鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

記憶

2012年11月20日 | 日記
11月は私たち家族にとって色々な思い出が多い月である。

最大の理由は娘の誕生月だから。

毎年、毎年誕生日を祝うたびに思い出が増えていく。

そうそう、七五三もあったしね。

まっ、私の誕生月でもあるわけだが…。


そして、6年前の11月に初めて彼から鬱症状を聞かされたから。

もう、あれから6年も経っているわけで…と思うと感慨もひとしお。


今思えばおかしかったのはきっとそれよりも随分以前からで、
もしかしたら、私は症状のない彼と暮らした期間があったのか、
なかったのか…ってくらいだと思われ…。

先日このブログの去年と一昨年の11月だけを読み返してみた。

自分でも笑っちゃうくらい健気に頑張ってるって思えちゃう。

なにより、去年の今頃まではまだ彼に対する愛情といえばいいのか、
信頼といえばいいのか…希望といえばいいのか…
まだ気持ちが近いところにあった気がする。


今年初めのエピソードでとうとうそれは崩壊したんだなぁ…と改めて思う。


それくらい衝撃的な、そして決定的な出来事だったんだと思う。


そして今、彼への気持ちは一歩引いたところにある気がする。


より客観的に、より冷静(冷淡)に見ている自分がいる。


まずは娘優先で、次に自分を大事に。

そして彼は彼で頑張ってね…って感じ。


もちろん、薬や食事、診察への同行など今までと変わらず世話は
やいてるけれど、でもどっか引いているところがある気がする。


自分でもこんなんになったことが悲しいし、とても残念だけど
でもここまでの経緯を考えたら自然の流れだろう…と思える。


この先どこまで、どんな風に流れて、流されていくんだろう。

そしてその流れを断ち切る日がくるんだろうか。


いつもよりも、いろんな感慨に襲われる11月である。