ミカ 「やれなくても無理矢理やるだろ、お前」
ヒロ 「うんまあそうかな」
本人を前に何言ってるんですかー!のミオの反応ですが、ヒロはもう「ミカはこっち側の人」って思ってるので
それをミカも解ってるのでまあセーフです、セーフ
ここからじわじわそんな社会に無理矢理ウイたちが入っていきますが
タイトルの「高い壁を越えろ」もかなりやけっぱちでつけております!何より私が!!
いやあ何が厳しいかって、今回は馬車ですよ、馬車!!画力ないのに馬車を描かされる無理ゲー!こんな話に誰がした!!
色々資料見たり写真見たりして描いてたんですが3台ほど描いたところでパソがフリーズして帰らぬ藻屑となってしまったので
私の妄想力のみで描きました!物理的にめっちゃおかしいとは思いますが雰囲気で見逃してください( ;∀;)
(馬車に比べて馬が小さい気がする…あと4人乗りを引くのに二頭もいるかな…とかもろもろ)
この馬車の呪いを脱出するのに二日かかりました
この先、庭園とか屋敷とか描かされる度にめっちゃ時間とられて更新滞るんだろうなあ…っていう意味で
高い壁を越えろ!!と渾身の叫びを放つ私奴でございます( ノД`)シクシク…
スミマセン予告しておきます
この先無駄に背景が描き込まれてたら「ああ私生活じゃなくてコレのせいで更新できなかったんだな」って思ってください
うぅ…っ、ぎぶみー画力…
てことで、今回の無駄話は馬車!
馬車に乗り込むまでミカとウイたちの間ですったもんだあったんですが、さくっと割愛
「なんで近場なのに馬車なんか乗るんだよ!」「それが貴族のしきたりだ!」
こんな流れがあったとお思いくださいませ
上流社会の人たちは、外出時は歩きません
ドアtoドアです
服や靴が汚れる、っていうのと、防犯上の理由と、あとはまあそれこそがステータスっていう所でしょうか
それが当たり前なので、ミカの家も自家用馬車がいくつもあるんですが
今回は民間の馬車(王城とかにも出入りが許されてるお高めの馬車)を利用しています
侯爵家の紋章がバーン!と入った馬車で不用意にうろついて庶民を騒がせない配慮
(逆に相手を威圧するときなんかはそりゃもうバーンときらびやかに乗り付けますよ)
馬車の手配もミカは携わってはいません
3コマ目でミカが語っているように、自分で何かを手配したりするのは貴族の名折れです
まだ描いていない話で、4人で高級料亭にご飯食べに行く小話があるんですが
そういう場合でも馬車を手配したり料亭を予約したり、そういう雑事は全て従者に任せます
自分でやっちゃうことが恥なのですね(あいつ貴族のくせに従者も使えないのかよ…ぷぷっ、ってなります)
今回はリッカの宿から使いを出して屋敷に知らせ、屋敷の従者が王城まで出向いて馬車を調達
めんどくせえなお金持ちって、とヒロが言ってるのはこれら全て含む、です
そんなミカの周辺事情
常に控えているはずの侍従はなぜいないのか、っていうとミカ自身が「要らない」と言ったからなんです
そういうわがままが許される背景を描き切れるかどうか不安ですが(ま、無理ならSSで!)
侍従がいない代わりに隠密がいて、常にミカの動向を見張っています
これはミカも了承済みなので、ゲームのストーリー5章の最後の部分、アユルダーマ島に上陸した際
「どこだここはああ!!」ってパニクッてるのは、「やべええ俺隠密ふりきっちまったあああ!!」っていう
動揺の表れでございます(根が真面目なので家出してても所在は明確に)
ふい~、回収終了(;'∀')
まあミカが色々自由を許されているのはお家事情よりも、ウイがいるっていう
天使パワー
が大部分を占めています
自由のない侯爵家時期当主がうろうろできるご都合展開も天使パワー
船が難破せずに航海が順調、停泊中の船が盗まれないのも天使パワー
天界に行って帰ってこれるのも箱舟に乗れるのも全部天使パワーによるところが大きいうちの漫画
ウイは奇跡の具現です
そしてそれを自分のものにできるかどうかは、人の生き方にかかっています
酒場でウイに出会わなかったら、ミカはとりあえず、屋敷に連れ戻されてたことでしょう
つまりこの先侯爵家に突撃できるのも天使パワー☆