鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

涙活

2014年04月03日 | 日記
涙活=るいかつって読むらしい。

涙活とは能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動
を言うらしい。

って、私最近結構泣いているけど?

ただし、能動的でないってことが問題なんだろう。

彼もきっと…。


昨日は、3週間に1度の受診日だった。

ちょうど落ち切って、3週間。

ただただ、寝ることと食べることと、たまに泣くことしか
していない。

以前は、自宅から車で10分くらいの私の会社まで彼が車で来て
二人で、私の車に乗り換え、そこから30分くらいの病院へ向かう。

しかし、昨日はそれさえも無理だといわれ、娘も家にいるので
半日休みを頂戴した。

朝、ついつい休みだからと掃除や洗濯をし始める。

悲しいけれど、これも働く主婦の因果だろう。

すると、調子の悪そうな彼が擦り寄ってくる。


「支度できたの?」と聞くと

「ごめんねぇ…。」としょぼくれる。

もうね、これだけで無理なの、今の私。

「謝ってもらわなくていい。

 謝ってもらっても困る。」って言い返す。


ヒドイっちゃヒドイ。

私だってこんな言い方したくない。

でもね、何がごめんなの?って、謝ってもらっても何も変わらないじゃんって
思っちゃうの。

謝ればいいってもんじゃないでしょ、謝るくらいならこの状況をなんとかしてよ
って思っちゃうの。


すると、彼は

「今は謝ることしかできないよ…。

 俺バカだから、どうしていいのかわかんない…。」って言い出す。


なんで、この人は私の取り扱いがわかんないんだろうって思う。

私が自分でもどうしょうもないくらい、怒っている時は何も言わないで
ほっておいたほうがお互いのためってことがどうしてわかんないだろうって。

だから、ついついキツイ言い方で、

「病気だからとか、バカだからとか、言い訳も聞きたくない。」って。

もっと言えば、耐えるだけで、耐えて普通に家事こなしているだけで
精一杯だからほっといてよ!なわけだけど。

ここで、彼駄々泣き。

もうね、その泣き方もみっともないの。

私も人のこと言えた義理じゃないけど。

しかも、娘の前だろうが、まったく気にしないものだから、始末が悪い。


そんなこんなで、洗濯も干し終わり時間になったので、娘に見送られ
2人で病院に。

車に乗っても、同じことを言い始めた彼。

こっちも、娘への遠慮がないからヒートアップ。

すると、

「そんなヒドイ言い方しなくてもいいじゃない…。」って彼が言って。

すっかり火に油注がれた私は、

「言い方がどうとかじゃないでしょ。誰がこんな言い方させてるんさ。

 こんなキツイ言い方、こんなキツイ性格って思うなら、お父さんに

 電話して、迎えに来てもらえさ!」って。


つまり、私だってヒドイって分かってて言ってる。

でも、分かっててもそれが自分で止められないくらい自分が壊れてる。

だから、ずーっと前から限界だって言っている。

それでも、それでも彼は何も変わらない。

何度も何度もそういってるのに、それがわかんないなら、それを非難する
なら、もう私にはどうしょうもないから、こんな私が嫌なら実家へ帰れ
ってこと。

彼は、一瞬シートベルトを外して、走る車から飛び降りようとするのかと
思ったけど、

「そんなん、迷惑だから止めて。」と冷静に突っ込んだら止めた。

「俺、どうすればいい。」とまた泣くので

「そんなん、私もわからない。」とそっけなく答える。


さめざめと泣いている彼に、ティッシュを渡す。

彼がまだ泣きながら、

「なんか、夢ってある?」と聞くので、

「普通の笑っているお母さんになりたい。」って答えた。


私だって、毎日毎日キーキーキーキー怒りたくない。

いつも家庭で笑顔でいられるお母さんが理想だってわかってる。

でも、それができないから苦しんでいる。

すると、

「俺も普通になりたい…って。」

それは、普通のお父さんなのか、普通の生活なのかよくわからないけど。

「心から笑えるようになりたい…。」って。


しばらくして、病院に着く。

事前に入れておいたカウンセリングはキャンセルしておいた。

待合スペースに居る段で、またボロボロ、ボロボロ泣き始める。

ティッシュを渡すと無言で拭いて、診察室でも話しながら泣き始める。


診察では、先生にお願いしてサインバルタ(抗鬱剤)とラミクタール(安定剤)
の増量が決まった。

手の震えや、身体の力が抜けないのはストレス性のものだろうということだった。


待合に戻ったときに、結構頑張って話していたので

「なんか飲む?」と言うと、

「やさしくしてくれてありがとう~~~。」って声をあげてまた泣いた。

さすがに、人目があるので、

「何?」って言うと

「だって、普通の声で、やさしくしてくれるだも~~~ん。」だって。


どんだけ、幼稚か…と思ったけど、でもきっと私がキツクあたるのが
ストレスの元で、常に力が入っているから手も震えるのか…と思ったら
それ以上、文句も言えないので、また黙ってティッシュを渡した。


会計を終えるころには落ち着いて、薬局に移動。

この薬局、待ち時間が1時間…。

携帯を忘れ、雑誌も読み漁って、暇だったので、彼に質問した。

「この間の○○のお金、どうするの?お小遣いから相殺って言っても
 それも残らないでしょ?」と言うと

彼が、

「出世払いでお願い。」って普通に言うので、

「いつ出世すんの?」って返したら、彼が笑った。


「あ~なんか笑うのすげぇ久しぶり…。」って。


いっぱい、いっぱい泣いたからデトックスできたせい?

よくわからないけど、行きの車の中よりかは、帰りの車は平穏な
雰囲気だった。