ウクレレの発表会終えて、ゆったりと秋の夜長を堪能してます。
今夜のジャズは『I GET A BOOT OUT OF YOU』 MARTY PAICHI。
先日言っていたビッグバンドです。
1. スイングしなけりゃ意味ないね
2. ノー・モア
3. ラヴ・フォー・セール
4. モーニン
5. コートにすみれを
6. ホワット・アム・アイ・ヒア・フォー/コットンテイル
7. ウォーム・ヴァレイ
8. 昔はよかったね
Mary Paich (arr,p)
Conte Candoli (tp)
Jack Sheldon (tp)
Bob Enevoldsen(tb)
Bill Perkins(as)
Art Pepper(as)
Vince DeRosa(fr-h)
Victor Feldman(vib)
Russ Freeman(p)
Joe Mondragon(b)
Mel Lewis(ds)
リーダーのマーティ・ぺイチがアレンジャー兼ピアニストとして発表したものです。
何と言ってもこの盤が有名なのはズバリジャケット。
アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー | |
ワーナーミュージック・ジャパン | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
このジャケットから『お風呂』としてファンの間で語り継がれ、オリジナルのアナログ盤はとんでもない額をつけることもあるそうです。
確かにセクシーと言うか、カッコいいというか、良いジャケットですね。
そしてasのアート・ペッパーを始めとして、ウェストコーストジャズの名手を取りそろえていること。
特にぺイチはペッパーとうまが合うらしく、また今度紹介しますが一緒に『The Broadway Bit』等のアルバムを残しています。
アート・ペッパーは『Art Pepper Meets the Rhythm Section』というジャズの名盤中の名盤を残しています。
名曲「帰ってくれたらうれしいわ」が収録されているアルバムです
でも私には『~Rhythm~』よりも『お風呂』の方が好きですね。
曲調にも要因があるのでしょうが、ペッパーが楽しんで演奏しているように聴こえてならないんです。
だからでしょうか、『~Rhythm~』にはとんと手が伸びないです。
アルバム中で一番好きなのは実はペッパーではなく、2曲目のバラード「NO MORE」のtpだったりします。
ジャック・シェルドンの優しげな音を中心としたこの曲がスキですね。
NO MORE.mov
もちろんビッグバンドの醍醐味でもある、ペッパーやvibのヴィクター・フェルドマンのソロリレー、テンポのいい魅力的な「スイングしなけりゃ意味ないね」もおススメです。
MARTY PAICH-It Don't Mean A Thing.mov
またしっとりとした「コートにすみれを」のペッパーのソロも聴きごたえ十分。
ちなみに名曲「モーニン」も収録されていますが、やはり本家のジャズメッセジャーズ好きとしてはあまり受け入れられなかったかな・・・。
盤としてはジャケットがメジャーで、収録曲にあまりスポットが当たっていない印象の1枚ですが、これはおススメです。