goo blog サービス終了のお知らせ 

乗鞍岳への自転車道

40歳で突如、自転車乗りになろうと発心して早15年。CAAD9少佐と畳平へ駆け上がる日はくるのでしょうか。。。(汗)

HILLEBERGのUNNAで眠った日

2015年10月20日 | キャンプ

さてさて、、、「あなたは神か!」と思うほど、お人柄のよいおかみさんが運営するキャンプ場で、ヒルバーグのソロ用テント・ウナの初張りにチャレンジするの巻でございます。

記念すべき初めてのテント設営なのに、よりによって日が暮れてから、、、というエキセントリックな状況(汗)

真っ暗な闇の中で、ヘッドランプの明かりだけをたよりにテントを立てるのか、、、と思われましたが、幸い、フリーサイトには街灯が設置されており、その明かりに助けられて、難なくウナの設営は完了です。

そもそも、このウナというテント。設営が異常なほど簡単です。

タイプとしては、スリーブ型なのですけれども、、、ですね。

スリーブ型というと、テントの本体(インナー)のスリーブにポールを通して、まずはインナーテントをテントの形に設営しまして、その上にフライシートという風雨除けの布を二重に被せる、、、という方法が一般的かと思います。

ところが、このウナは、フライシートにスリーブがあるタイプ。

しかも、フライとインナーが一体になっている、という斬新な設計思想のテントなのです。

フライシートのスリーブにポールを通すと、インナーも一瞬にしてエイヤッと立ち上がってしまうので、「ええ? もう完成(汗)」っていうくらい、簡単に設営できちゃいます。

ああ、、、頭がわるくて、うまく説明できない。。。(汗)

ご興味のある方は、下記のヒルバーグの設営動画をご覧いただくか、お近くのA&Fにてスタッフの方にお尋ねください(汗)

http://www.hilleberg.jp/product/unna.html

とにかく、ウナたんの設営は、驚くほど簡単に終了です。

ほどなく友人Kも到着しましたので、タープの下で夕食を作りはじめます。

今日はもう時間も遅いので、ペンネ入りのポトフと、フランスパン、赤ワインという簡単なメニューです。

あ、この↓BPAフリーのプラスチック素材でできたワイングラスも、A&Fが輸入販売しているものです。

せっかく、ウナたん初張り記念日なので、料理は手抜きですが、グラスにはこだわりました(笑)

↑ちょっとスープが少ない(汗)

するとそこへ、かの宇宙一人柄のいいおかみさん(オーナー)が、ふたたび登場。

なんと、一度ご自宅に戻られたあと、わざわざ野菜を届けにきてくださったのでした。

「すみません~、野菜もってきたんで、どうぞ食べてください。すみません~」

なにをおっしゃいます!(汗)

こちらこそ、すみません~!(汗)

ありがとうございます!(汗)

「これはね、シシトウ。こっちは似てるけど、すごく辛いから、食べるとき気をつけてください。あとこれは、ピーマンね、カボチャもうちの畑のだから、たぶん美味しいはずですよ」

と、ピカピカの野菜について、説明してくださいました。

ご自身が育てた大切な野菜を、、、(涙)

通常、キャンプ場ではバーベキュー用に野菜などの販売をしてくれるところもありますが、それはあくまでもお金を払って買うものですから!

タダでいただくものではありませんから!(大汗)

ああ~、、、もう私は、おかみさんの優しさにメロメロです。。。

おかみさん、、、す、す、好きだ~~~!!!

そして、おかみさんは去り際に、

「それじゃ、私は帰りますので、、、すみませんが、寝る前に炊事場の電気だけ、消しといてください。すみません~」とおっしゃって、軽トラに乗ってお帰りになられました。

イイ! この感じ!

寝る前に、電気消しといて、とは!

あ~! 私が求めていたものは、これですよ、これ! この素朴さなのです~。

このキャンプ場は、極上です~。AAAです!

せっかくのご厚意なので、さっそくいただきます~!

