(写真は鴨。 藻の広がった緑の池に、鴨が何十羽と泳いでいた。この季節、こどものいて、可愛らしい。そういうと24日は 『霜降』だったな。『広辞苑』で調べてみよう・・)
広辞苑
岩波が十年ぶりに『広辞苑』を改正。第六版を出版したという。
一般語については,新しい意味や用法の広がりを的確に捉えることに重点をおいたそうで、新たに百万項目追加。
新しい動きを反映させるべく、若者言葉なども収録。
言葉は流動すべきもので、これもよかろうと感じる。
そういうと、今私は 岩波新書の『ことばの由来』(堀井令似知著)を読んでいる。
江戸時代或いはそれ以前に使われていたことばが、今に至る経緯を考えると、ことばの変化においても 興味深い。
話を『広辞苑』に戻そう。
しかしながら、今更にして、植木仁やローリング・ストーンズは必要なのか。
植木仁似ついてはあまりにも幼かったので、日本の演劇或いはコメディにおいてどういった意味合いを持つかは分からない。
ローリング・ストーンズはロックにおいて、そこまで・・・と感じてしまうが、いかがなものか。
他にも多いぞ、ロック界・・・
テレビからは 今もフレディちゃんの声が流れる・・・
今回の広辞苑は、
言葉の本質を知るために,その語の本義をまず解説。
派生した意味,比喩的用法もとりこみ,言葉の多義性を認識できる。
日常生活に関連の深い言葉を積極的に収録.増え続けるカタカナ語・外来語についても,現代生活に必要な語を増補した。
漱石・鴎外など明治期以降の作品から,用例1500余を新たに掲載。ことわざ・四字熟語を大幅増補. 現代に生きる方言・民俗語彙も充実させた。
最新の学術的知見,科学技術の進歩に伴って生じた新しい動きを的確に反映させる。
金融関係をはじめとする経済の構造変化による新しい概念や制度,インターネットの急速な普及に伴う新たな用語なども積極的に選定。
昭和40年代までの,時代相を表す文物・事項を収録. 「平成の大合併」に対応。
新たに誕生したすべての市を収録。
と、解説。(以上、小文字は 岩波書店のページ参考)
これ買いなおさねばならない。
ああ・・・また散財か。
ちなみに 私の場合は 高校生までは、三省堂『広辞林』の方が、使い心地が良かった。
『広辞林』の方は何故か小学誠や中学生でも使いやすい。
理由は簡単。
①『苑』よりも『林』の方が 親しみを感じる。
②手ごろな大きさ (広辞苑より少し小さくて持ちやすい。)
以上の点で、私は高校生までは『広辞林』派。
小学生の頃、私はかなり年上の兄弟の本棚から、ほこりの被った『広辞林』を自分の部屋にもち入り、その後、大切に使用し続けた。
結婚してから、夫の必要に応じて 辞書類は何十冊と買っているが、いまだに大きな辞書は、言葉の収納数が高くても嫌い。
今は『大辞泉』の入った電子辞書と 『広辞苑』を併用する場合が多い。
『そないやったら、ブログの誤字も直したらどうやねん!』
と、内心自分をしかる。馬鹿な私。
度々の誤字にお付き合いくださっております、皆様。心より感謝いたしております・・・
どんと はらい・・・