乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

エジプトで売られていたビール

2014-01-17 | トルコ・エジプト



 エジプトはイスラム国。
 だけど、ツーリストならお酒が飲めるとガイドブックに書かれてあったので、トルコと同じじゃん!って安心していた。
 ところがどっこい。
 時期が時期だったせいかなんだかは知らないけれど…
 レストランに行っても、ホテルでも、【お酒が無い。】と織田裕二さん風に言ってみる。
 そう、お酒が無い。飲んだのはノンアルコール・ビールだけ。
 

 ところがところが…
 娘がルクソールの雑貨屋さんに行くと
「お酒飲みたいでしょ。あるよ!」
 この【あるよ!】が田中要次さん風だったかどうだかは別として、雑貨屋のおじさんは口外しないようにと念をおしたそうだ。
「人に言っちゃだめだよ。僕が捕まっちゃうからね。」
 まぁ、エジプトではあらゆるところで
「シークレット!」
と言って、チップ欲しさに優遇してくれることが多い。
 
 そんなこんな…みたいな乗りで、二種類のビールを店の奥から出してきてくれた。
 あるところにはあるんだね。

 なんだかお値段は超高級。若干ボラレタ感…いやいや言葉をかえよう…多少請求額が高かった感は間逃れないが、それでも彼女がいそいそと喜びころこんでホテルに持ち帰ったビールがこれ!

    3

    2

     1
    これ?
    
    違った!
    3

    2

     1
    これだ!
     

 

 このビール、もったいなくって&別に飲みたくも無くってわたくしは飲めなかったんだけれど、
 気がつけば子供が飲んでいたとさ。
 まぁ、そんな感じ

      どんとはれ

        

 みなさま、お付き合い下さいまして、ありがとうございます

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映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』1958年 東宝 青柳信雄監督 三木のり平

2014-01-17 | 映画
   (道頓堀)


  映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』


三木のり平さんの出てくる白黒映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』をみて、お腹を抱えて笑う。
 この映画、おもしろいわ!とあっけらかんとした楽しい機敏の余韻に浸る。

 馬鹿で間抜けでおっちょこちょい
 とか
 歩いている場合じゃない。走れ次郎長、間にあわぁぬ~
 とか
 歌(浪花節)でナレーションがあり、場を盛り立てる。

 浪花節とは浪曲(ろうきょく)
 浪曲(ろうきょく)とは
 明治時代初期から始まった演芸である。
「浪花節」(なにわぶし)とも言う。
 三味線を伴奏に用いて話を語り、歌う。
 各演目ごとに歌う部分(節)と語り演じる部分(啖呵)を両方持つ。
 明治時代後期から昭和中期にかけて一世を風靡し、文化史的に欠くことができないものとなった。


 また、所々美人女優たちがミュージカルのようにきれいな声と発生で歌う。
 今わたくしが見ると大変斬新に感じる。
 1950年後半はこのようなコメディ映画が多かったのか…。
 そういえば『鞍馬天狗』や『丹下左膳』でも歌唱力抜群の子役がナレーションのような内容の歌を歌っていた。
 

 みなさま
 お付き合い下さいましてありがとうございます



監督:青柳信雄
原案:正岡容
脚本:蓮池義雄
出演:三木のり平 中田康子 小泉博 安西郷子 河津清三郎
1958年
東宝
99分
モノクロ
ドジで間抜けで臆病で、女に甘くてオッチョコチョイの灰神楽の三太郎。その三太郎が親分の留守中に殺人の罪で牢にぶち込まれた。危うくさらし首になるところを期限付きで真犯人を捜すための旅に出ることになる。笑いあり、チャンバラあり、歌ありのの珍道中を描いた爆笑喜劇。
 データーは衛生劇場~お借りしました







コメント (4)
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『増補双級巴~石川五右衛門』 (平成11年・歌舞伎座)、 『お染久松浮塒鴎』(平成18年・歌舞伎座)

2014-01-17 | TVで 歌舞伎・能楽
  (松阪にて)



 またまたあきもせで『増補双級巴~石川五右衛門』 (平成11年9月・歌舞伎座)&『お染久松浮塒鴎』(平成18年2月・歌舞伎座) を見たよ^^
 両演目ともにとっても面白かったよ。

