寒い毎日。風邪やインフルエンザが流行っているこの頃。小中学校では学級閉鎖もあるとか聞いている。職場も閉鎖にならないかな…、なんて無理か。という私は風邪も引かず…きっと毎日アルコール殺菌している成果だろう(笑)と、納得していたりする。
ひとりで生活していると、普段あまり意識しないことまで考えるときがある。
「自分を食べさせ続けるのは大変…」「私が突如、死んだらこの部屋にまず入るのは誰だろう」「そのとき、あまりに部屋が散らかっていたら恥ずかしいな。。。」
そんなことを考えさせられたことが会社であった。たまに顔を見せる中年男性の顧客。仮にこの客を『肝山』と呼ぼう。肝山は難しい顧客だった。ちょっと暗めだが、話しは饒舌。自分論をぶつ人だった。しかもこちらの提案するプランになかなか乗らないが、とにかく話しが長い。他の社員は皆この顧客を敬遠していた。そして「聞き上手」と都合良く言われた私が、たいていその顧客の相手をしていた。肝山は一方的に自分の要求を話すが、時間をかけてよく聞くと、「ついくだらないこと言って悪かった」「俺もわかっているんだけどなあ。言い過ぎるのが俺の悪いところだ」「いろいろ言うが、この会社の応対やサービスは気に入っているんだよ」と、最後は気前よく商品やサービスプランを契約し笑って帰る。私はそれにほっとすると同時に、私がしっかり相手をすれば契約を取れる、なんて思ってしまっていた(これが私の共依存パワーで、常に一長一短だ)。
しかしある日、肝山は私との会話の中で、些細な言葉にひっかかり、突如キレた。他の社員も周りで聞いていたが、誰もがごく普通のやりとりと思う内容だった(後で皆そう言っていた)。肝山の機嫌も悪かったようだったが、「おまえのその言葉は何だ!どういうつもりだ!」という突然の大声に血の気が引いた。周りの社員も青ざめ、私達を見つめる。私は「お気に障ることを申し上げたかもしれない、申し訳なかった」と謝ったが、肝山の怒り収まらず。見かねて上司が応対を替わってくれたが、肝山、ますます調子に乗り「おまえらの会社をどうにかすることなんて簡単だ!ただで済むと思うなよ!おまえら、帰り道には気を付けるんだな!」とわけわからんことを喚いている。とにかく、何とか上司がなだめすかして、その後肝山は帰った。
そしてその後…度重なる無言電話。そして、名乗らなかったが明らかに肝山の声で、会社や私や他の社員の名前を挙げ誹謗中傷する電話が続いた。皆、電話が鳴るたびに固まり、暗い顔で上司が受話器をとった。私は自分のせいで会社に迷惑をかけてしまったことと、肝山から何か攻撃されるのではないかという恐怖で、頭の中もそのことで一杯になってしまった。仕事のスケジュールを間違えるミスも増えた。胃がむかつき、偏頭痛に悩まされた。毎日欠かさなかったアルコール殺菌?もする気がなくなった。
そして湧き起こる思い。。。なんで私は仕事にまでモラ夫みたいな野郎に脅かされなければならないんだろう…あれはまるでモラ攻撃だった。私は頭が真っ白になり、冷静な応対が出来なかった。ただ固まってしまった。なんで、こんなことが私に起こるのだろう。もうこんなことは沢山なのに…!私がもし殺されるとしたら、モラ夫だと思ってくれ、と友人に言ったことがあるが、今度は肝山の可能性もある、と言わなければならないのか?私がもし、どこかで刺されて倒れたら、この部屋には誰が入るのだろう。ああ、洗濯物が散らかったままだ。せめて見られて恥ずかしくないくらいに片付けておかなくては。でもまあ、世の中どんなことで突然死ぬかもわからないし。歩道を歩いていたって車がつっこんできたり、物が落ちてくる場合だってあるし。。。。。。
と、飛躍しつつこんなことを考えた。
そんな強烈憂鬱な日々だったのだが、何とか上司や社長、そして顧問弁護士まで出てきての対策で、ようやく事が鎮静化した。きっともう肝山はこないだろう、と思う。社長は、私を責めることなく、「肝山がおかしかったんだ、まあ、あんな奴はたまにいるよ。たまたま奴にあたっちゃったんだ。ああいう変なタイプが増えるんだろうなあ」と寛容だった。上司は、営業でもっとひどいこともあった、と慰めてくれた。ああ、人生経験豊富な人たちが上司でよかった。あの一言で心底すくわれた。私も年取ったら、何があってもこんなふうに社員をかばうことができるだろうか…と考える。そう思ったらこれも貴重な経験なのか?