薄めの塩、胡椒で素材の味を損なわないように、、、そして、ちょっぴり醤油。。。

ああ、おかみさんの作った野菜、超美味しいです~!

シシトウ、ピーマンのなんと香り豊かなこと。。。スーパーで買うのとはぜんぜん違います。

カボチャも焼いてみた。。。

味付けなしで、超ウマウマ!

ポックポクですよ~、おかみさん!

おかみさんの愛情たっぷりの野菜をつまみに、ワインが進みます~。

今回は焚き火台を持ってこなかったので、この小さなFIREBOXだのみ、、、

小さい火ですけれど、これでも暖がとれますし、明かりにもなるし、お料理もできます。

こうして、ウナたん初張りの幸福な夜は更けてゆきました。。。

↑左の明るいテントがウナたんです。

****明けて、翌日の朝****

昨日はウナたんの中で、ぐっすり眠りました。

幅110センチ、長さ230センチは、広すぎず、狭すぎず、、、ちょうどよい広さですね。

入り口のファスナーを明けて、ウナたんから外を眺める。。。

昨日は暗かったので、明るくなってから、あらためてウナたんを眺める、、、

色は、こんな感じです。

アウターは濃いグリーン、インナーは黄色です。

色は他に、赤と、サンド(茶色)を選ぶことができたのですが、私は緑にしました。

この写真でもよくわかるのですが、日本製のテントと大きく違うのは、インナーとフライの隙間がすごく空いているところ。。。

こんなに隙間のあるテントは、私はヒルバーグ以外には見たことがありません。

この空間が、悪天候のときにはかならず威力を発揮するはずです。

、、、しかし、まあ、今日はいいお天気です。

白い建物は、炊事場やトイレがある管理棟。

朝ごはんの前に、キャンプ場の中を探検してみました。

今回、私たちは管理棟の前に広がっているフリーサイトにテントを張ったのですが、奥のほうは、山に向かってひな壇状のプライベートサイトが点在しているようです。

↑こんな感じで、山の斜面を平らに整地した区画がいくつもありました。

最後は山道みたいになっちゃって、、、ずいぶん上のほうまで続いているようでしたが、心細くなって途中で引き返してきてしまいました。下草が刈っていなかったので、普段は使っていないサイトなのかもしれませんが、ハイシーズンには、案外、キャパシティのあるキャンプ場なのかもしれませんよ、ここは、、、

テントまで戻ってきて、朝ごはんを作っていると、軽トラの軽妙なエンジン音が、、、

あ! 宇宙一人柄のいいおかみさん、登場!

おはようございます! 昨日は宝石のようなお野菜、ごちそうさまでした!

おいしかったです!

「すみません~、朝のコーヒーどうぞ~、すみません~」

えええ! わざわざコーヒーを入れにきてくださったのですか?!

そ、そ、そんなぁ~!!!

なんちゅうサービス満点なキャンプ場なんですか! あり得ない!(汗)

ありがとうございます~!!!

「昨日は、駐車料金を2台分もいただいちゃって、すみません~」

おかみさんは、まだそれを気にしていらっしゃったのか、、、(汗)

いや、それは、正当な料金ですから!(大汗)

「2台分もいただいちゃってね~、図々しいかな~なんて思ってね~、すみません~」

いや、図々しいって、そんなわけないじゃありませんか、そういう料金体系なんですから!(大汗)

ほんとうに、この世知辛い世の中にあって、この方は、、、どれだけ無欲なのか、、、

実は、あともうひとつ、おかみさんの人のよさがにじみ出ている重要エピソードがあるのですが、それについては、ここでは明かせません(汗)

このおかみさんの人のよさにつけいって、ズルいことをしようとする人が、このブログを見ているといけませんからね、内緒です。

気になる方は、うり坊まで、直接メールでお問い合わせください(汗)

「それじゃ、私はこれから畑へ出ちゃうんで、これで失礼します。すみません~、どうぞゆっくりしていってくださいね~、それじゃ、すみません~」

おかみさんは、そういうと、軽トラで軽快に去っていかれたのでした。。。

畑に出ちゃうから、、、だって、、、う、、、なんて素朴な、、、ううう、、、

お、お、おかみさん、、、大好きだ~~~!!!

