彼はこのところ、全然お風呂に入っていない。
たぶん、1週間以上は…。
だから、頭がスーパーサイヤ人みたくなっている。
寝癖で頭頂部が盛り上がっている。
でも、赤く染めた頭は時間が経って地の黒と白髪が
目立つようになった。
そもそもがものすごいくせ毛なのだ。
それを無理やり縮毛強制で伸ばしている。
それは私も同じだけど。
私の場合は、年に2回くらいしかしない。
だって、1回10,000円以上かかるから。
昔はもっと高かったけど、もっとしてたな。
彼の場合は、行くたびに強制。
だから、少なくても3ヶ月に1度。
つまり、年に4回…私の倍か。
加えて、前回赤髪にしてきたのでバトル勃発。
昨日帰ると、
「美容院に行きたい…。」って言って来た。
もう、頭が限界なのはわかる。
毎日、目に入るこっちも限界だ。
美容院代は痛いが、その腐った頭見なくて済むのはいいかも。
でも、ちゃんと外出れるの?人と話せるの?って疑問が。
「いつ行くの?」と聞くと
「明日か明後日…。」と言う。
ふ~~~~んって。
ちょっとは鬱が晴れたのかな?
しかし、昨日で言う明日、つまり今日は義両親がくる。
前回入院していた大学病院の定期健診があるらしい。
で、ついでに我が家に寄って、彼の車のタイヤを交換してくれるらしい。
私の住む地方は、寒冷地なのでノーマルタイヤとスノータイヤと履き替え
ないといけないのだ。
私の車は軽自動車なので、先日彼に手伝わせてさっさと変えた。
しかし、彼のバカ車は3ナンバーでタイヤが重いので自分では変えられないと
彼が主張するのでほおっておいた。
お金払ってガススタで変えるか…と思ったら、お義父さんがしてくれるらしい。
まっ、それはそれでありがたいのだが、嫌なのはお義父さん一人にさせるところ。
私の常識では、自分の車のタイヤを替えてもらうのだから、できることは手伝う
ものだと思っている。
例え、タイヤを運ぶだけでも、洗うだけでも。
少なくともその場には居るべきだろう。
が、彼とお義父さんの常識はそうでない。
一人ですることが当たり前のお義父さん、一人でさせることが当たり前の彼。
2人がそれでいいなら、それでいいじゃんって思えばいいのだが、私には無理。
だので、彼にもちゃんと手伝うように言い渡す。
たぶん、それでも彼は何もしないだろう。
が、それは私の常識ではないことは伝えておきたい。
なぜ、そこにこだわるか。
彼にも娘にもそこを常識と捉えてもらいたいから。
人が自分のために働いてくれる。
それを手伝うのは当たり前って捉えてもらいたいから。
さてさて、今日義両親の訪問を受け、明日彼が美容院に行くだけの
気力が残るかどうか…。