ミカ 「お前一人に命運がかかってるのは気が引けるんだが!」
ヒロ 「…いや、うん、まあ、元々、俺のお作法合宿だし…うん、まあ」
ヒロは執事のライダスさんと相性がいいのです
先生の授業も、ミカの補修も、ライダスさんがそばについて解説してくれてたら
もっと飲み込みも早かったはずなんですが
そこは先生もミカも全く気が回らず
ヒロの受難です
で
大反省会
予定ではもう一つ、ミカの成長部分を描いて置きたかった所ですが
うまく纏まらないのでカットすることにしました
ミカは大体において、「自分の責任だ」と主張して、事を片付けようとします
一応これはミカの設定で、上に立つ者としての教育を受けているからが故なんですが
それにヒロが反発するエピソード
・全責任を一人がかぶるのは立派かも知れないけど愚かしい
・人が一人で何かを抱えることの愚かさを自分たちは旅で目にして学んだはず
・一人で責任を負うのは、隠蔽に繋がる
・師匠に教わったように、物事を可視化するのが大事
・一人一人の責任を明確にする事で、何がどうして事件につながったかを可視化する
っていうこれだけを盛り込むのがもう大変
話がとっ散らかるので潔く捨てました
そういえば、ミオとのSSでも一回、ミカの「責任」問題はやってたなそういえば
って思い出したのもありますが
この先、もう一回、この「ミカの責任意識」問題で揉めるネタが控えているので
なんとかして置きたかった所…
まあ惨敗
4コマの裏で、そういうやりとりもあったのよ、ってくらいでここに残して置きます
そのやり取りの後、ヒロの言い分に納得したミカが
「じゃあ責任の割合はどうするか」
とか言い出して、ヒロが
「ミカ50、俺25、執事さん25でどうだろう」
と安易に提案するのに
(責任丸かぶりしたいミカと、私にも責任が!ってなるライダスさんに配慮してみた)
「ライダスの責任多すぎだろう!!(図々しいなお前)」
って揉めたり
「じゃあミカの言い分はどうなんだよ?」
って返すヒロに
「罪状を一つずつ取り上げてそれに対する関わり方と罪状の数に照らし合わせて割合を決めるからちょっと待て」
って細かい計算を始めるミカにヒロが呆れて
「そこまでしなきゃだめか?!」
ってなる一連の流れを見守っていたライダスさんが最後に
「若様にとって良いご友人と思います」
って閉める大反省会ネタ
ここで終了します