ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

北条政子が静かに眠る 3番札所「安養院」

2009年11月22日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年11月22日(日)


「岩殿観音」の次にお参りしたのは、鎌倉にある3番札所「祇園山安養院」(通称田代観音)である。
鎌倉金沢街道脇にあり、この日最初に訪れた岩殿観音から2Kmほどのところだ。
JR鎌倉駅からも1Kmほどである。


きれいに手入れされた「安養院」の山門
安養院は北条政子の法号から取られたものとのこと。
ここでも拝観料100円を箱に納めて門を入る。
 

観音堂本堂
安養院は、長楽寺・善導寺・田代寺が統合されてできた寺で、本尊は阿弥陀如来。
田代寺にあった千手観音が安置されているところから「田代観音」と称される。
 

本堂の屋根は社殿造りにも似た重厚な造りである。


山門を入るとすぐ左側にそびえる樹齢700年の鎌倉市天然記念物の槇の大木。


本堂裏手には、国の重要文化財に指定されている、2基の石造宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。
左は安養院開基、また鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室「北条政子」の墓と伝えられる。
今でも供養の花が絶えない。
右は浄土宗名越派開祖尊観上人の墓と伝えられ、関東様式宝篋印塔の典型で、鎌倉に現存する最も古い塔、と記されている。
徳治三年(1308年)に建てられたもの。
 


北条政子に由来する寺だからであろうか、ここを訪れるのは女性が圧倒的に多いような気がする。
鎌倉時代に想いを馳せた寺でもあった。


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