しかしほんとにげっそりした。そして、今日久し振りにビールを飲んだ。
ひとりで生活していると、普段あまり意識しないことまで考えるときがある。
「自分を食べさせ続けるのは大変…」「私が突如、死んだらこの部屋にまず入るのは誰だろう」「そのとき、あまりに部屋が散らかっていたら恥ずかしいな。。。」
そんなことを考えさせられたことが会社であった。たまに顔を見せる中年男性の顧客。仮にこの客を『肝山』と呼ぼう。肝山は難しい顧客だった。ちょっと暗めだが、話しは饒舌。自分論をぶつ人だった。しかもこちらの提案するプランになかなか乗らないが、とにかく話しが長い。他の社員は皆この顧客を敬遠していた。そして「聞き上手」と都合良く言われた私が、たいていその顧客の相手をしていた。肝山は一方的に自分の要求を話すが、時間をかけてよく聞くと、「ついくだらないこと言って悪かった」「俺もわかっているんだけどなあ。言い過ぎるのが俺の悪いところだ」「いろいろ言うが、この会社の応対やサービスは気に入っているんだよ」と、最後は気前よく商品やサービスプランを契約し笑って帰る。私はそれにほっとすると同時に、私がしっかり相手をすれば契約を取れる、なんて思ってしまっていた(これが私の共依存パワーで、常に一長一短だ)。
しかしある日、肝山は私との会話の中で、些細な言葉にひっかかり、突如キレた。他の社員も周りで聞いていたが、誰もがごく普通のやりとりと思う内容だった(後で皆そう言っていた)。肝山の機嫌も悪かったようだったが、「おまえのその言葉は何だ!どういうつもりだ!」という突然の大声に血の気が引いた。周りの社員も青ざめ、私達を見つめる。私は「お気に障ることを申し上げたかもしれない、申し訳なかった」と謝ったが、肝山の怒り収まらず。見かねて上司が応対を替わってくれたが、肝山、ますます調子に乗り「おまえらの会社をどうにかすることなんて簡単だ!ただで済むと思うなよ!おまえら、帰り道には気を付けるんだな!」とわけわからんことを喚いている。とにかく、何とか上司がなだめすかして、その後肝山は帰った。
そしてその後…度重なる無言電話。そして、名乗らなかったが明らかに肝山の声で、会社や私や他の社員の名前を挙げ誹謗中傷する電話が続いた。皆、電話が鳴るたびに固まり、暗い顔で上司が受話器をとった。私は自分のせいで会社に迷惑をかけてしまったことと、肝山から何か攻撃されるのではないかという恐怖で、頭の中もそのことで一杯になってしまった。仕事のスケジュールを間違えるミスも増えた。胃がむかつき、偏頭痛に悩まされた。毎日欠かさなかったアルコール殺菌?もする気がなくなった。
そして湧き起こる思い。。。なんで私は仕事にまでモラ夫みたいな野郎に脅かされなければならないんだろう…あれはまるでモラ攻撃だった。私は頭が真っ白になり、冷静な応対が出来なかった。ただ固まってしまった。なんで、こんなことが私に起こるのだろう。もうこんなことは沢山なのに…!私がもし殺されるとしたら、モラ夫だと思ってくれ、と友人に言ったことがあるが、今度は肝山の可能性もある、と言わなければならないのか?私がもし、どこかで刺されて倒れたら、この部屋には誰が入るのだろう。ああ、洗濯物が散らかったままだ。せめて見られて恥ずかしくないくらいに片付けておかなくては。でもまあ、世の中どんなことで突然死ぬかもわからないし。歩道を歩いていたって車がつっこんできたり、物が落ちてくる場合だってあるし。。。。。。
と、飛躍しつつこんなことを考えた。
そんな強烈憂鬱な日々だったのだが、何とか上司や社長、そして顧問弁護士まで出てきての対策で、ようやく事が鎮静化した。きっともう肝山はこないだろう、と思う。社長は、私を責めることなく、「肝山がおかしかったんだ、まあ、あんな奴はたまにいるよ。たまたま奴にあたっちゃったんだ。ああいう変なタイプが増えるんだろうなあ」と寛容だった。上司は、営業でもっとひどいこともあった、と慰めてくれた。ああ、人生経験豊富な人たちが上司でよかった。あの一言で心底すくわれた。私も年取ったら、何があってもこんなふうに社員をかばうことができるだろうか…と考える。そう思ったらこれも貴重な経験なのか?
しかしほんとにげっそりした。そして、今日久し振りにビールを飲んだ。
「うんうん、分かる~」と頷いてたら、とんでもないことが起こってたんですね!!!
仕事先の機関紙で「余りに非常識なクレームをつけてくるのは、人格障害のクレーマーである」って載ってたのを思い出しました。
人相手の仕事っていうのは、こういう人に当たるリスクがあるんですよね。
だから、ウメさんが引き寄せている訳では無いんですからね!
絶対に!!!
過去の経験から、ど~しても「自分のせい!?」と思ってしまうの、良く分かります。
でも、上司の人が言われたとおり、「たまたま」だからね!!!
すぐには心が復活できないかも知れないけrど、
ゆっくりビール飲んで、乗り切った自分を褒めちゃって、いつものウメさんに戻ってね
ウメさん、今回の件、すごく良く頑張ったよ!
