乱鳥の書きなぐり

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映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』1958年 東宝 青柳信雄監督 三木のり平

2014年01月17日 | 映画
   (道頓堀)


  映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』


三木のり平さんの出てくる白黒映画『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』をみて、お腹を抱えて笑う。
 この映画、おもしろいわ!とあっけらかんとした楽しい機敏の余韻に浸る。

 馬鹿で間抜けでおっちょこちょい
 とか
 歩いている場合じゃない。走れ次郎長、間にあわぁぬ~
 とか
 歌(浪花節)でナレーションがあり、場を盛り立てる。

 浪花節とは浪曲(ろうきょく)
 浪曲(ろうきょく)とは
 明治時代初期から始まった演芸である。
「浪花節」(なにわぶし)とも言う。
 三味線を伴奏に用いて話を語り、歌う。
 各演目ごとに歌う部分(節)と語り演じる部分(啖呵)を両方持つ。
 明治時代後期から昭和中期にかけて一世を風靡し、文化史的に欠くことができないものとなった。


 また、所々美人女優たちがミュージカルのようにきれいな声と発生で歌う。
 今わたくしが見ると大変斬新に感じる。
 1950年後半はこのようなコメディ映画が多かったのか…。
 そういえば『鞍馬天狗』や『丹下左膳』でも歌唱力抜群の子役がナレーションのような内容の歌を歌っていた。
 

 みなさま
 お付き合い下さいましてありがとうございます



監督:青柳信雄
原案:正岡容
脚本:蓮池義雄
出演:三木のり平 中田康子 小泉博 安西郷子 河津清三郎
1958年
東宝
99分
モノクロ
ドジで間抜けで臆病で、女に甘くてオッチョコチョイの灰神楽の三太郎。その三太郎が親分の留守中に殺人の罪で牢にぶち込まれた。危うくさらし首になるところを期限付きで真犯人を捜すための旅に出ることになる。笑いあり、チャンバラあり、歌ありのの珍道中を描いた爆笑喜劇。
 データーは衛生劇場~お借りしました








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4 コメント

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いざ! (pinky)
2014-01-17 23:48:49
Ranchoさん、こんばんは!
冒頭の写真、颯爽と歩く舞妓さんたち惚れ惚れします。
なんだ、これから戦いに行くかのようにも見えます・・・
こういう姿で表を歩くときは、街が舞台になるのでしょうね。

木曽の火祭りとは御嶽の火祭りhttp://youtu.be/RFsupKpWip0
なのでしょうか。
三木のり平さんのユーモラスな演技をはかなげながら思い出しました。
大声を上げて笑いたいときにぴったりですよね。
笑う門には福来る~!
こいつは春から 縁起がいいわい~~~
返信する
ありがとうございます^^ (pinkyさんへ)
2014-01-18 01:32:55
pinkyさん、こんばんは^^

本当ですね^^和装の舞子さんが、さっそうと歩かれていますね。戦いに行くかのようにも見えますね☆

御嶽の火祭りのリンク、ありがとうございます。
迫力がありますね☆楽しませて頂きました。

『次郎長意外伝 灰神楽木曾の火祭』では神楽や火祭りの場面は出てきませんでした。
灰神楽の三太郎が三木のり平さんの登場人物名です。
次郎長意外伝とついていますので、おそらく、木曾(御嶽)の火祭のある頃かなとイメージしました。

話は飛びますが、岐阜のお酒って香りが良くってとっても美味しいですね
はまりかけています☆

ところで
三木のり平さん、気になります☆結構好きです^^
きれいなお顔をされているのに、おかしくって大笑いしますね。

笑うことは楽しいですね☆
笑う門には福来る~!
こいつは春から 縁起がいいわい~~~
すご~~くうれしい気分です☆
返信する
非常に面白かったですね (さすらい日乗)
2014-02-13 08:50:24
「灰神楽三太郎」シリーズは、前に見たことがありますが、これが一番面白かった。スタッフに永六輔の名があり、彼のセンスが入っているからだと思う。

この頃、永六輔は映画界と接触があり、舛田利雄監督の『零戦黒雲一家』では、ギャグ・ライターになっています。さらに石原裕次郎、浅丘ルリ子の大傑作『憎いあンちくしょう』で、裕次郎が演じるタレントの北大作は、永六輔がモデルで、彼がやっているラジオ番組『今日の三行広告から』は、永六輔らがラジオ関東でやっていた番組『昨日の続き』をもとにしています。

昔、深夜放送で言っていましたが、彼は黒澤明の『七人の侍』で木村功が演じた勝四郎役は、実は永六輔もオーディションを受け、最後で馬に乗れず落選したとのことです。
返信する
大変面白くて、笑い続けていました^^ (Ranchoより)
2014-02-13 09:52:07
さすらい日乗さま、初めまして(*^-^*)
うれしいコメントをありがとうございます☆
お越しいただき、感謝致します^^

永六輔さんの影響賀あったのですか。「灰神楽三太郎」、大変面白くて笑い続けていました。これはシリーズなのですか?私は映画の事もあまり知りませんので、参考になります。
白黒や生まれる前の映画は近年見始めました。面白い物や重厚な物が多くあり、邦画も素晴らしいと改めて思います。

『七人の侍』でそんな裏話があったのですか…次に見る時、ほくそ笑んでしまいそうです。
永六輔さんや他いろいろ教えて下さいましてありがとうございます。
さすらい日乗さまに教えて頂いた内容をもとに、少し映画の世界を広げていきたいと思います。
これからもご教授いただけましたらうれしいです。どうぞよろしくお願い致します☆   乱鳥
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