最近ハマっているジャズ旧盤猛アタック。
本日はイイですよ。
ブルー・ミッチェルの代表作『Blue's Moods』。
- I'll Close My Eyes
- Avars
- Scrapple From The Apple
- Kinda Vague
- Sir John
- When I Fall In Love
- Sweet Pumpkin
- I Wish I Knew
Blue Mitchell(tp)
Wynton Kelly(p)
Sam Jones(b)
Roy Brooks(ds)
これは本当に「絶対名盤」。
定義は色々あると思いますが、ワタシの「絶対名盤」は「いつ何時でも」、そして「何度も」聴きたいと思わせる作品です。
ビル・エヴァンスのRiverside4部作やマイルス・デイヴィスの諸作、そして前回紹介したようなBLUENOTE1500番台・4000番台などの中にも「絶対名盤」があるのですが、それと同等に素晴らしい作品です。
ミッチェルはそれらのジャズマンほどメジャーではありませんが、彼のトランペットは非常にクリアで伸びのある音。
歌心がありつつも変なこぶし回しはしない、どストレートなトランペッターです。
そして彼をサポートするのはウィントン・ケリー、サム・ジョーンズ 、ロイ・ブルックス。
特にケリーとの相性が抜群です。
ケリーもミッチェル同様、とてもクリアな演奏で、なおかつミッチェルの裏をとるリズム感も抜群です。
録音状態もワタシは好きで、メンバー全員の音がしっかりと残されています。
ミッチェルとブルックスは中央、ケリーは左から、ジョーンズは右から聴こえる配置も、ワタシはどちらかというとすべての音が中央から聴こえるほうが好きではあるのですが、本作ではこの配置で全く問題ないです。
絶対に聴いてほしいのは1曲目。
これぞミッチェルの会心の演奏ではないでしょうか。
この曲を聴ける喜び、幸せ。
是非視聴してみてください。
多分ジャズをもっと聴いてみたいと思わせてくれることでしょう。