また、絶対に泊まりにこよう! 私は固く決意しました。

次は、イリヤさまと、からめらさまを誘ってみよう、、、とも、、、

このキャンプ場は、おかみさんのお人柄でもっている! 間違いない!

おかみさんの優しさに目頭を熱くしつつ、朝ごはんを作ります。

ズッキーニをオリーブオイルで炒めて、、、

エリンギと、缶つまコレクションの牡蠣の燻製を投入、、、

缶つまの汁だけだと、ちょっと味が足りないので、S&Bから出ているペペロンチーノ用のシーズニング(魔法の粉)を少々加えて出来上がりです。

↑テーブルの上の紙コップは、おかみさんがもってきてくれたコーヒーです❤

お茶うけに、キットカットの抹茶味も付けてくれました。

おかみさんの優しさに感謝しつつ、おいしくいただきました。

くぅぅ~、こんな風におかみさんからの親切をありがたくお受けする瞬間、最高に癒しです~。

ある意味、キャンプ以上に、おかみさんが癒しです~。

日向に移動して、↓乾燥撤収中。。。(右の茶色のは友人Kのアラックです)

遠い遠い、北欧のスウェーデンからやってきたウナ、、、

初張りは、まさに、極東のエデンだったね。。。

いつもエデン(楽園)というわけにはいかないだろうけれど、

これから、私といっしょに、日本の山へたくさん行きましょう。

(おしまい)

コメント

最強に「人柄のいいおかみさん」が運営するキャンプ場に泊まった日

2015年10月19日 | キャンプ

先週の金曜日に、情熱に身を委ねて購入してしまったソロ用のテント、、、

強い絆で結ばれているはずのエアライズ2のことを考えると、胸が痛むのでしたが、、、

ヒルバーグのUNNAというテントのパフォーマンスはいかなるものか、その性能を確かめてみたいという劣情(?)をどうしても抑えきれず、、、

翌17日(土)、私は道志村の、とあるキャンプ場におりました。

道志村の中では、山中湖寄りのエリアにあるこのキャンプ場、仮に、《ACS》とお呼びしておきましょう。

土曜日は、いろいろやることが立て込んでおりまして、キャンプ場に着いたのは18時すぎ、、、

あたりはもう真っ暗です。

もちろん、電話で予約をするときに、チェックインの時間が遅くなる旨は伝えておりましたが、18時すぎといえば他のキャンパーは夕飯どきですから、そんな時間帯にやってきてテントを設営するのは、ちょっと迷惑なお客です。

恐縮しながら管理棟に入りますと、オーナー様とおぼしき女性が、「すみません~、入り口が分かりにくかったでしょう? すみません~」と言いながら、ニコニコと出迎えてくれました。

「遅くなってしまい、申し訳ありません。今日はお世話になります」と言いますと、その女性はニコニコしながら、私に椅子をすすめ、まずは当たり前のようにコーヒーを入れて振舞ってくださいました。

こ、、、この流れは、、、何かが違う!

私はこれまで、いくつものキャンプ場に泊まりましたが、こんな風に出迎えてもらったことはありません。

チェックインの手続きといえば、差し出されたゲストカードに必要事項を記入し、料金を支払い、利用に関する注意事項の説明を受けてすぐに立ち去る、、、という、事務的な流れが一般的です。

ところが、ここのオーナー様は、まるで遠路から訪ねてきた親戚を迎え入れるかのように、「よう、きなさった、まずはコーヒーでもおあがりください」という風情で、満面の笑みでもてなしてくださるのです。

「すいません~、今日は、他にお客さんがいないんですよぅ、すいません~」とおっしゃるので、私がびっくりして、

「え? 私たちだけですか?(さらに後から友人Kが合流する予定) それは、かえって申し訳ないです。私たち二人のためだけにご準備いただいてしまって、、、」と申しましたら、おかみさんは、顔の前で右手をブンブンと振って、

