金木犀の香りが漂っています
秋のこの時期の香りだからこそ、どこか哀しく、どこか切ない記憶を呼び出します
ネットを見ていてもやはり金木犀には特別な記憶を呼び起こす作用があるようで
思わず同意してしまうコメントが散見されます
個人的には今オススメしたい一枚を
スウェーデンの指揮者・作曲家でピアニストのペーター・ノーダールで『Director's Cut』
- Soho Night
- The Art of Flying
- At the Movies
- Cuban Twist
- Plaintive Rumba
- Sketches Of Cuba
- Hymn 3/4
- Il Postino
- This Guy's In Love With You
- St Germain
Patrik Boman (b)
Peter Nordahl (p)
Ronnie Gardiner (ds)
Peter Nordahl (p)
Ronnie Gardiner (ds)
今年のリリースで入手した作品ですが、2002年にリリースされた作品のようです
ノーダールはスウェーデン ストックホルムで生まれ、ほぼ独学でピアノをマスターしたそうです
主要オーケストラともつながりがあり、本作でもトリオのバックにブラスを加えた楽曲も見受けられます
北欧色の強い作品かと思いきや、出だしからアボリジニの楽器ディジュリドゥが登場してきます
中盤は南米系の楽曲を並べて、ゆるさの心地良さを味わえます
その昔、ジャズはダンスミュージックとして拡がったことを思い起こさせてくれる
ルンバやワルツなどちょっと体が動きます
ワタシは踊れませんけど
ワタシは踊れませんけど
随所にブラスが散りばめられ、フルートやトロンボーンが効果的にメロディーをとっているのも好ましい
心和ませてくれる作品です
再発してくれてよかったです
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