ車は3ナンバーでタイヤが重いので自分では変えられないと
彼が主張するのでほおっておいた。

お金払ってガススタで変えるか…と思ったら、お義父さんがしてくれるらしい。

まっ、それはそれでありがたいのだが、嫌なのはお義父さん一人にさせるところ。

私の常識では、自分の車のタイヤを替えてもらうのだから、できることは手伝う
ものだと思っている。

例え、タイヤを運ぶだけでも、洗うだけでも。

少なくともその場には居るべきだろう。

が、彼とお義父さんの常識はそうでない。

一人ですることが当たり前のお義父さん、一人でさせることが当たり前の彼。

2人がそれでいいなら、それでいいじゃんって思えばいいのだが、私には無理。

だので、彼にもちゃんと手伝うように言い渡す。

たぶん、それでも彼は何もしないだろう。

が、それは私の常識ではないことは伝えておきたい。

なぜ、そこにこだわるか。

彼にも娘にもそこを常識と捉えてもらいたいから。

人が自分のために働いてくれる。

それを手伝うのは当たり前って捉えてもらいたいから。


さてさて、今日義両親の訪問を受け、明日彼が美容院に行くだけの
気力が残るかどうか…。




花見

2014年04月14日 | 日記
ちょうど、私の住む地方では桜満開となりまして。

週末のお天気もよく、花見に行きたいなぁ~と。

桜の咲く時期は、そわそわしてちゃんと見ておかないと
忙しさのあまり、さっさと終わっちゃうから。

でも、彼の調子はあいかわらずで…。


土曜日、疲れ切っていたので、ひとまず午前中はまったりと。

娘の予定もなく、久しぶりにのんびりできる午前だった。

でも、のんびりしすぎて昼ご飯を作るのが億劫。

週末にまとめ買いする私は、増税の影響で買い控えをしたせいか
冷蔵庫がさみしい。

何を作るか、考えることも億劫。

すると、娘が

「カップ焼きそばが食べたい。」って。

以前、義父が買ってストックしておいたくれたカップラーメン類。

それの焼きそばでいいってこと。

っていうか、焼きそば食べたい!って言われて、買って来ないとない
って言ったら、それでいいよ~って流れなんだけど。

彼と私の分、カップラーメンがちょうど2つ残っていた。

でもさ…。

それで良いって言われても、なんかねぇ…カップラーメンって一人で
食べるならまだしも、家族揃ってっていかにも怠けているよね…。

実際怠けているんだけど。

彼は朝ごはん食べてから、ずーっと2階で寝ていて、一応って思って
聞きにいくと、もちろん異論なし。

結局、やかんでお湯を沸かす。

でも、なんか…つまんないな~って。

こんな天気よくて、お出掛け日よりで、いい季節だってのに、薄暗い台所で
電気もつけずカップラーメン食べるために、お湯をわかしてわいる自分の人生が
ものすごくつまんねぇな~って。

よし!って思って、

「お花見行こう!」って言ってみた。

すると、娘は面倒くさそうに

「え~~、行くの~~~。」といい

彼は、黙ってうつむいていた。

「いいよ、別に誰も行かないなら、一人で行くし!」と断言すると

娘が、

「誰も行かないなんて言ってないし~~~。」とか言う。

とにかく、これ以上何もしないで、イライラと家にいるのが嫌だった。

彼は、外にでることができない。

外に出て、人と会うのがいやらしい。

始終ざわざわして、手がブルブル震えている。

最初から、彼が行かないのは想定内だ。

車でなく、電車で行くことにした。

もしかしたら、飲みたくなるかもしれないし。

駅までは自転車で行くことにした。

娘と2人、彼がよく行っていた神社の周りの桜を見に行くことにした。

電車を降りて、2人でプラプラ歩く。

神社の沿道には屋台がたくさんでている。

お参りをしてから、おみくじを引く。

娘が一家代表ということで。

大吉。

病は治るって書いてあった。

娘は彼に見せるっていって、結ばずに鞄にいれた。

屋台を冷やかし、りんご飴を買って周囲の桜を眺めながら散歩する。

途中のベンチに座って、お茶を飲む。

娘が自分のお小遣いでクレープを買う。

食べ終わってまた、プラプラ歩いて、電車に乗って自転車をこいで
家に帰ってきた。

所要時間3時間半。

使ったお金、1,520円。

充分だった。


桜見て、屋台見て、結局アルコールは飲まなかったけど、娘と話しながら
歩いたり、自転車乗ったり。

安上がりだな~って思うけど、でも充分だった。


昔、もうちょっと離れた公園で彼と花見をした。

セルフタイマーで2人で写真を撮った。

「毎年、この場所で同じように写真を撮ろう。」って彼が言った。

娘が生まれ、ベビーカーを押していって3人で撮った。


それから…、もう何年もその公園には行っていない。

きっと、そんな写真を撮ろうって言ったことも彼は忘れているだろう。


来週末にはもう、桜散っちゃうかなぁ…。

覚悟

2014年04月11日 | 日記
私はよく『覚悟』って言葉を使う。

彼に、

『意気地も覚悟もないから~』って。

覚悟とは

 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、
 それを受けとめる心構えをすること

 「デジタル大辞泉の解説」より

だそうだ。

ちなみに、意気地とは

 事をやりとげようとする気力

 「デジタル大辞泉の解説」より

だそうだ。

でしょ、彼にはどっちもない。


私の一番の覚悟。

「何があっても娘を育て上げること」

これに勝るものはない。

何があってもは、例えば彼と別の人生になってもとか。

それは、彼が病気になるもっと前、娘を身ごもったときから。

母親になるってそういうことでしょ。


昨日、昼休みに彼から電話が来た。

泣きながら。

「○○があんなに外食喜んで~。

 もっといろんなところに連れてってあげたいのに~~~。」とかって。

つまり、前日にしゃぶしゃぶ屋に行くって言ったときに娘のテンションが
えらく上がり、それを見て本当だったらもっといろんなところにたくさん
連れて行ってあげたいのに、それができない自分が…ってことかな。