「いいの、いいの! きてくれて、うれしいんだから! それより、うちのキャンプ場は、こんなんですよ? いいですか? こんなんで、、、いや、もう、ほんとに、すみません~」

などと、やたらと謙虚に「すみません」を連発なさるのでした。

あのう、、、私と会ったことのある方はご存知のことと思いますが、、、私は、わりあいと「すみません」を連呼する人間です(汗)

私の場合、基本的に気が小さいので、いつも何かに怯えており、相手から責められる前にこちらから先に謝って、問題をうやむやにしてしまおうという卑しい性格が原因なのですが、、、

このおかみさんは、私のような卑しさは微塵もなく、初対面でも、そのお人柄のよさ、人のよさが、小柄なお身体からオーラとなって放出されていらっしゃるのでありました。

「もう、こんなんで、ほんとに、すみません~」「いえいえ、こちらのほうこそ、すみません~」「なにをおっしゃいますやら、いえもう、すみません~」、、、と、延々と「すみません」ラリーを続けつつ、これまた素朴な宿帳に住所と氏名を記入しました。

利用料金をお支払いするときに、「車が2台になりましたので、2台分で計算してください」と申し上げましたら、おかみさんは案の定、「ええ~? すみません~、2台分もいただいちゃって、申し訳ないですね~、いいんですか? すみません~」とすごく恐縮されるので、ここまでくると、もう、私はあまりのおかみさんの人のよさに感動してしまいました。

「もちろんです! 2台になったのは私共の事情なのですから、もちろん2台分お支払いさせてください」と重ねてお願いすると、おかみさんは、

「そうですか、、、すみませんね~、、、」と、申し訳なさそうにうつむかれたあと、、、

「それじゃ、後で、私、野菜持ってきますから! 焼いて食べてください。うちの畑で穫れた野菜だから新鮮ですよ」ですって!

うわ~ん! なんていい人なのでしょう~。感激で泣きそうです~!

だって、ウチの事情で車が2台になってるのですから、2台分の駐車料金を払うのは、本質的に至極当たり前のことなのです。

それなのに、この対応。。。

こんなにいい人が、まだ日本に生存していたなんて、、、

、、、そういえば、、、道志村観光協会のブログにも、おかみさんのお人柄に惹かれて、リピートするお客さんが多い、ということが書いてありましたっけ、、、

そうかぁ、、、「オーナーの人柄がいい」という文言は、キャンプ場のガイドブックなどではわりと頻発されるセリフで、たしかにそういうキャンプ場のオーナー様は、いい人なのは間違いないのですが、、、

ここのおかみさんの場合、「人柄がいい」とか「アットーホームな雰囲気」というレベルをはるかに超越しています。

並外れた人のよさ、最強のお人柄のよさ、なのでございます。

私は、感動にむせびながら、ヒルバーグのUNNAを張りました。

ハンドメイド・イン・エストニア(バルト三国だ!)のソロ用テント、UNNA。

その初張りの地として、このキャンプ場を選択したのは、まさに奇跡。

この後、私は、宇宙一親切なおかみさんの優しさに触れ、ますます幸福な夜を過ごすことになるのでした。

(つづく)

コメント

URIBOZ 女子部 in 青野原

2015年07月29日 | キャンプ

とうとう実行してしまいました。

女子部隊による、女子部隊だけの、日帰りオートキャンプ!

メンバーは、イリヤさま、からめらさま、私、の計3名。

めっちゃくちゃ、楽しかったです~!

1日で、3ヶ月分くらい、おしゃべりしました(笑)

そして、3ヶ月分は、笑いましたわ~。

あのような幸福な時間を過ごすことができるなんて、、、

あぁ、〈なんて素敵な火曜日でしょう〉(←昨日7/28実行したのですね)

イリヤさま、からめらさま、お付き合いくださり、ありがとうございました~。

場所は、無料開放されていた冬の期間、私がオニのように通い詰めていた、、、

青野原オートキャンプ場でございます。

(とうとう、入場料を払うときがやってまいりましたわ!)

