雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Overstand

2021-03-12 | 音楽
コロナ不況で大変なのは飲食業界・旅行業界だけではなく、アパレル業界も大変なようです。
ワタシの友人はアパレルの中でもブライダルをメインに扱っている会社に勤めてて、このご時世結婚式も延期・中止が相次ぎ、現在週休2日+2日休勤で週3日勤務になってしまったそうです。
後輩も辞めてしまってそのしわ寄せもあるそうです。
ワタシの行きつけのブランドも、本来なら絶対セールをしないのですが、昨年は在庫がかなり出たようでやむなくセールを行い、今季はセールをしないように発注を抑えたそうです。
お金が回りませんね・・・。
ワタシ自身はあまり景気に左右されない会社に勤めているためそれほどの被害はないものの(但し、好景気でも賃金あがらず)、なんとなく雰囲気良くないです。
ワクチンの効果があればいいのですが。

と、グチグチ言ってても仕方がないし音楽でも聴くべ。
イスラエルの若手ミュージシャンが結成した新たなユニットApiferaのデビュー作で『Overstand』。


 
1. Overstand
2. Lake VU
3. Énék Hamaguro
4. Yaki’s Delight
5. The Pit & The Beggar
6. Notre Damn
7. Iris One
8. Four Green Yellows
9. Gerçekten Orada Değilsin
10. Pulse 420

Apifera :
Rejoicer (key)
Nitai Hershkovits (key)
Amir Bresler (ds)
Yonatan Albalak (b)
guest :
Noam Havkin (key : 3, 4, 6, 8)
Sefi Zisling (tp : 1, 6)
Yair Slutzki (tb : 1, 6)
Shlomi Alon  (sax, flu : 1, 6)

メンバーはリジョイサー、ニタイ・ハーシュコヴィッツ、アミール・ブレスラー、そしてヨナタン・アルバラクというイスラエルジャズの最先端に位置する4名。
南ロンドンから世界に羽ばたいているメンバーです。
特に南ロンドンでのジャズ、ビートシーンにイスラエル勢ありとも言われるそのリーダーがリジョイサーですね。
今回はハーシュコヴィッツとのWキーボード。
イスラエル音楽・中近東・北アフリカと母国の近隣諸国の音楽も取り入れて、エレクトロ満載ながら穏やかな仕上がりになっています。
3/4エレクトロでアコースティックはドラムスだけ(後はゲストの管楽器も)。
ただこのエレクトロ:アコースティックの塩梅が良いです。
それも1人でドラムスを叩いているブレスラーのビートが良いんですよね。
2曲目のゆるいチルっぽいものから、3曲目のビートが効いたものまで、空間・環境づくりはキーボードの2人ですが、ビートはブレスラーが構築しています。
今回のキーマンはブレスラーと言ってもいいでしょうね。




そういや前回の記事に続いてKAN SANOも大阪公演するそうです。
GW。
いっそ行き倒してやろうかな。


ライブに行こうぜ

2021-03-11 | 音楽
なんかコロナ感染者数もここに来て横ばい。
なかなか減らないですね。

10年前の今日は東日本大震災。
10年経ったら、もっと復興してると思っていたし、福島の除染も進んでいると思っていましたが、まだまだ道半ば。

でも前向きに。
良いことを自ら起こそう。


身近なところで。
来月ライブ参戦する!

toeのワンマンライブ@心斎橋Live House Pangea。



以前行ったtoeのライブと同じライブハウス。
前回はMOROHAとのツーマンライブでした。
ワンマンなんでガッツリtoeですね。

当然マスク。
消毒。
大声禁止。

でもでも。
楽しいことができるなら良いやん。
頼むから延期はやめて。



Being

2021-03-10 | 音楽
最近更新ができておらず。
というのもしばしマンガにハマっておりまして。
だいぶ前のマンガですが、『からくりサーカス』に。


 
ワタシが週刊サンデーを買っていた頃97年から連載されていたマンガです。
このマンガが読みたくてサンデーを買っていたようなものです。
ただ流石に仕事が忙しくなりいつしか読まなくなっていたのですが、久しぶりに思い出して全巻読み倒しました。
いやーたまらん。
ようやく最後まで読めて嬉しかったです。
”しろがね”超美人。