確かにね、私だっていろんなところに行きたいし、連れて行ってあげたい。

でも、今時このご時勢、外食にめったいいけないって家なんてあるでしょ。

消費税も上がってるわけだし、回数減らす家もあるだろうし。

何も自分たちだけが貧乏で、不幸なわけじゃない。

外に食べに行くことよりも、3人でご飯食べることの方が娘はよろこぶ。

もちろん、3人で外に食べに行くことが一番よろこぶけど、昨日はそれが
できなかったんだからしょうがない。


そう言うと、今度は

「△△だって、11年も経つのにいいことよりも、半分以上はは切ない思い出
 ばっかりで~~~。」って。

つまり、私と結婚して11年目に突入したけど、辛い思いばっかりさせて…って
ことなんだろうけど、彼が診断名がでて8年経つし、それ以前も怪しかったから
気持ち的には半分以上ってより、ほぼほぼ全部の期間なんだけどねぇ…。


しょうがないものは、しょうがない。

できないものは、できない。


でもそれが、しょうがなくないように、できるようになるように
努力することが大事だと思う。

うだうだ嘆いて泣いてないで、次のチャンスに生かせるように
精進してくださいって言って電話を切った。


もうね、それ以上どうしょうもないじゃん。


諦めなきゃいけないものは、諦める。


でもね、娘を育て上げる覚悟はあるけど、彼を最後まで面倒見る
覚悟は全然できてないんだ…。





規制

2014年04月10日 | 日記
朝、ウォーキングから帰り、ストレッチしていると
彼が降りてきた。

まだ6時前なので、珍しいっちゃ珍しい。

ぺたんと正座すると

「なんか…躁っぽいかも…。」だって。

「はぁ~あ?」

確かに昨日は、シャワーしてたし、ここ最近ちょっと顔つきが
変わったって思ってたけど、そこまでですかっ???って。

「具体的にどんな?」って聞くと

「よくわかんないけどぉ…。」って言うので

「例えば、車で飛ばしたいとか?」って聞くと

「そうかも…。」って。

でもさ、ここ最近のご陽気を考えれば、家にいずに車走らせたい
って普通じゃね?

「あとは?」って聞くと

「昨日もシャワーできたし…。」って。

いやいや、それもごくごく普通のことなんですけどぉ。

つまり、長く激しく鬱落ちしていたので、ちょっと上がった感じが
躁なのかも???って過敏に反応している気がする。

確かに、サインバルタ(抗鬱剤)を足してもらってはいる。

足してもらってはいるが…、それが即、躁なのかどうか…。

しかし、彼本人はまた何かしでかすんじゃないかってかなり
ビビっている。

そりゃ~そうだ。

だって、今度なんかしでかしたら、絶対に私に捨てられるって
思っているはず。

たぶん、事実だけど。

だから、非常に怖いらしい。

「前にしでかしたときと、同じような気がして。

 うまく説明できないけど…。」って。

しょうがないので、薬を自主規制することにした。

増えたサインバルタを減らす。

せっかく、動けるようになったのなら、このまま様子を見たい気が
するんだが、本人が怖い状態であればしょうがないし、何より
マジでなんかしでかしたら始末が悪い。

「ちゃんとセーブしてね…。」と言うと

「うん…。」とは言うが…。

とは言っても、取り合えず動けるようなので、朝から色々仕事を
言いつける。

洗濯の水運んでとか、廃品回収の新聞片付けてとか、ダンボール
まとめてとか。

一応こなすっちゃこなす。

手落ちは多いけど。

でも、ご飯食べたてしばらくすると

「落ちた…。」って。

昨日も、そうだった。

動けると思って、動いたあと、すぐに落ちる。

昼にはもう起きていられないくらい落ちている。

だとすれば、やはり勝手に減らすのはどうなんだろう…。

娘を送り出し、支度をしているとまた彼が降りてきた。

「俺さ、誕生日祝ってもらって…。

 だから、尚のこと焦っているんだよね。

 ○○(娘)はやしくしてくれるし、△△(私)には

 もう10年も一緒にいるのに、辛い目にばっかりあわせているしって

 自分のこと責めてばっかりいる。」って。

「そう考えると、なんかまたしでかしそうかも…。」って。

ちなみに、私と彼は、彼の誕生日に入籍した。

だから、ちょうど11年前の昨日、私は彼と同じ苗字になった。

「でも、今の状況でそう思うのは当たり前のことなんじゃない。

 まったくそう思わない方がヘンでしょ。

 だからと言って、それがしでかす方へのベクトルにはしないで。」

って言っておいた。

難しいけど、バランスの問題なんだと思う。

自分を責めてばかりでもダメだけど、まったく責めないのも在り得ない。

責めつつも、感謝して、改善してっていただきたいものだが…。

う~ん、難しい…。