娘の誕生日、プレゼントを買ったり食事をするため
3人で出かけた。
途中、車酔いする性質の娘が
「マジカルバナナしよ~。」と言い出した。
注)バナナと言ったら黄色→黄色と言ったらレモン
というように連想する単語を言い合うゲーム
彼は早々に却下。
私と二人で始める。
すると何回かのち
「優しいといったらパパっ」って娘が言った。
「なんだそりゃ~~~。」とまぜっかえしてみたが
バックミラーを除くと彼がニヤニヤしていた。
その後も、答えに詰まると娘は彼にヘルプを求め
無事酔うことなく目的地にたどり着き和気藹々な道中だった。
、が…。
昨日、日中どこかに出かけたらしい彼は私が帰る頃には既に就寝。
う~ん、いつものペースだ。
娘と二人夕飯を食べ、宿題が終わっていないと言うのでテレビを消して
宿題をさせる。
私は手持ち無沙汰で、娘が借りてきた図書館の本を読んでいた。
すると、おもむろに娘が
「昨日さ~、マジカルバナナで優しいのはパパって言ったじゃん。
あれ、嘘だから。」と言い放った。
「はっ~~~???」である。
「何それ?」と聞くと
「だって、1日楽しく過ごしたかったら嘘ついちゃった。」だって。
「パパは優しくないってこと?」と聞くと
「優しいときもあるけど、そうじゃないこともあるし…」との回答。
「まっ、でも母みたいに怒ったりはしないじゃん。」と言うと
「ママは怒りん坊だけど、優しいときもあるからいいの。」とわからん回答。
ただし…齢8歳にして、父親を手玉に取っているというわけだ…。
取るほうも取るほうだけど、取られるほうも取られるほうか…。
これもひとつの成長といえば、成長なのか…。
恐るべし、我が家最強の大人(娘)。