( 奈良 東大寺大仏池にて
「あら!池に^^考玉御両人やおへんの…」
と、ウン十年前の南座を思い浮かべる)
『助六由縁江戸桜』2010年歌舞伎座
團十郎 仁左衛門 玉三郎 勘三郎 東蔵 秀太郎 菊五郎 福助 三津五郎 歌六 市蔵
他素晴らしい多くの役者様
『助六由縁江戸桜』
出演:市川團十郎 坂東玉三郎 中村勘三郎 坂東三津五郎 中村福助 河原崎権十郎 中村松江 市川男女蔵 坂東亀三郎 坂東亀寿 尾上松也 中村梅枝 坂東巳之助 坂東新悟 中村種太郎 中村萬太郎 大谷廣太郎 大谷廣松 中村玉太郎 中村歌江 片岡亀蔵 片岡市蔵 市川右之助 市村家橘 中村歌六 中村東蔵 片岡秀太郎 市川左團次 片岡仁左衛門 尾上菊五郎 市川海老蔵
2010年
128分
カラー
【特別企画~名優を偲んで~】 江戸歌舞伎荒事の芸を体現し、歌舞伎の象徴的存在であった團十郎の名舞台。豪華絢爛な揚巻(玉三郎)の出に始まり、助六(團十郎)の出端は客席の視線を一身に集め緊張感を一気に高めていく。くわんぺら門兵衛(仁左衛門)や通人(勘三郎)が明るさで観客を和ませ助六と白酒売(菊五郎)の息のあったやり取りも見所。第四期歌舞伎座の劇場の想い出と共にいつまでも記憶に残る舞台だ。(2010年/平成22年4月・歌舞伎座)
またまた、またまたまたまた、2010年歌舞伎座の『助六由縁江戸桜』を楽しませて頂きました。
昔は当然のように拝見させて頂いておりました懐かしい感じの歌舞伎でございます。ですが、今となってはこの役者様たちのお顔ぶれのお舞台を楽しませて頂き、ただただありがとうございますとしか言いようが無いお舞台でございます。
今となっては、心底感動致します。
この行では敬称は略させて頂きとう存じますが、市川團十郎 坂東玉三郎 中村勘三郎 坂東三津五郎 中村福助 河原崎権十郎 中村松江 市川男女蔵 坂東亀三郎 坂東亀寿 尾上松也 中村梅枝 坂東巳之助 坂東新悟 中村種太郎 中村萬太郎 大谷廣太郎 大谷廣松 中村玉太郎 中村歌江 片岡亀蔵 片岡市蔵 市川右之助 市村家橘 中村歌六 中村東蔵 片岡秀太郎 市川左團次 片岡仁左衛門 尾上菊五郎。前口上の市川海老蔵。
美しいです。かっこいいです。感銘を受けます。見たいです。本当に、見たいです…。
各役者様に感動致しております。
玉三郎さんと仁左衛門さんのおうつくしい事!わたくしにとっては、考玉です。青春です。本日拝見させて頂いたのは2010年の舞台ですが、十代だった当時のわたくしを思いだし、その頃の歌舞伎観劇の感動に戻れます。
仁左衛門さん^^くわんぺら役ですが、目力は鋭く素敵すぎて見とれてしまいました。男前です。役者絵のようです。茶目っ気が感じられます^^流石の仁左様です!
(本日の御主役の本家本元もかっこいいです。そしてわたくしの場合は、)仁左衛門様の助六が目に焼き付いておりまする。
玉三郎さんのべじゅに墨絵の大胆なぼかしの入った手書き友禅とまな板帯の刺繍模様「鯉」に見とれておりました。
(これって、帯的にいうと、まな板の鯉?)
勘三郎さんが出てこられますと、華やぎます。そしてつられて、笑みを浮かべてしまいます。
またくぐりの場面で勘三郎さんの楽しいお話に、助六の團十郎さんはニヒルです。お優しい兄役の菊五郎さんは口をほころばせられています。
役柄に応じた性格の違いも明確で、より一層面白みを覚えます。
秀太郎さん、東蔵さん、左團次さん、他皆さん、重厚です。
勘三郎さん、秀太郎さん、東蔵さん、左團次さん、坂東三津五郎さん、中村福助さん、歌六さん、市蔵さん、そして助六と白酒売の團十郎さんと菊五郎さん…他の役者様たちもすごくすばらしいです。それぞれ、素敵な口調と言い回しです。
感動の助六です。こんなお舞台が見たいです………。
仁左衛門様、三津五郎様、福助様のご回復を祈願致します。
みなさま、拙ブログにご来場いただき、誠にありがとうございます。
データーは全て衛生劇場公式HPより拝借致しました