偉かったよ
私も昔、カウンター業務をしていたときに、
おかしな奴に散々とっちめられたときの
夢を、今でも見ることがあります。
ああ、とにかくあの気詰まりな感じは、
家庭でもうんざりですが、会社でもたまらないですよね。
お疲れ様でした~。もうこんな目にあわずに
すむよう、祈っております。
今度こんな人にあったらこんな風に対応しよう
今度は絶対上手くやろうって思っていても
結局恐怖心が心をがっちり捉えて動けなくなってしまいます
私も最近同じような事がありました
今回ウメさんは拘らず上司の方にお任せする事によって上手く対応する事ができて良かったです
乗り越えることが出来たことにどうぞ自信を持ってくださいね。
おつかれさまでした
ほんとに悪い人に当たりましたね。上司の方がわかってる方で良かったです。この頃、気持ちの伝わらない、人を従わせることしか頭に無い人、増えてるようで怖いです。(それともアンテナが敏感になったのかな?)
ほっとしたところで体調崩されないように大事になさってくださいね。
読んでてそのモラ客にこっちから「もう二度とくるなー!」って塩まいて怒鳴ってやりたい思いです。
ウメさんの上司や周りの人が「普通」の人でよかった(ニコッ)
ちょっとしたクレームだったら、話し合いで
解決できていたことが多かったけど、
奴の場合はまさにモラ!というか、
宇砂子さんのご指摘の通り、人格障害系ですわ。
最初はご機嫌でいるけど、些細なことから自分の思い通りに
いかないと知るや、いきなり激怒、脅し、恫喝。
たち悪すぎ~!
でもね、考えてみれば、仕事して以来、
ここまで酷い客は初めてだったので、
上司の言ってくれたことも素直に受けられました。
何よりもありがたかったのは、職場の人たちが
「あなたの態度に問題あった」とは
誰も言わなかったこと。
あくまでも「おかしな人間の言いかがり」として
会社全体で対応してくれて助かりました。
それにしても怖かったし、くやしかったよ~(涙)
宇砂子しゃん、ありがとう~~~(ハグッ☆)
ウメより
すみれさんもお仕事で嫌なことがおありだったのですね。
そんなときって、しばらくじくじくと残りますね。
でも、今回思いました。
家庭のモラだったら、密室で誰も見ていないので
全くの孤独ですが
職場では、周りも見ているし、助けてくれる人もいる…
自分1人で闘うのではないってことが、新鮮でした。
でも、あのような状況で、自分が固まってしまって
相手に対して有効な判断や対応ができなかったのは
ちょっと悔しかったです。
やっぱり護身術、習おうかなあ。。。。
それにしても、モラ人種はこりごりですね~。
できればもう二度と相手にしたくないですね。
すみれさん、いつもありがとうございます~(^^)
ウメより
そうなんですよ。
あのとき暴言を受けながら「まるでモラ夫の時と同じだ」
「こういうときはどうしたらいいのだろう」
そんなことを考えていましたが
相手に有効な対応も、気の利いたセリフも
言うことができませんでした。
自分の無力に、恐怖と悲しさを感じました。
でも、ちっこさんが言われたように、
自分では対応できない、手放そう、と
上司に対応を委ねることができたのは
よかったと思っています。
個人、というより組織として対処してくれましたから。
それはとてもありがたかったです。
組織のリスクマネジメントについても学びましたしね。。。
怖かったですし、気持ち悪かったけど、これを
今後の重要出来事として、頭の中にインプットし、
いざというときに使えるといいのですが…(^^;)
それにしても、何とか踏ん張りました。
ちっこさん、ありがとうございます~(^^)
ウメより
私も皆さんがここにコメント入れてくださっていることで
随分共感し励まされているのです。
だから自分のブログに来たときには、
ほっと安心しています(^^)
ほんとにね、トラブルメーカーっているのですよね。
私も上司が替わって対応してくれたので、
とっても助かりました。
こういうとき、どんな組織に所属しているかによっても
自分の精神状態が左右されますね。
おかげでしんどかったけど、なんとか山は越えました。
風邪が流行っているようです。
まりかさんも、お体には十分気を付けてくださいね。
ありがとうございました~(^^)
ウメより
ほんと、怖かったです~。
どうなることかと思いましたし、
これがずっと続くのであれば
職場にいられない…なんて思ってしまいました。
でも、なんとかなるかと、思えるようになりました。
それにしても、ひとまず一段落したときに、
私、思わず塩まきました~!
職場にある「食卓塩」でしたが(笑)
職場の同僚と、玄関の中と外にまきましたよ。
「厄除け、魔除け、」と言いながら。
そして、もり塩までしました。ネットで調べて(^^;)
お祓いもしてもらいたいくらいでしたよ!
それにしても、上の方々の対応には救われました。
同時に上の人の大変さを知りましたね…。
いろんなことを考えさせられた出来事でした。
しかしもうこんなことはなくていいですが~(T_T)
よーにゃんさん、ありがとうございました~!
ウメより