重い
ミカが従者を嫌がるのはこういうところなので(使命感が重い)
サリスがもう少し気さくに気楽に雑に接するようになれば関係は良好
(サリスがミカを持ち上げるせいでミカも傲慢さバリバリ全開になる現状)
とはいえ良好になればなったで、今度はミカが上の偉い人とかに
そんな友達感覚で接してはいかーん!ってめっちゃ怒られる、っていう
この二人は時間をかけて、散々周囲に怒られながら主従関係になっていきます
そんなサリスの処遇
正式に王城に従者として届け出るのはミカが成人の儀を済ませてからの事
今は、レネーゼ侯爵家で内々にミカの従者として出入りができる状態です
(公式に家に訪問許可とか取らなくても、向かう部署に「今からいきます」の連絡で足りる)
仕事は、レネーゼ侯爵家と旅に出ている間のミカの連絡係と
ミカに後継者の公務とかが始まった時に周囲にスムーズに溶け込めるように人間関係の基盤づくり
サリスが従者志願した時に提案したそのままを任せている感じです
これは、自分から言うくらいだからそれはできるんだろうな、って言うミカの感想から
あと、「必要だって思ってから育てたり、関係築いたりしてたら遅いんじゃねーかな」って言うヒロのアドバイス
それと、実戦で理解を促す「育てるを考える」のお師匠様から
サリスがグイグイ来るのはミカの考え(いずれ従者を使う)が視覚化されていない事による不手際だろうと指摘されての事です
とりあえず何か任せとけばサリスも一応納得してつきまとわなくなるぞ、ってところがミカに響いた模様
サリスが聞いたらまた傷つくのでこれは絶対黙秘の3項目です
さてこれで退場したサリスですが
サリスは甘やかされたおぼっちゃま設定があるので
年の離れた兄とサリスの間に、姉が2〜3人いるんじゃないかな、と思ってます
姉と母と祖母に溺愛されているので、女性陣営は「無理に他人の下につかなくても兄の下で働けばよろしい」って言うのが基本姿勢
祖父は孫に甘いので「まあ好きなだけ考えて自分で決めたら良い」と思っているし
父は女性陣営に弱いので「できればちゃんとした家に従事して欲しいんだけどなあ」って思ってるけど言えないしで
兄だけが「そんな甘い事でいいわけあるかー!」ってサリスに対して不満を抱えています
おっとり受け流す家風のオットリー家で、兄だけがバリバリ野心家の逸材です
そんなオットリー家から出て、レネーゼ家に入ることになったサリスの命運やいかに?
って言う貴族戦争的なストーリーにはならないんですが(陰謀とか書けない)
サリスが自分の道を見つけるまで話はできています
その道行きの暗雲さが立ち込めているのか、この記事の為に描いたサリスのイラストは
全自動彩色機能で9割部分、黒色が塗られるという恐ろしい事態になりまして…
3枚ほど構図を変えて描いたにも関わらず、ほとんど黒しか使われず
お前ラスボスかよ?って言うくらい、黒しか塗ってもらえなくて
かなり苦労して他の色を引き出せないか試行錯誤していたんですが
蝶々を描いた途端、赤が乗ったので蝶々を乱舞させておきました
イメージしてたおっとり感にはなりませんでしたがラスボス臭漂わせた暗黒カラーを見続けたせいで
良いよ良いよ全然良いよ!てことで「君の糸、結」の方に使ってみたんですが…
今見てみれば赤も結構、不穏な空気を漂わせてて
もうどうあってもサリスはこの先の不穏を避けては通れないんだな!と不憫になったので
この記事にはギャグ絵を載せておきました!
私の中のサリスは、愛すべき勘違い野郎です