 いつも思うけれど、歌舞伎って絵巻物を見ているみたいだな。
 動きも構図も楽しいし、何しろワクワクするんだよ。
 
   絶景かな、ぜっけぇいかな!
   春の宵は値千両とは小せえ、小せえ。
   この五右衛門の目からは値万両、万々両

 
    南禅寺山門の様子 ▼
    げに美しきながめじゃのう~~  秋雨の南禅寺山門   (12景)


『増補双級巴~石川五右衛門』はかっこいいわ!^^!
 そうして 芝翫さんも出てこられる『お染久松浮塒鴎』、たまりません^^

 みなさま
 見て下さいましてありがとうございます☆

    おそれいりまつ

出演:中村吉右衛門 中村東蔵 中村歌昇 片岡芦燕 中村富十郎
1999年
76分
カラー
天下の盗賊五右衛門が天皇の使いに化け、将軍の証である御正印を奪い取ろうと、白昼堂々足利義輝の別荘に乗り込む。そこへ饗応役としてまかり出た小田春永の名代此下久吉(木下藤吉郎秀吉のこと)。実は久吉と五右衛門は、故郷三河で奉公していた時の同僚だった。たがいに打ち解けて話を始めるが、久吉は、五右衛門に古ぼけた葛籠(つづら)を買えと言いだす。なんと葛籠の中には五右衛門の父次左衛門が入っており…。  初代吉右衛門の当り役五右衛門を、二代目である当代吉右衛門が演じている。富十郎の久吉と当意即妙なやりとりが楽しく、葛籠抜けの宙乗り、おなじみ南禅寺楼門の「絶景かな」の名場面も見られる、歌舞伎らしい奇想天外な物語。 (1999年/平成11年9月・歌舞伎座)



  『お染久松浮塒鴎』

出演:中村芝翫 尾上菊之助 中村橋之助
2006年
41分
カラー
宝永7年(1710)大坂瓦屋橋の油屋の娘お染と丁稚の久松が心中した事件は、世間の噂となり、浄瑠璃、歌舞伎などに取り上げられた。 江戸向島、三囲神社に程近い隅田川の土手、いまにも心中をしようとしているお染久松に、通りかかった女猿曳が歌と踊りに事寄せて意見する、という内容の舞踊劇。華やかで情感豊かな清元が、若い恋人達の切なさと女猿曳の軽妙な味わいを盛り立てる。芝翫の女猿曳に、橋之助の久松、菊之助のお染で。(2006年/平成18年2月・歌舞伎座)



 データーは衛生劇場様からお借りしました。
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ナイル川のほとりで食事をする。 (9景)

2014-01-17 | トルコ・エジプト
  
     (こんなくらい闇の中、お食事しています^^     
      白く映えるお料理がセサミヨーグルト。
      これってパンにつけると美味しいよ。)


   
   ナイル川のほとりで。銃とサイレン音を聞き、停電の中で食事をする。
   しばらくはわたくし、海外には行かないよ…。
     …と言われましても、
     しらんがな!というお話ではございまするが…
     


   お読みいただくにあたっての注意
   全ての文章に 
     【しらんがな!】
   と内心付け加えて下さいますと、リアルに感じまする。
   ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。




 
 マンゴージュース
 エジプトではこのジュースを何度飲んだことでしょう…

 
 これは私の好きなザクロジュース
 このジュースはイランを思い出す☆

 
 エジプトのパン
     は
 普通のパン
 普通に美味しい

 
 この日のめにゅーは
 エジプトのオーソドックスなお食事
 パンに付けて食べる物が多い。
 エジプトらしいお味で、美味しい。

 
 スープ
 エジプトらしいお味で、美味しい。  

 とはいえ、イランのお食事とお味が似ている物がある。
 イランの食事はおいしいので時々家出も再現するが、エジプト料理は未だに作ってないなぁ。

 エジプトで食事に関してうれしかったことは、煮込み料理とスープが結構たびたび出てきたこと。
 イランでは家庭料理では煮込みが多いが、レストランなどでは煮込みの料理があると「ラッキー」とばかりに食べきれないくらいの品々を頼んでいた。

 ここまでは電気が神々しくついていた☆
 ところが~~

 (「仮名手本忠臣蔵」の【二つ玉】では無いが)
     近くで、
     銃の音が二発。
 そのとたんにサイレンの音が
     ウゥウゥウゥ~~~
          と鳴り響く☆