ということでブログ更新します。
ノルウェー人ピアニスト アイオルフ・デイルの新譜で『Being』。


 
  1. The Lonely Banker
  2. Northern Brewer
  3. Behind 315
  4. Forward from here
  5. The Pondering
  6. Fast forward, peace of mind
  7. Ace
  8. How could it be?
Eyolf Dale (p)
Per Zanussi (b)
Audun Kleive (ds)

結構Edition Records作品は聴いているので、デイルの作品も過去に紹介した『Wolf Valley』とかアップしていませんが『Return to Mind』とかEditionからリリースされた彼のリーダー作はすべて聴いています。

 
またサポートではダニエル・ハースケダール作品などにも参加しています。

彼の演奏も作曲もかなり気に入っています。
どうしてもノルウェーというと北欧ジャズのキツめのコンテンポラリーを思い浮かべるのですが、彼は確かに北欧テイストを感じる透明感もありつつ、もっと暖かみを感じさせてくれるんです。
1曲目の最初の音からずっと美しい音色。
クラシック的でもあり、時にブルージーな演奏も。

そして何気にピアノ・トリオって初めてリリースするんじゃないんですかね?
大所帯かデュオしか聴いたことがなく、初めてのトリオだったのですが、
ワタシは結構このトリオ版にハマっています。




このアルバムで春を迎えられそうです。


どうやって勉強します?

2021-03-04 | 自己啓発
ワタクシ、只今月末の資格試験に向けて勉強しています。
前回の試験のときもそうだったのですが、はて、どうやって勉強すべきか?

一番直近でいくと、前回3ヶ月前ですが、さらにその前となると15年くらい前にめっちゃめちゃ勉強しましたね。
実際にマシンを触ったり、テキストを読んでノートに書いて覚えたはずです。
そしてそのやり方はそれまでやってきた方法です。
とにかくノートに書いて書いて覚える。

ただ前回からノートを書かずにテキストを読みながら、パソコンでタイピングするやり方に変えちゃいました。
一度自分でテキストを書き起こす。
その上でタイピングしたテキストファイルを印刷し、更にマーキングしながら覚える。

タイピングすると意外と頭に残ってて、覚えきれていなくても大まかにどの辺りで打っていたのかは分かっているんです。
なので、印刷後に覚える時にはおさらいのような感じ。

まあ書くのか打つのかの違いですが、結構違う感じはあります。
どっちのほうが良いんでしょうかね?

ただ、ファイルを残しておくと後から確認しやすいはずです。
合格すればどっちでも良いっちゃあ良いんですが、資格内容を実践するときにはファイルがあったほうが何かと便利かも。


Identified Flying Object

2021-03-02 | 音楽
今日の大阪は雨。
寒いし。
春先らしいと言えばその通り。
でも身体はキツイです。

さて今日ご紹介するのは以前紹介しましたアレックス・コーの新譜で『Identified Flying Object』。


 
  1. Nebula
  2. Levitate!
  3. Ready, Set, Go
  4. Aurora
  5. Maenads
  6. Underwater Star Based Society
  7. Toy Pianos
  8. Source Of The Ten Thousand Things
Alex Koo (p)
Attila Gyárfás (ds)
Ralph Alessi (tp)

以前紹介した『Appleblueseagreen』ではラルフ・アレッシ、マーク・ターナーとの2管トリオ作でしたが、本作では同じくアレッシとハンガリー出身のドラマー アッティラ・ギアファスとのトリオ作。
ちなみにアレックス・クーだと思っていたのですが、本当はコー(幸)なんだそうです。
前にも言いました通りアレックスは日系ベルギー人で、日本人のお母様から漢字の名前を教えていただきました。
またギアファスは以前アロン・タラスの『Little Beggar』に参加していて聴いたことがあります。

さて本作ですが、やはりアレックス・コーの真骨頂である浮遊感に溢れた空間使いの上手さ。
これはさらにアップしているように思います。
楽器編成が変わりドラムスを加えたことでリズムと言うよりは、空気感の変化をつけられているのが功を奏しているのでしょう。
もちろんベースがいない分バスドラが低音を任されているところもあります。

アンビエンスな楽曲を扱うと本当にウマい。
前半はアレッシの音を、後半はアレックスのピアノを表に出している感じでしょうか。
ギアファスのドラムスはとても繊細で、このアルバムなら彼を選ぶのがよく分かります。


ワタシは1曲目と6曲目が好きですね。