
(写真は 『 Marriage Contract 』 )
先日 ニュース【「一時婚」の愛人が本妻殺害? イランの死刑執行に批判も】を知る。
イランには「一時婚」があるらしい。
イランに行き始めた頃、三十代半ばのドラーバーから求婚まがいにいいよられ求愛されたことが今となっては笑いの種。
あれは、パスポートが日本国籍が欲しかったのかそれとも結婚相手を探していたのかとくらいに思っていたが、「一時婚」と言う可能性もあるのかな(笑)
「一時婚」か…。
男性に都合いいのかな?或はしたたかな女性が喜ぶのかな?
結婚前に一時婚と、離婚率が減るというメリットも考えられそうだが、なんだかわたしには理解できないな^^
イランでの石打の刑は有名だが、うふふ。避難を浴びて、取りやめたんだ^^
イランのニュースを時々記録しているのは、わたくし自身の身の危険を回避しようとしているため。
事件に巻き込まれるのはいやだから、知っとかないとね^^
ただ、それだけ☆
「一時婚」の愛人が本妻殺害? イランの死刑執行に批判も
産経新聞 12月12日(日)16時41分配信
【海外事件簿】
イランで1日、交際していた男性の妻を殺害したとされる女性死刑囚が絞首刑に処せられた。交際相手が有名な元サッカー選手だった上、売春の隠れみのになっているなどとして社会的な論議にもなる「ムトア婚」(一時婚、シーゲともいう)関係にあったとの話題性もあって、イランメディアで大々的に取り上げられた事件だ。女性は無罪を訴えていた。国際人権団体などは「不公平な裁判で、冤罪(えんざい)の可能性もある」と指摘、イランの人権状況への懸念を強めている。(カイロ 大内清)
■「一時婚」
事件は2002年10月に起きた。1980年代、イラン・サッカーリーグの名門ペルセポリスでストライカーとして活躍したナセル・ムハンマドカーニー氏の妻、サハルキザンさんの遺体が、テヘラン市内の自宅アパートで発見されたのだ。遺体には複数の刺し傷があった。
その夜、サハルキザンさんの親族のもとには、女の声で「彼女は彼の妻にふさわしくない」とする匿名の電話があったという。
翌日、警察は殺害に関与したとして女を逮捕。それが今月1日に刑を執行されたシャフラ・ジャーヘド死刑囚だった。その後の捜査で、ジャーヘド死刑囚がムハンマドカーニー氏とムトア婚を通じた愛人関係にあったことが判明、「動機は本妻への嫉妬」との構図が浮かび上がり、事件は一気にメディアの注目を集めた。
ムトア婚とは、イランの国教であるイスラム教シーア派12イマーム派で認められている婚姻形態の一種。数時間から数十年まで期間を決めたうえで一時的な結婚契約を結ぶもので、同じイスラム教でもスンニ派からは、イスラム教が禁じる売春行為にあたるとして異端視されている制度だ。
イラン国内でも、ムトア婚の中で生まれた子供が父親からの認知を受けられないといった問題や、女性の権利擁護の点などから、容認すべきか否かでしばしば論争の対象となっている。
ムハンマドカーニー氏は、自身の熱烈なファンだったジャーヘド死刑囚と知り合ってムトア婚関係を結び、事件までの約4年間はジャーヘド死刑囚と暮らす別宅と自宅を行き来する二重生活を送っていたという。
■親族が“執行”
イランからの報道によると、ジャーヘド死刑囚は捜査段階で容疑を全面的に認めたとされる。だが、裁判では否認に転じ、2004年、絞首刑を言い渡された。
ところが08年、司法当局が「手続き上の不備があった」として捜査のやり直しを指示、無罪の可能性が取り沙汰された。
結局は09年に再び死刑判決が出されたが、こうした一連の経緯から、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)などは「自白を強要された可能性がある」と指摘している。犯行に至った詳しい経緯などもはっきりしないままだ。
刑執行当日の今月1日。首に縄を巻かれ、号泣し命ごいをするジャーヘド死刑囚が乗る刑台のいすを引いたのは、被害者の親族だったという。
イランは最近、姦通罪に問われた女性が「石投げ」による死刑を言い渡されたことについて、欧米諸国から「非人道的だ」と非難を受けるなど、イスラム法に基づく独自の刑罰のあり方に対して厳しい目を向けられるケースが増えている。
そんな中、イラン当局は「石投げ」刑の執行こそ見合わせたものの、欧米からの“干渉”を拒絶する姿勢は崩しておらず、今後も司法制度や人権意識をめぐる溝は簡単には埋まりそうにない。
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