 と同時に、バチン

 

 暗闇

 闇闇  闇    

 ナイル川の大型客船も真っ黒。
 対岸も真っ黒。

 近くのサイレンの音は一層けたたましくなっていて、食べているどころではない。

 
 
 わたくしがびくびくして息をひそめていると、レストラン従業員が懐中電灯や自分の携帯電話を持ってきてくれ、灯りをともしてくれた。
 対岸や大型船では電気が戻り、船からはおそらくベリーダンスの曲がわいわいがやがやと聞こえてくる。

 

 サイレンとベリーダンスといった組み合わせは神経を逆撫でする。
 エジプト人とツーリストの温度差はあまりにも大きい。
 不協和音の中、わたくしたち二人はこわばった面持ちでそそくさとお食事をいただいた。

 わたくしたちだけの貸し切りレストラン状態
 わたくしたちのレストランだけは最後まで停電が回復しなかった。
 おそらく、ツーリスト二人のわたくしたちを案じてのことだと感じ、関係者に感謝した。
 
 わたくしのデザート
 
 娘のデザート
 デザートはイランの物よりも甘く、砂糖と蜂蜜がたっぷりのものが多く、トルコのお菓子に似たお味。
 ただし、エジプトの菓子は、油が幾分鼻につく。

 

 エジプトの食事はと聴かれれば、まず最初にナイル川のほとりで食べたことを思い出す。
 闇世の不気味なナイル川の波の音、銃&サイレン、パーティー船の歓喜

 


 しばらくはわたくし、海外には行かないよ!

         しらんがな!
     
          
 

コメント (2)
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2013年6月、エジプト人は総力を挙げて安全を確保してくれたことに感謝している。(4景)

2014-01-17 | トルコ・エジプト


 
 2013年6月中旬
 エジプトでは6月30日に向けて、日々、大混乱が拡大していた。

 アスワンやルクソールでも、テレビをつけると次のような画像が目に映る。
 だが、アラビア語をしらないわたくしは、何を訴えておられるのかがわからない。

 日本を離れる前に何度も何度も外務省情報を確かめたが、何の知らせも無かった。

 わたくしがエジプトに滞在している最中、かの有名な吉村作治氏が船(遺跡物)の調査でエジプトにいらっしゃったという。
 わたくしは大混乱の前の27日に帰国。吉村作治先生は翌日帰国されたとも伺っている。
 
 いまも混乱が悪化しているエジプト。
 難しい内容はここでは省かせて頂くが、6月中旬にはカイロでは複数の集会を見た。
 ルクソールでは、割合すぐ近くで銃撃の音を二発聞き、救急車やパトカーが鳴り響いていたことを覚えている。

 混乱期に生きるエジプト人には目をむくばかりの想像に絶するチップを要求された。
 だが、これもボディガードと思えばお安い物だ。
 エジプトのガイドやアシスタントや史跡管理者や警察官や軍人たちは総力を挙げて安全を確保してくれたことに感謝している。

 

  

 

 







 みなさま
 見て下さいまして、ありがとうございます☆




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ナイル川の見えるホテル「ソフィテル カルナック ルクソール」(8景) 2013年6月

2014-01-17 | トルコ・エジプト



   ナイル川の見えるホテルで、ゆっくり過ごす



 もう、ずいぶん横になっていたのだろうか。
 大きな銃を持った兵隊に見守られ(監視され)ながら、ナイル川を見続ける。
 ナイル川の見えるホテル「ソフィテル カルナック ルクソール」で、ゆっくりとした時を過ごした。

 

 

 

 

 
 ここのベッドで、寝転んでくつろいでいた。

 

 
 上下それぞれ、自然色。加工無し。部屋の中から。
 

 部屋からは庭に出られ、くつろぐことができる。
 ヤシの実が植えられ、色の美しいキツツキや小さな鳥の楽
 わたくしたちが庭に座り込んで眺めていても、鳥は一向に逃げようとしない。
 よほどお腹がすいていたのだろう…何かをついばみ続けていた。




 2013年6月    エジプト ソフィテル カルナック ルクソールホテルにて





 みなさま
 見て下さいまして、ありがとうございます☆

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