↑道志街道の相模湖側の入口にほど近く、、、たいへんアクセスに優れ、、、

道志川沿いなので、夏は格好の川遊び場として人気が高いキャンプ場です。

10:30 高尾駅集合

キャンプ道具を積んだハイエースでお二人をお迎えにあがり、高尾から一路、青野原へ。

昨日は平日ですし、、、お天気もなんだか怪しい予報でしたので、空いているかと思いきや、、、

けっこう、大勢のキャンパーがいました!

炊事場に近い川沿いは、ほぼ埋まっています~(汗)

びっくりです!

夏休みともなりますと、川あそびができるオートキャンプ場は、子ども連れのファミリー層で混雑するのですね~!

冬期の青野原は、週末でもガラガラだったので、すっかり油断しておりましたわ~(汗)

私たち三人は川遊びはやらないので、まあ、いいか、、、ということで、川沿いをあきらめ、空いていた中央の芝生区域にタープを張りました。

イリヤとからめらさまが、40cmもの長いペグを四方八方に打ち込んでくださいました(汗)

ありがとうございました~。

昨日は、ここ数日のなかでは、まだ気温が低い日でしたが、、、青野原は標高が低いので、夏は暑いのですね~。

タープひとつ張るだけで、もう、もう、汗だくでございますよ~!(大汗)

さあ、さあ! 日陰ができたところで、アウトドア・ランチです~!

血糖値高めの我らですが、、、この炎天下でタープを張り、汗をたっぷりかいたので、肉を食べます。

この日のメニューは、以下の通りです。

*牛ステーキ

*ミニトマトとアボガドのサラダ

*スティックきゅうり&ディップ

*牡蠣の燻製(缶つま)とズッキーニのソテー

*レトルトの冷製スープ

*解凍するだけで食べられる枝豆

*半分豆乳のままの、すくい豆腐

*バケット

*半腐りのプラム

*塩羊羹(イリヤさまの差し入れ)

飲み物は、お茶、麦茶、ビール、ノンアルビール

↑ほぼ、手間のかからない、手抜きレシピ群。

タープの下で、食べまくり、飲みまくり、しゃべりまくり、、、

とくに河原に降りるわけでもなく、ひたすらウダウダと時間を浪費する我ら。

それこそが、贅沢なキャンプなのです!(汗)

ほんとうに楽しい1日でした~。

仕事の休みを調整して、また、企画したいと存じます~。

イリヤさま、からめらさま、次回もよろしくお願いいたします~。

(おわり)

コメント (6)

片倉つどいの森公園で、〈江戸鳶(凧)〉の名人に出逢った日

2015年05月17日 | キャンプ

例年、暮れから春にかけては、仕事の繁忙期となっております。

フリーランスである私にとって、カレンダーにおける日曜祝日の休日はいっさい関係ありません。

仕事があれば休まず働き続けますし、仕事がなければ働きたくてもお休みになってしまいます(汗)

先月の22日、週の真ん中、水曜日のこと。

午後から夕方にかけて、ぽっかり時間が空きました。

こんなときこそ、部屋の片付けをしなくてはいけないのは重々承知しているのですが、

つい、タープとポールをザックに放り込んで、ブロンプトンでフラフラと多摩丘陵を下ってしまいました。

訪れたのは、八王子みなみ野駅と片倉駅の間にある〈片倉つどいの森公園〉です。

八王子の市内には、デイ・キャンプOK(泊まりは禁止)の公園がいくつかあるのでございますが、

ここ、〈片倉つどいの森公園〉は、平坦かつ広大な芝生の広場が2つもあり、

市民はもちろん、周辺地域の方々にも人気のスポットなのでございます。

休日はけっこう混雑しますが、平日はガラ空きです。

園内は、↓このようになっておりまして、、、使いやすい水場↓も完備。

 ↑自販機もあります。こちらは清潔な↑トイレ棟。

丹沢道志や奥多摩のキャンプ場のような豊かな自然、、、というわけには参りませんが、

平日、仕事の合間にちょっとコーヒーでも沸かしに来るにはとても便利でよい環境です。

今日はお昼を食べてしまったので、野点セットのみです。

メスティンの中に、フォールドアカップと153を入れてきました。

メスティンとフォールドアカップは、どちらもスウェーデン製なので

ミニマムな北欧スタイルの野点。

フォールドアカップはカラフルな色が人気の商品ですが、私はよりによって茶色を買いました(汗)

