久しぶりに大歩危に来ました。ラピス大歩危という石の博物館からの景色です。水面まで10m以上ありますが、増水時には道路にかなり近づくほどに水面が上がってくるそうです。「阿波の青石」とよばれる緑泥変岩の色や空の色のせいか水の色が綺麗です。
鳥羽院の妃であった美福門院が、鳥羽院の御菩提のため浄書された紺紙金字一切経を納めるため建立したものです。このとき荒川の荘園を賜ったことから荒川経蔵ともよばれています。現在の建物は、昭和8年(1933)に再建されました。基壇の上の枠が回転する様になっており、これを一回転すれば一切経を一回唱えたことと同じご利益があるといわれています。
伽藍の中央にある高野山一山の総本堂で、弘仁10年(819)弘法大師によって創建され、高野山の主な法会はここでとりおこなわれます。
現在の堂宇は、昭和7年に再建された鉄筋コンクリート造り。本尊の薬師如来は高村光雲の作とのこと。
現在の堂宇は、昭和7年に再建された鉄筋コンクリート造り。本尊の薬師如来は高村光雲の作とのこと。