雨過天晴

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サラバ静寂

2018-03-04 | 音楽

気になっていた映画をやはり観に行きました。

サラバ静寂

 

 

映画『サラバ静寂』予告編

 

サラバ静寂 - 映画メイキング特報

 

夜20時からの上映ということもあって、どうしようか迷っていたのですが、大好きな十三の第七藝術劇場での上映、監督のトークショーもあるし、これは観ておかないとな、ってことになりました。

 

あらゆる娯楽を禁止された日本。

音楽などは象徴的に取り締められます。

退屈な日常を過ごす若者。

何か現状を変えたいと思いつつ鬱々とした日々を繰り返す。

そんな中偶然音楽に出会ってしまう。

音が持つエネルギー、自由さを味わってしまう。

彼らの夢は自分たちが作った歌を伝説のライブ「Son Of A Noise」で爆音で流すこと。

しかしそんな彼らに警察の手が伸びてくる・・・。

 

ある種SF設定。

しかし第二次世界大戦中に日本でも起きたような国による言論統制や圧力などと同じようなものでしょう。

現在でもお隣中国ではHip-Hopが禁止になったりしていますからね。

 

役者さんも私が知っていたのは斎藤工くらい。

若い役者さんが多いです。

かなり「演技してる感」が強く、若干青臭さはあるります。

Sumireは俳優デビュー作らしく、セリフも正直たどたどしい。

斎藤工も少し「イキってる感」があります。

でもそれがこの映画にはマッチしているのかも、と思います。

この映画への思いが感じられるところがあります。

アングラな世界を描くのに、めちゃくちゃきっちり作り込むのもやや分不相応で、むしろややもすればチープなほうがあっているのではないでしょうか。

 

上映後宇賀那健一監督のトークショーがありました。

まだ33歳と若い監督です。

映画上映後のトークショーとか初めてだったのですごく新鮮でした。

斎藤工が自分で小物とか設定とか考えて準備していたりしていた話などは彼がしっかりと本作と向き合おうとしていたことを語っていると思います。

Sumireもオーディションではなくオファーだったようです。

モデルでの雰囲気が気になっていたそうで、デビューを口説き落としたみたいです。

 

私としては非常に楽しめました。

 

さて関西屈指の猥雑な街十三。

 

 

 

上映までの間、ちょっと一杯引っ掛けようと考えていました。

とりあえずは「やまもと」でねぎ焼き食べようかなーと思っていましたが、土曜の夜は大行列。

まあせっかくだし、他の店に行こう。

 

旧「ションベン横丁」に戻ってもいいけど、街側で何かないかなーとウロウロしていたら1軒のお好み屋発見。

 

 

みっちゃん』。

何となく、口がもうねぎ焼きになってしまっていたのと、ちょっと雰囲気がいい感じなのとで入ってみました。

カウンター席は結構満席(7人くらい)、テーブル席3席のうち1席お客さんで、結構店の中は一杯って感じです。

店をさばくのはおそらく「みっちゃん」とおぼしきおばちゃん一人。

おじちゃんは耳が遠くてサポート役に徹していました。

 

大瓶一本にスジねぎ焼きを一枚発注。

ビールを味わう。

いかんせんおばちゃん一人。

スジねぎはなかなか出てこない。

まーいいです。

急いでないので、このくらいゆっくりビールを飲むのも悪くない。

 

さてビールも残りコップ一杯、というタイミングでスジねぎ焼き登場。

 

 

仕上げは醤油かソースか聞かれます。

迷わず醤油。

 

旨いじゃない。

やはり十三にはねぎ焼き似合うなー。

 

大満足で映画に行ったのでした。

映画も満足で、なかなか良い夜を過ごせました。

 

 

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