お茶している間、ワンコ座りで待っていてくれる黄土色のM6L。

本当にお行儀のよい子です。

とても気持ちがよかったので、ちょっとお昼寝してしまいました。

短い時間でしたが、爆睡です。

もしかしたら、少し寝言を言ったかもしれません(汗)

原っぱの地面には、ぺんぺん草がいっぱいでした。

視線を移動して、空を見上げますと、、、

ん? 鳥?

鳥じゃない、、、これは、、、

鳥みたいな形の凧です~。

しかも、たこ糸に鯉のぼりがいっぱいです~。

思わずタープの下からごそごそ出てきて、じっくりと見上げてしまいました。

この写真ではわかりにくいですが、かなり非凡な凧です。

これまで見たこともない凧なのです。

たこ糸を辿っていって、原っぱの端で凧を上げている主を見つけ出し、

近づいて話しかけずにはいられませんでした。

その方のお話によりますと、これは「江戸鳶(とんび)」という伝統工芸凧だそうです。

江戸後期に盛んだったもので、葛飾北斎の浮世絵にも描かれているのだとか。

明治以後、いったん途絶えてしまい、現代になってから、浮世絵の絵を参考に復刻されたのだそうです。

↑これが、江戸鳶凧でございます。

ずいぶんカラフルですね。

風切羽根が大胆に開いて、かっこいいです。

凧をあげていらっしゃるご本人様の手づくりだそうです。

このような形状の凧は、作るのも難しいでしょうし、

空に揚げるのも、とても難しいと思われますが、

凧作り名人は、凧揚げ名人でもいらっしゃるのでした。

それから1時間くらい、凧のこと、江戸時代の文化や気風のこと、

日本画のことなど、いろいろ興味深いお話を聞かせていただき、

思いがけずアートな時を過ごさせていただきました。

近所の公園で、このような貴重な体験をさせていただけるとは、

なんと幸運なのでしょう。

短い時間でしたが、ブロンプトンでやって来た甲斐がありました。

凧揚げ名人さま、ありがとうございました。

コメント (8)

痩せる気がゼロ、、、だった日

2014年10月15日 | キャンプ

〈自転車でデイキャンプ〉
そこはかとなく適度な運動量があり、健康的な印象のアクティビティでございます。
、、、が、しかし! そこに大きな落とし穴が!(汗)
「自転車にも乗るんだから、ちょっとお肉とか食べてもいいよね」
この気持ちの緩みが、カロリー過多を招くのでございます。
↓思いっきり、お肉焼いちゃってる!(汗)

Dsc02780

このクッカーは、ラージメスティンなので、けっこうな大きさです。

そして、思いっきり、すき焼きだっ!(汗)

Dsc02783

この上、生卵につけて食べる気満々だっ!(汗)

(しかも、一人につき、卵は2コ用意されている。)

Dsc02785

↑わたくしの大好物の白飯、、、すき焼きに先駆けて、ひそかに炊いてありました。

1合を友人Kと半分ずついただきましたが、一人0.5合は、ちょっと物足りなかったかな。。。

1.5合炊けばよかったな、、、←ますます、痩せる気ゼロである。

しかし、これだけは言わせてくださいませ!

すき焼きは、やっぱりお肉の食べ方として、最高ではないかと思います!

今回のサイトは、こんな感じ↓

Dsc02777

ん? なんかココ、、、浅川サイクリングロードに面している、あの公園じゃないの?って思っていらっしゃる方、、、

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない(汗)

とにかく、この場所がどこであろうとも、走行距離については問いたださないでください。

Dsc02779

、、、このままでは、いけない気がする。。。

明日から、本気だす。。。

コメント (8)